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2017年03月18日

「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」の二期工事進捗状況。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

久々のブログ投稿。
何かに集中するとそれしか見えなくなる癖がたびたび起こった結果です。
言い訳はそこそこに。

まずは今進行中の「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」の二期工事の様子から

一期工事が完了した後、二期工事にかかりました。
この工事の完了時の目的は「家の性能向上リフォーム」
特に上げたい性能は耐震性能と断熱性能、劣化対策。

まずは解体工事

家の耐震性能を上げるためにはいろいろ方法がありますが、今回は
既存の外壁を剥がし骨組み状態(スケルトン)にして、下地に耐震用の構造用合板を張ります。

既存の外壁はモルタルと言って壁の種類の中ではかなり重量があるため、これを剥がし家自体の
自重を軽くすることは地震時にかかる家への負荷を減らすため、これだけでも耐震化になります。





家の部屋側から断熱材を充填するので、内壁も全て撤去します。



外壁、内壁とも撤去完了しました。
骨組みになりいよいよ大工さんが入って内装を仕上げていきます。













  

2017年03月01日

三島市大宮町のリフォームは1期工事が完了しました

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

三島市大宮町の耐震性と断熱性の性能を上げるリフォームは1期工事が完了しました。

完成後は

リビングダイニング

ビフォアー

工事前は窓サッシュは単板ガラスのアルミ枠でしたが、アルミと樹脂の複合サッシュ、
Low-E 複層ガラス
に変更しました。
これで窓からの熱の出入りが制限されお部屋の温度環境が快適になると思います。





アフター

パインの床や腰壁の仕上げが心落ち着きます。







キッチン

ガスからIHクッキングヒーターに.変更。
収納も多めに取りました。

ビフォアー



アフター





トイレ、洗面所、お風呂

ビフォアー





アフター

洗面所は収納を多くしました。
トイレはタンクレスにお風呂は断熱性の高いユニットバスに寒い冬も
暖かく過ごせます。

トイレの隣には人寄せが多いのでお客さん用の手洗を作りました。












収納類

納戸
約3畳分を納戸にし収納を増やしました。



リビングの収納



これからいよいよ2期工事です。


























  

2017年02月21日

「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」仕上げ工事

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」の進捗状況を書こうかと思います。

室内壁仕上げ工事

工事はすでに完了している部分もありますが、左官屋さんが
室内の天井と壁を漆喰で塗っていました。







一般的に室内の天井や壁はビニールクロスなどで仕上げますが
当社の場合は漆喰や珪藻土で仕上げる場合が多いです。

その理由は漆喰や珪藻土は部屋の湿気を調整する調湿効果や生活していて
感じる臭いも取ってくれる効果があります。

それと漆喰などは通気性があるので当社の断熱材である壁内のセルロースファイバーの
調湿効果をビニールクロスと違って妨げない効果もあります。


外壁も左官屋さんが仕上げていきます。

外壁は塗壁で仕上げます。
左官仕上げは一般的にモルタルというセメント系の下地材に塗るため
ヒビが入りやすいと思われがちですが、当社の場合は、ダブル断熱工法
外張り断熱材に塗ることによりヒビ割れは入りにくくなっています。





仕上がると








  

2016年12月28日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)玄関ドア性能

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

築40年以上の三島市大宮町の家の性能向上リフォームのお施主様希望は
老朽化したキッチンやトイレ洗面などの設備の新規交換と既存の家の耐震性と
断熱性の向上です。

前回は既存の窓の性能の話を書きました。
そして冬の寒い空気、夏の熱い空気の侵入場所は窓以外に玄関ドアがあります。

玄関は人が通り常に開け閉めします。
その為空気の入れ替わりが激しい場所です。
そして空気と一緒に湿気も入りやすいので結露もしやすい場所です。

その為窓と同じくドアの性能も考慮する必要があります。

その注意点を主にサッシメーカーのカタログからの抜粋でまとめてみました。

ドアの断熱仕様はKなんとか?で比較することが出来ますが、ドアの構造による断熱性の違いで、
K4~K1.5で表されます。

リクシルのホームページより





アルミ仕様からK1.5高断熱仕様までK値が下がるほうが断熱性能が高いです。

ドアの構造内容は

一般 =標準枠+一般構造+合わせガラス
K4 =標準枠+断熱構造+複層ガラス
K3 =ドライ枠+断熱構造+複層ガラス
K2 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス
K1.5 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス(ガス入り)


K3~K1.5のドライ枠とは、
ドアのアルミ製の枠の部分を室内側と屋外側に分離し、
断熱樹脂によってつないだもので、枠の結露を大幅に抑えてくれるのだそうです。

主に採用している地域はメーカーのホームページには

K4  関東以南の比較的暖かい地域
K3  寒冷地をのぞく比較的寒い地域
K2  北海道や東北地方など寒冷地
K1.5   〃


と書いていました。

この中にアルミ枠については書いていなかったですがやはりアルミ枠は熱が
伝わりやすいく断熱性が低く結露もし易いので安価で採用はされやすいですが
玄関ドアの性能を考えた場合はメーカーも積極的ではないのかな?
と思いました。


