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2014年12月26日

年末恒例当社オリジナルカレンダー配り

こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

私は年末は当社で建てててくれたオーナー様の家をカレンダーを持って
伺うのですが、昨日やっと全棟回ることができました。

遠方(焼津や熱海)のオーナー様は道が混むので12月初めの頃には回り始めます。

その他のオーナー様の家はなるべくお会いして近況の話も聞きたいので
土日に行きたいのですが、これから建てるお客様の接客もあるので
なかなか効率よく行きません。

お渡しするものは
恒例の全国の自然素材の家を建てている工務店の
オリジナルカレンダーと小さい子用ですがクリスマス定番の長靴お菓子です。



でもどうしても留守の家はあります。
玄関のドアに付けて帰ります。







約100件、近い家を回るのは大変ですが、メンテナンスの話も出ると思うので
なるべくお会いできればと思いって回っています。








  

Posted by ナチュラルアスカ at 18:53Comments(0)日常の出来事

2014年12月18日

富士市鈴川の「カーサカリーナ」の家に行きました


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

昨日ですが富士市鈴川の「カーサカリーナ」の家に行きました。






ここは2階なので丁度大工さんが天井を貼り終えて壁の下地材を貼り始めている所です。

天井材はパイン材の節あり。
構造の梁の上から貼ってあり天井が高くなっています。
パイン独特の香りもします。

丁度当社の断熱材「セルロースファイバー」の充填後なので
断熱がきいていて外の寒さは全然感じません。
大工さんも「この家はあったかい」と言っていました。

反対に外はうってかわって強風もありすごく寒い。





コーキング屋さん(ベランダや窓周りの防水工事をします)が寒そうにしていました。



外はとにかく寒い。
外の仕事は大変ですね。








  

Posted by ナチュラルアスカ at 19:53Comments(0)カーサカリーナ鈴川

2014年12月12日

富士宮市泉町の家では、お施主様立ち合い検査をしました。


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日ですが、今工事中の富士宮市泉町の家のお施主様立ち合い検査を
やっていただきました。





この日の立会はおもに家の中のスイッチ、コンセントの位置確認。

スイッチ、コンセントの位置はプランニングの打ち合わせ時に終わっていますが
今日は現場にて再度図面と照らし合わせての確認です。

図面上での打ち合わせではお施主様たちは何となくわかっていると思います。

ただ実際に現場で立ち会っていただくと微妙な位置関係や高さなどが
実感として分かりやすくなります。

一か所、一か所確認するので、時間はかかりますが、住んでから変更できない
所ですから大事な立ち合いですね。



外部ももう少し下地が終わりそうです。
だんだん見栄え良くなりますね。









  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:03Comments(0)ナチュラルアンティーク泉町

2014年12月10日

「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」7

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の7回目です。

1回目

2回目

3回目

4回目

5回目

6回目

今回で現地レポートは終了したいと思います。

長野北部地震の災害を新聞報道で知り、自分なりに疑問に思う事もあり
長野県の白馬村堀の内地区に行ってみようと11月24日に現地に行きました。

現地での印象は地震の規模は震度6弱でしたが、堀の内地区は
倒壊の家がほんとに多かったです。

確かに震度6弱は大地震だとは思いますが、私が以前経験した、東北の
3.11震災の後に発生した3.15富士宮地震 震度6強 も同じ直下型だと思いますが
家が倒壊したという話は聞いていません。

倒壊状況の遠景







倒壊の原因は現地を見た印象としては建物を支えている柱や梁をつなげている
補強金物が不足していたか?古い建物で腐れによって補強する機能を
失っていたかが考えらえます。

ただ気になるのは、そんなに古く感じない家も倒れているケースもあるので
木造住宅の構造には欠かせない筋違が少なかった可能性もあります。

後、現地の方の話ではこのあたりは地盤も悪いと言っていました。





ただ、どんな条件だろうと、地震時の家の役割は家が倒壊しないことです。
最低でも、住宅内に人が生存できる空間、動ける空間の確保が必要になります。

その為には急激な耐力低下を抑えて建物に粘りを持たせることと、衝撃で柱が折れないこと、
接合部が外れないことが重要となります。

今回の長野県北部地震の現地の視察をさせていただいて、建築の仕事をしている者として
考えさせられることがたくさんありました。

家にはいろいろな役割があります。
家族にとっての生活のしやすさや、健康的である事、憩いの場など
ただ一番大事なのは安全面だと思います。
まず、そのあたりを基軸にして、そこから健康面、機能面、デザイン面を
提案していく、家づくりをしたいと考えました。

