「家のプランニング(間取り)の進め方」9 展開図の重要性

ナチュラルアスカ

2017年01月07日 08:26

こんにちはアスカ工務店遠藤です。


昨日は「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書きました。


その中で各部屋を輪切りにして書く展開図で具体的に部屋のつくり
例えば窓の高さ、棚の高さ、洗面台などの設備の位置や高さ、ニッチなどの位置や大きさ
を図面上で確認できる事が重要だと書きました。

この作業がのちのち引っ越して実際に生活する時の間取りの使いやすさなどに
影響すると思います。

展開図の例をもう一つ書きます。

まずは1/50平面図



展開図は



展開図にする場所の平面図詳細図



ダイニング部分です。
このダイニングでのお施主様の希望はリビングから独立したいと言うことでした。

ダイニングは家族が食事を取る場所。
お子さんが女の子三人いらっしゃいますが、空間を広めにとり、リビングからドアを
挟んで別けました。
お客さんなどが急に来てもプライベートが保てるようにしたいという希望でした。

展開図1



実際の完成後の写真

キッチンとの境に収納用の引出を作りました。
入れるものに合わせて大きさを決めデザインはアンティーク調です。

キッチン部分はモザイクタイルで仕上げています。







展開図2



実際の完成後の写真

この棚などの収納部分はお子さんのライドセルや学校の物を入れる場所です。
女の子三人に別々の場所を決めてそこに収納する予定です。

棚の上にはご主人のパソコンえを置きにスライド式の棚はプリンターを置きます。
棚の奥に各コンセントを設置しています。





ななめから見ると全体がわかります。



このように展開図では特に造作家具などと関わりも分かりやすいです。

造作家具については家具詳細図が別に必要になります。
当社の場合、造作家具は費用を抑えるために現場での大工さん工事と
ドアや引出を造る家具やさんとの共同作業です。


家具詳細については別に書きます。

キッチンに入る床をモザイクタイルにしました。
お施主様奥様の発案です。

























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