スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2015年02月27日

富士市鈴川で完成現場見学会を開催します(カーサカリーナ)

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

明日、明後日と当社では完成見学会を富士市鈴川で開催します。

完成現場見学会

今回の見学会の家は「カーサ カリーナ」 





カーサカリーナ イメージイラスト 

もともと「カーサ カリーナ」は「カーサプロジェクト」という住宅企画デザイン事務所が
開発した商品住宅に当社の「ナチュラルアスカの家」とコラボさして出来た家です。

今回は「カーサカリーナ」に住んだ時のイメージが湧くように内装の家具や雑貨も
家の中にセッティングしての見学会です。

家具や雑貨類は「ポタフルール」さんにコーディネートしていただきました。

見学会準備中はだいたい終わったようです







明日が楽しみです。







  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:54Comments(0)カーサカリーナ

2015年02月23日

家の熱がどんどん逃げていく真冬の怪とは?

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は家の断熱性にとってとても大事な事を書きたいと思います。

多少専門的な話になりますがわかりやすく書くつもりですので
家づくりの参考になればと思います。

まずこちらの写真を見てください。

これは冬のかなり冷え込んだ朝の写真です。

手前の車の窓や屋根にうっすら霜が付着しているので寒さが
想像できるのではないかと思います。

場所は当社の事務所の西側の壁です。
ですから静岡県の意外と温暖な地域ですね。





そして赤い丸の色が薄く白っぽい部分は比較的乾いていて、それとは違う一見
雨だれのように見える濃い色の部分は湿気を含んだ冷えた外気が壁にあたり結露した部分です。

結露とは

では、なぜこんな現象になったのでしょうか?
そして、この違いはどうしておこったのでしょうか?


まず、色の違いを起こしたのは壁の中の構造によります。
この色の薄い部分の下は何があるかというと?

柱や間柱、桁など木造構造の骨の部分です。
そしてその他の部分は断熱材が入っています。


一般的な木造構造





この写真は当社の他の現場ですが、柱や間柱、桁や梁などで成り立っています。

今回の写真の現象はまるでレントゲン写真のように構造部分が浮き上がりました。

柱や梁などがあるところは白く乾き、断熱材のある部分は結露して
濃い色になっています。


この現象が意味することは?

柱や梁の部分が結露しなかったということはこの部分は外気と温度が
あまり変わらなかっとということで、断熱材が入った部分が結露していると
いうことは外気と温度差があったということです。

言い方を変えれば断熱材の部分は家の中の熱を保っていますが、柱や梁の
部分はここから部屋の熱が漏れだしているということです。


熱が漏れだしているということは、断熱性が悪い為、部屋の中は温度差があり
寒く、その為暖房費がかかります。あまり省エネ化されていない家と言えます。

断熱構造の大事さを常日頃、唱えている当社としては自社の社屋が
そうなっていないと言えます。

お恥ずかしいですが、15年前にやっと建てた安普請事務所なのでご了承ください。
その失敗をお客様たちの家にはきっちり役立ててますから。(ちょっと調子良すぎるか?)


こまでの話をまとめると

木造の場合、構造の柱や梁など、断熱がない場所から部屋の中の
熱が外部に逃げやすくなっているということです。

(一般にこの部分を熱橋、熱の橋と書き熱が逃げやすい場所と定義しています)

熱橋とは

でも考えてみると、この構造は木造在来工法一般的に言えること。
木造であればどんな建物でもありえます。

次回はこの木造の構造の熱橋対策になる工法の話をします。
















  

Posted by ナチュラルアスカ at 13:45Comments(0)家の構造の話

2015年02月20日

富士宮市小泉「フレンドリー家族+犬のピースの理想の家」地鎮祭

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日の話ですが、富士宮市小泉で地鎮祭を行いました。







今回の地鎮祭はお施主様のご希望で仏式(お寺のお坊さんが地鎮祭を行う)で
開催いたしました。

普段、神式(神社の神主さんが地鎮祭を行う)の地鎮祭が多いので自分にとっては
久々で新鮮でした。

神式の場合はその地に住まわれる地の神様に工事の安全と許しを乞う意味がありますが
仏式の場合はそうゆう意味もありそうでしたが、土地の四方に御札を埋めたので
外部からの災いを防ぐ意味もあるのかもしれません。
(お坊さんに意味を確認すればよかったです。)



いずれにしても神式よりいくらか力強い感じの地鎮祭でした。
地の神様も鎮まり、外部からの災いも遮断されたと思います。

これから工期も4ヶ月ほどですがお施主様ご家族の理想を叶えるためにも
事故なくミスなく進めたいと思います。



この家の完成イメージパース





  

2015年02月18日

地震が発生した時に備えること

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

新聞を見ていて気になる記事がありましたので共有したいと思います。

それは2月16日付けの産経新聞「強い揺れの日本地図」タイトルで30年以内に
震度6弱以上の地震の揺れに見舞われるであろう確率の地域を
色分けさせた日本地図です。



こういう地図があるとまず自分が住んでいる地域が気になりますね。

静岡県はと?