そして最後になりましたが、11月24日の現地視察当日、心痛の中
倒壊した家を見学させてくださいという、災害時の私の空気の読めない厚かましいお願いにも
関わらづ、気持ちよく了解してくれたり、反対に地震の様子を説明していただいた
家主の皆さんには心から感謝したいと思うと同時に現地の早期復興がされることをお祈りしたいと思います。

帰りの諏訪湖サービスエリア







  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:51Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2014年12月08日

富士市中央町の「ナチュラル和モダンの家」の上棟をしました。


こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

先日ですが富士市中央町の「ナチュラル和モダンの家」の上棟
(家の骨組みを組む)をしました。






この日はとてもいい天気でまさに秋晴れ。
前の日が雨が降ったのでどうかな?と心配しましたが
晴れてくれて本当に良かったです。

お施主様との上棟式







当社の場合上棟式はお施主様と当社の職人さんや業者さんとの
顔合わせとして行っています。

家の建築工事はお施主様たちにとっては、一生に一度あるかの大事なイベントです。
自分たちが思い描く家がほんとに出来上がるのだろうか?と
日々気になることがたくさんあると思います。

そんな時、実際に工事に携わる職人さんの顔がわかれば安心されるでしょうし
工事中にいろいろ聞くことも気兼ねなくできると思います。

工事中も安心して進めれば、お施主様たちにとってきっといい家ができますね。






  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:59Comments(0)ナチュラル和モダン中央町

2014年12月06日

「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」6

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の6回目です。

1回目

2回目

3回目

4回目

5回目

今まで地震で倒れた家を見てきましたが、今日は地震がおきた長野県北部堀の内地区の
周辺の様子を見てみたいと思います。


家の倒壊と一緒に驚いたのがおそらくりんごの木だと思いますが木の枝が
折れていたことです。



木の枝はしなるから地震で揺れたぐらいでは折れないと思いますが
かなり太い所で折れていました。 地震の揺れの大きさを想像できます。

この報告の2回でも書きましたが、道路などのひび割れや陥没がありました。



被災地の中の道路です。
かなり、アスファルトが細かく割れています。



これはアスファルトが割れたというより動いて歩道の見切りから離れてしまいました。



下水管が隆起したのか?歩道が陥没したのか?



側溝があちこちで壊れていました。
見学させていただいた家の中には庭の池の水が無くなっていたところもありました。
(池の底がひび割れて水が抜けたか?)


でもこんなに家の倒壊が多い場所でほとんど損傷もなくたっている家もありました。



この写真をよく見ると、家の玄関前の石張りのアプローチ部分は大きく陥没していますし
ブロック塀が倒れています。
そして工事屋さんらしい電話かけている人の前の道路部分はかなり陥没しています。

おそらく、この家も地震時には相当揺れたと思いますが、ほとんど損害はなさそうです。
そして今まで見てきた倒壊した家との明らかな違いは比較的新しく、最近建てられたと
思われるとこです。

要するに新耐震基準の家です。

他の家と比べてほんとは倒壊しなかった理由は調べる必要があるとは思いますが、
現場で見る限りでは最近の新耐震基準の家は震度6弱では倒壊しなかったと
いえると思います。

次回は今回の長野県北部地震の堀の内地区の地震の様子を
自分なりにまとめてみようかと思います。












  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:13Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2014年12月05日