最初書いたように玄関は人の出入りが激しく空気が常に入れ替わり
結露もしやすい場所なので断熱性を考慮して選ばれたほうがいいと思います。

後はドアのデザインかな。
好みのデザインのドアを選択されればと思います。

ネット上でリクシルのホームページ画像を人の着るものとして比較してある
面白い画像がありましたので載せておきます。















  

2016年12月25日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)窓を考える

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今、工事中の三島市大宮町の住宅性能向上リフォームでは
既存住宅の耐震性能、断熱性能を向上する工事をしています。

今日は窓についてです。

家の断熱性能を考えた場合、窓の性能を考えることはとても重要です。

一般的に一軒の住宅における熱損失の割合は、各部位の表面積とその部分の
熱の通りやすさで決まるいわれています。

窓・扉といった開口部は家全体の外皮(家の外に面した部分の面積)面積の25%程しかない場合でも
、熱の損失量は壁面の約2.5倍になっているそうです。

「新省エネ基準」に対応した一般的な木造住宅でも、開口部の熱の通りやすさは
壁面の10倍近くで、窓の断熱性能は他の部位に比べて極めて低いのです。

窓の断熱化を考えることは住宅の断熱化においてもっとも有効な方法です。

では三島市の家の窓の状態を見てみましょう。



今ではなつかしいアルミ製品の窓で硝子は単板(一枚)硝子です。

単板ガラスと複層ガラスでは明らかに断熱性能が違います。
複層ガラスの場合硝子と硝子の間に空気層があり夏冬の暑さ、寒さの
熱の侵入を抑制します。

下の写真の色の違いは夏など外が暑い場合の熱の侵入を赤外線カメラで
撮ったものです。単板ガラスの方が赤くなり熱の侵入多く許しています。



(日本は戦後の高度成長時代に大量の住宅を建てることを余儀なくされたため
日本の気候の高温多湿に対応するためにアルミサッシュの窓が爆発的に普及しました。
ただ、当時はその方向は間違っていなかったと思いますが、家の断熱環境を考えた場合は
寒い家は当たり前になってしまいました。
アルミサッシュを主流にした家は確か日本だけだと思います。)


今回の工事では窓はほぼ全交換になります。

採用した窓は

リクシルサーモスL






アルミと樹脂の複合で断熱性と耐候性両方の性能を供えています。

ピンク色の部分が樹脂部分でグレーの部分がアルミです。
アルミの部分で雨や湿気から家を守り、樹脂の部分で冷たい冷気や夏や高温の
侵入を防ぎ、結露しにくい構造になっています。



もちろん硝子はペアガラスのLow-E硝子。
Low-E硝子は遮熱型と断熱型がありやはり夏冬に暑さや寒さの侵入を制限します。



先にも言いましたが窓の性能が家の断熱性能に大きく影響します。

次回は窓以外の外壁の性能について書きたいと思います。














  

2016年12月23日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)外部仕様を調査する

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

性能向上リフォーム工事を進めている三島市大宮町の現場は床下、天井などの
箇所の検査の後、今度は間取りや内装工事のイメージを聞きます。

まずは現状から

外観は以前は店舗だったらしく家の正面には看板を付けるような
壁があります。






外壁は以前の家はみんなそうでしたが、モルタル下地塗装仕上げといって左官屋さんが
モルタルというセメントと砂を混ぜた材料で外壁を塗りました。

外壁の重量が重くなるモルタル下地塗装仕上げ構造



ただこの工法は、防火的にはいいのですが外壁部分が重たくなる傾向があります。
重たくなると耐震的に不利になるので、当社で新築時にも採用している
ダブル断熱工法を採用します。

この方法であれば外壁の重量をかなり軽くすることが出来ます

ダブル断熱工法





詳しくはこちら

屋根に関しては以前、重たい瓦仕様から軽いガルバニューム合板仕様にしてくれてますので
耐震性はかなり有利になっていると思います。

次回はもう少し外部仕様について見てみます。









  

2016年12月22日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)屋根裏検査

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も三島市大宮町の性能向上リフォームの現場です。
前回は床下の状態のレポートでした。

今回は屋根裏の状態を見たいと思います。
屋根裏のは押入れなどにある点検口から入ります。

屋根の構造は。
一般的な木造住宅なので桁の上に垂木や母屋、小屋束などで屋根を支えます。
このあたりは今も昔も変わりません。



屋根裏の移動は構造の梁や桁を歩きます。
万が一そこから踏み外すと天井に足を突っ込んでしまうので要注意です。

屋根部分の野地板とフェルトが見えます。フェルトとは防水紙です。



天井の断熱材がある所とない所があります。
この家は過去に増築をしているので増築している部分は天井断熱材がしてあります。
40年前の部分は断熱材がありませんでした。