あ、ありました。
なんと、水戸や徳島、高知につづいてワーストに近い66%。

水戸は4年前の東北の震災に近いからでしょうか?
徳島や高知の四国勢は南海東南海地震が近い?という理由か?
もちろん、静岡は東海地震ですね。
(これも言われ続けてもう何十年という気もしますが。)

別に自虐的や面白半分に言っているわけではなくてこれが現実かもしれません。

最近、私は長野県の白馬村堀之内の震度6弱の現場に行きましたが、
その災害の凄さを見て、日頃自分たちはその備えはあるか。
と思ったものでした。

長野北部地震のレポートはこちら

先日、地震の特集の話をラジオで聞きましたが地震が起きた時一番大事なことは
避難通路を知っていて、そこにちゃんと行けるかどうからしいです。

地震時はだれでもパクってしまうので、いざとなるとできそうなことでも
できなくなっってしまう。その為に大事なことは日頃の訓練。
案外、私もめんどくさがって参加しないですがとても大事だと思います。

そして、自分が普段建てている家にとって大事なことは、当たり前ですが
倒壊しないこと。
大きな地震が来てもしっかり自立して中の人を守ることですね。


11月22日発生 長野県北部地震  震度6弱  白馬村堀之内にて










  

Posted by ナチュラルアスカ at 20:29Comments(0)家の構造の話

2015年02月16日

長野県北部地震の復興が進んでいるという記事を見ました

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

久々のブログ更新。

さすが2月は28日しかないだけあって月日がすぎるのが早い。
2月も半分が過ぎました。

春の暖かさはまだ先ですが、油断しているとあっという間に過ぎてしまうのでしょうね。

ところで今日は個人的に嬉しい新聞記事がありましたので書きたいと思います。
それは以前このブログでも書きましたが去年の11月22日におこった長野県北部地震の
復興が進んでいるとういう記事です。

産経新聞2月13日記事より






私はこの震災には思い入れがあります。

それは震度6弱という揺れにもかかわらずあまりに被害が大きい気がして
現地の長野県白馬村堀之内地区に調査に行ったからです。

長野県北部地震現地調査レポート

当時の写真より





現地に行った11月24日の震災後の現場は写真以上にほんとに大変な状態でした。
あれだけの地震で死者が出なかったことがせめての幸いでしたが、
レポートでも書きましたが家の倒壊がすごかったです。

そして、この状態では当分の復興や村の再建も時間がかかるのかな?
と帰りの道すがら考えていました。

国道上にスキー場の看板が多かったので、今シーズンはスキー客も
敬遠するかと思いきや新聞の報道ではスキー客が戻ったのことで
自分事のように嬉しく感じました。


この現地調査では家を建てているものとしていろいろ考えさられた経験でした。

家は住む人にとって財産であり、憩いの場所です。

家の役割の第一条件は何があっても安心、安全でなければ
ならないなと強く感じました。

長野県白馬村の復興が進んで倒壊してしまった家々も建てなおされ
前の生活が早く戻ればと思います。



  

Posted by ナチュラルアスカ at 19:49Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2015年02月03日

将来までご家族の生活を想像した家づくり

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先月の終わりから不動産屋さんからの依頼で中古住宅の改修工事を御殿場で
しています。


御殿場市は富士市とは気温が違いますね。つい最近雪が降りました。
雪が降るとさすがに富士市から職人さんは来なくなり工事はストップします。

現場の隣の奥様が「ここは雪が降ったら来れないよ」と言われた意味が良く分かります。


改修工事の初めは外装内装の解体工事から始めます。
私たちが現場に入るときは不動産屋さんがこの家を買われて前の家主さんが
引っ越された後なので基本的に家の中はガランドウ。

解体工事屋さんは容赦なくリフォームする場所を壊していきます。





私も家をリフォームすることは仕事なので、その家に家主さんが住んでいて
工事する場合ももう引っ越されて工事する場合もなるべく効率よく壊し
収まりよく、見栄え良く大工さんなどに指示して工事を進めるのですが

前の家主さんが売った家を工事する場合は「どんな家族が住んでいたのかな?」
などとつい思いを巡らしてしまいます。

たまに前の家主さんが忘れたり、残されたであろう物がある場合があります。

それはもう古くて空気の抜けたサッカーボールや野球ボールだったりすると
「元気な男のお子さんがいたのかな?」と思ったり

お部屋の壁紙やカーテンがピンクや黄色の色だと「女のお子さんがいたのかな?」
と思ったりします。

今回の現場ではこのような手紙が出てきました。



ピンク色のおねえちゃんらしい手紙には「お母さん お父さんへ」と書いてあり
黄色の弟さんの手紙には「お母さんへ」と書いてありました。

失礼ながら中を見させていただくと日付は両方とも平成16年3月
今から11年前ですね。

当時中学3年の女の子と小学6年の男の子が卒業式にご両親に送ったようです。
押入れの布団シートの下にあったのでおそらく、置いていたのを忘れて残されていったのだと思います。

どのような事情があってこの家を売られたかは知りようもありませんが
この家が建てられてずっと最近までご家族の暖かい生活があったことが想像できますね。

私はご家族の家を建てていますが、今、オーナーさんたちの小さいお子さんたちが
大きくなって独立されてその先までも安心して住んでいただけるような家づくりをしていきたいなと
改めて思いました。

今度、不動産屋さんの担当者に会ったらこの家の家主さんが今どちらに住まわれているかを
聞いて、出来ればこの手紙をお返ししたいなと思っています。




お腹が空いているのか人懐っこくついて来る現場近くのノラ猫君? カイ猫君?













  

Posted by ナチュラルアスカ at 19:44Comments(0)家のリフォーム、リノベーション