「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」5


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の5回目です。

1回目

2回目

3回目

4回目

今回は昨日の続き。
地震で家が押しつぶされる原因2から始めます。

昨日は柱と土台、柱と桁の結束が外れてしまって倒壊した理由を補強金物の
例を出しながらお話しました。

まずは倒壊した家の現地の写真より。



この写真をよく見ると柱がポッキリ折れてしまっていることが分かります。
(写真が小さくて分かりづらいかな?)
という事は柱にかなりの力がかかってしまったという事。

木造建築、特に在来木造建築工法というのは地震、台風などによる風など
外力はもちろん、家本来の荷重や家の家具などの荷重は
柱、桁、土台、基礎などが力を分担し合って家を支えています。
柱も一本の力というよりは何十本という柱が支えるのですが、
特に外力に対して大事な材料は「筋違」という材料です。

筋違とは



筋違とはご存じだとは思いますが、斜めに梁と土台をつなげて地震の力に対抗します。
この筋違を入れることによって、桁と柱、土台などを一体化させ地震などの力を
家全体に分散させて、力の集中を防ぎます。

今回、柱が何本も折れてしまったという事はもしかしたら(本数を数えてたわけでは
ないので)筋違が足りなかったかもしれません。

こうした場合、地震の力が弱い所に集中して柱などを何本も折ってしまったかも
しれません。

他に倒れた家を見ても腰砕けのように倒れているのは1階部分の
筋違が少なかったかもしれません。








新耐震基準の今の家は筋違はもちろん入れますが、構造用の外壁下地材を使って
点ではなく面として地震などの外力に抵抗します。

構造用外壁下地材



地震が起った時に家に求められる安全性は壊れないにこしたことはないですが、
まずは家が倒壊しないことが必須条件だと思います。

最低でも、中の人が無事でいられるという事です。
今回の家を見させていただいてそんなことを強く感じました。

次回は、この長野北部地震、堀の内地区の様子をもう少し見たいと思います。











  

Posted by ナチュラルアスカ at 12:31Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2014年12月04日

「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」4

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の4回目です。

1回目

2回目

3回目

今回は倒壊した家をよく観察してみようと思います。









倒壊した家の共通点は1階がグッシャとつぶれている事。
よくこの壊れ方で死者が出なかったなと思います。(不幸中の幸いですが)

何件か見させていただいた家の大半が1階の部分が完全に押しつぶされています。



家が押しつぶされる原因はいくつかあると思います。

一つは地震時に柱と桁、土台と柱の結束が弱く外れた事
今の新耐震基準ではこの部分は金物補強されています。

今回倒壊した家を見るとこの絶対外れてはいけない場所がことごとく外れています。


柱と桁の部分が外れています。


土台と柱が外れています。


この家に至っては柱から上がもぎ取られた様になっています。

原因はいろいろ考えられますが一番は補強用の金物がないか?機能しなかったかです。
新耐震基準ではこの部分は金物でガッチリ補強しますが、どうもそれが見当たらなかった?

新耐震基準の柱と土台との補強


新耐震基準では地震時特に力のかかる柱にはホールダウンという
ボルトを柱と土台だけでなく基礎から結束します。


その他の柱も補強金物で全て補強します。


柱と梁も補強金物で補強します。

でもその他の原因で補強金物が機能しない場合があります。

それは木材の腐りです。
シロアリや結露が原因で土台や柱が腐ってしまい、補強金物を止めているビスや釘が
きかなかったことが考えられます。


これは当社でリフォームした家のシロアリ被害の写真ですが
結露によっても柱や土台が腐ってしまう場合があります。

こうなってしまったらとても地震に対して耐えられない。

次回は地震で家が押しつぶされる原因2から始めます。

















  

Posted by ナチュラルアスカ at 16:08Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2014年12月02日

「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」3

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の3回目です。

昨日のブログでは地震の影響で通行止めの中を現地に着いた話をしました。
いよいよ白馬村堀の内地区に歩いて入りました。

一番近かった倒壊した家です。





いくら自分が興味があるからと言って地震で倒壊した家を許可なく見たり
写真を撮ったりするのは、被害を受けた家主さんにあまりにも失礼だと思い
まずは家主さんを探しました。

たまたまご主人と思しき人に声をかけると役所の方と思われる人と一緒で
話を聞くことができました。

地震の様子は感じてから家の倒壊までただ一瞬だったという事。
あえて言葉にすれば「グラ ガシャン」といいう感じだったらしく、地震がグラッときた瞬間には
家は倒れていたとおっしゃっていました。

この言葉に今回の地震の特徴があるかと思われます。

この地震はネット情報ですが糸魚川-静岡構造線断層帯の北側に位置する神城断層が震源地で
この断層が「逆断層型」というメカニズムで起ったらしいです。

逆断層型地震とは、両側からかかる圧力によって断層にひずみがたまり、
断層の片側が隆起することによって発生するらしく、テレビの中継で見ましたが
地面が巨大な力で押されて盛り上がっていました。
(シロウト考えで豆腐を両手でちじめるように押す感じか?)

