2015年11月05日

「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック木構造編4(耐震構造2)

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は昨日の続きです。

当社が外壁下地材として耐力面材ダイライトを使っていますが、このダイライトを
標準的に使っている重要な理由があります。

「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック木構造編4(耐震構造2)

それは建物の劣化防止に繋がるからです。
建物の劣化防止は外壁や屋根などの直接外部に向いている場所だけでは
ありません。お部屋の内部にも劣化する場所があります。

もしかしたらなかなか目にみえない場所なので気づかないと外部よりも家にとって
深刻な問題になるかもしれません。

それは壁内結露による壁の中の劣化です。

壁内結露により湿気が壁内にたまり建物の躯体部分の柱を腐らした例
「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック木構造編4(耐震構造2)

もしこのように壁内が腐ってしまったら柱や土台などは家を支えるという本来の
力を発揮することが出来ず、もし大きめの地震が来たらここが弱点になり
家本体の倒壊に繋がりかねません。

前回ご紹介した長野県北部地震で被害にあった家などを見ても古い家などでは
それが原因と思われるような倒壊も確認できています。


では今回の壁内結露の劣化防止のためになぜ、ダイライトが有益かというと
ダイライトには他の耐力面材に比べて浸透性能が高いからです。

浸透性能とはすなわち壁内に発生してしまった、又は入ってしまった湿気を外部に
排出する性能です。
先程から言っている壁内結露が発生してしまった場合、その湿気を外部に排出します。

分かりづらいので前回と同様、論よりダイライトムービーを見てください。
「透湿性、耐久性」というところにわかりやすいメービーがあります。

論よりダイライトムービー

このムービーをご覧になっていただければわかると思いますが、
ダイライトは壁内結露による家の劣化を防止する優れた特性があります。

この事がナチュラルアスカの家がダイライトを標準的に採用している理由です。


でもナチュラルアスカの家の劣化対策はダイライトだけではありません。
断熱材のセルロースファイバーにも秘密があります。

ナチュラルアスカの家の標準スペック セルーロースファイバー断熱材については
断熱材の説明の時にしようと思います。

「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック木構造編4(耐震構造2)

富士市今泉






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