性能向上リフォーム(富士市北松野)ホームインスペクション

ナチュラルアスカ

2017年02月06日 19:40

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「性能向上リフォーム(富士市北松野)」の話を書こうと思います。

まずは今の家の現状把握から

この工事は家の性能向上、具体的に言うと断熱性能と耐震性能を
上げるための工事なのでまずは現状の状態を見ます。

現状を見るためにはホームインスペクションを実施します。

「ホームインスペクション(住宅診断)とは、
住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、
また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、
おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。」
                  日本ホームインスペクション協会HPより


具体的にいうと床下や屋根裏にはいって家の状況を確認します。
今回は断熱性能と耐震性能を上げるので主に床断熱と天井断熱の現状をみました。

床下状態

床下はこんな感じで入ります。



床下状態はグラスウール断熱がかなり垂れ下がっていました。
この状態では断熱効果は期待できません。






天井裏は

こちらもグラスウール断熱材でした。
ところどころよれてしまっているのが気になります。







グラスウール断熱は劣化も確認できました。

壁は剥がさなければ見ることは出来ませんが、おそらくグラスウール断熱の50mmが
入っていると推定できます。 当時の基準がそうでしたから

今回の工事では断熱性能を向上させるため天井、壁、床とも断熱材を
交換します。

耐震については

筋交い等は壁の中なので天井に入ったおり筋交いの頭が見れるので確認しましたが
明らかに本数が足りませんでした。

今回の工事では筋交い補強します。

筋交いの頭




インスペクションで他の問題も見つけることが出来ました。
それは雨漏りです。


垂木(屋根を支える木)が雨漏りの為にシミが出来ていました。
茶色に変色したシミ



雨漏りは部屋に出てこない場合もあるので注意が必要です。













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