そして運悪くその盛り上がりの上や、反対に歪んで下がった土地の上に建っていた家が
大きな被害にあったようでした。

家が倒れるまで一瞬だったという事は何となくわかるような気がします。

そういえば道路にもひび割れがたくさんありました。





家主さんに写真を撮ることと、敷地内を見せていただく事の許可をいただき
家の写真を撮らしていただきました。

お礼に会社から持ってきたトイレットペーパーを渡しましたがなんの
慰めにもならなかったと思います。

次回はもっと詳しく壊れた建物を見た話をしたいと思います。











  

Posted by ナチュラルアスカ at 18:26Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く

2014年12月01日

長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は前回「長野県北部地震、新聞報道に驚いて現地を見に行く」の2回目です。

11月24日の産経新聞の長野北部地震の記事を読んで衝撃と共に驚きを感じて、
実際の現場を見たくなり現地に向かいました。

ナビの現地までの所要時間は約5時間。
今、朝の9時なので単純に到着は午後2時ごろになります。
この時間であればまだ明るいので2時間ぐらいは現地を見て歩くことができると思いました。

長野へは30代の頃、よくスキーに行きましたが、せいぜい塩尻止まりだったので
白馬村へ車で行くのは初めてです。
ただ、まだ雪は降っていないので、よほどのことがない限り問題なく現地に着けるはずです。
まだ、何となく旅行気分で向かいました。

途中の精進湖道路





紅葉の盛りは過ぎていたのですが、まだ十分楽しめました。

諏訪湖SA



安曇野インターより高速を降りて大町方面に向かう。
まだまだ旅行気分。

少し驚いたことは長野県はガソリン代が高い。
静岡県ではリッター140円台もあるのに長野のガソリンスタンドはリッター160円台が多い。
「満タンにしてくれば良かった」と今頃後悔してもしょうがないですね。

後、車が国道なのに少ない。
たまたま休日なので少ないのか?   地方の過疎化なのか?

国道沿いの「りんご屋」という蕎麦屋で昼食をとる。
なぜ、りんご屋というのかは、隣にりんご屋さんがあったからだと思う。

家族でりんご屋と蕎麦屋を経営しているのか。





信州の蕎麦が食べたくて入ったのに、なぜか?メニューにラーメンが入っていたので、少しガッカリ。
ラーメンと蕎麦が同じスープだったらやだなと思っていたが
意外とおいしかった。

田舎だと蕎麦だけでは大変なのかな?と勝手な思いを巡らせながら隣のりんご屋さんに
会社の子たちにと買ったが、おいしいとかなり好評でした。




いよいよ、白馬村に入る。
街並みや景色が平穏でほんとに大地震が起ったのか疑いたくなるほどでした。




白馬村堀の内地区という新聞の地区名を頼りに向かおうとしますが、
この地区に入る道という道が全て通行止め。バリケードとガードマンや警察官が入り口を
ふさいでいました。

やはり危険で一般の人は入れないのかなと思い。迷いましたが
せっかくここまで来たし、何とか現場を見たいと思い、車をどこかに止めて徒歩で
入ろうとしました。

幸い、堀の内地区のはずれに、おそらくですが、冬季の雪の集積所のような広場があり
この場所に車を止めました。(駐車違反で切符を切られることをビクビクしながら)


徒歩で歩いて思いと景色は一変しました。
家の境のブロック塀は倒れ、道には深い地割れが、本当に大地震は起こったことが
分かりました。







続きは次回にします。






















  

Posted by ナチュラルアスカ at 14:27Comments(0)長野県北部地震の被害を見に行く