そして断熱材の種類が違うのは、増築工事をした際、お施主様がご自身で
断熱材を入れたそうです。

検査後

天井の断熱状態で気になったのはやはり断熱材が入っていない所があることでした。

天井部分は断熱材がないと夏などは太陽の熱が直接部屋の中に入りますし
冬は反対に冷たい冷気が入ってきます。

夏の屋根の温度は場合によっては60℃以上にもなります。
過去の工事の屋根の温度分布が分かる赤外線写真より
一番温度が高い場所は63.8℃




このような状態ではいくらエアコンやストーブを駆使しても
なかなか快適温度にはならず、天井と床との温度差も出来てしまいます。

今回の工事では断熱材は充填し直すのでかなり温度環境は良くなります。












  

2016年12月21日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)床下検査

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

前回は家の性能向上するためのリフォームを計画工事するためには
今の家の現状を知ることが大事だと書きました。


その為にはインスペクションと言って住宅の設計・施工に詳しい専門家が、
住宅の劣化状況、欠陥の有無などを調べる必要があります。

築年数が経っている家はどうしても劣化が進んでいたり場合よっては白蟻被害が
住んでいる人が知らないうちに進んでいる場合があります。

そして今回の工事の依頼にある家の耐震性能を上げる場合は
インスペクションとは別に現状の耐震診断をする必要があります。

耐震診断については又書くとして今の家の現状を知るために
床下に入ってみました。

床下へ続く点検口から入ります。
やはり少し緊張しますね。
大きなゴキブリなど昆虫が出ることもあります。



入って気になったのは少し湿気が多いかな?
換気口がもう少し大きければと思いました。

ただ土台などの腐りなどはないようです。
ドライバーなどを刺しながら確認します。(腐っているとズブと入るか?柔らかい感触があります)



床下の構造は



やはりありました。

蟻道といって白蟻の巣兼通り道。
これがあると白蟻の駆除が必要になります。

幸い完全に食べられてはいないようです。
今回の工事は土台以外は全て交換するので、白蟻の被害が
土台以外であれば問題ないですが、万が一土台の被害がひどければ
交換工事が必要になります。





大引などを支えている束が倒れそうなのは気になりました。
今回の工事でこのあたりは交換するので問題ないです。



この家には床断熱材がないことがわかりました。
築40年以上なので当時はあまり断熱工事は力をいれていなかったかもしれません。
寒かったと思います。



床断熱材が入っている場所は最近リフォームした部屋です。
これなら問題ないですね。



今回の床下へ入らしていただいていろいろな事がわかりました。

次回は天井裏に入ります。













  

2016年12月20日

性能向上リフォーム(三島市大宮町)

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今年もいよいよ押し迫っってきました。
一週間なんてあっという間です。

毎年思いますが、このペースで今年も終わり正月で少しのんびりして又バタバタした
新年が始まるのでしょうね?

今日は住宅リフォームの中でも断熱性や耐震性など建物の性能を上げるリフォーム
「性能向上リフォーム」を着工したので、工事に並行してレポートしようと思います。

まずはお施主様から最初のご依頼は

「築40年以上の家を耐震性と断熱性を上げてリフォームしたい。」
というものでした。


具体的には古い家のほぼ骨組みだけを残し、耐震性や断熱性を高める工事の依頼です。
骨組みだけを残すのでスケルトン状態にすると言います。

こうゆう工事の場合まず最初にしなければならないことは現状の家の構造などの調査です。

古い家の場合、どうしても劣化や腐れなどの症状があります。
そのような家の症状をいろいろな検査によって確認します。

最近、既存住宅改修や中古住宅の売買などに関わる言葉でよく聞く言葉に
「インスペクション」という言葉があります。
直訳すると「調査、検査、視察、査察などを意味を持つ英単語。」になりますが
要は住宅の設計・施工に詳しい専門家が、住宅の劣化状況、欠陥の有無などを
診断する事。

「ホームインスペクション(住宅診断)」ともいいます。

最近中古住宅流通の新聞記事にインスペクションの事が書いてありました。





これは資格制度ですが、主な役割は「既存住宅の住宅のコンディションを把握し、
補修の必要性や方法についてアドバイスすること」です。

検査の項目はいろいろありますが、今回は主に耐震や断熱性、耐久性について
調べることが必要になります。

その方法で一番わかり易い方法は家の床下に入り床の断熱性や劣化の程度。
シロアリ被害があるかどうかの検査と天井裏に入り同じく断熱性能や劣化などの
状態を確認することです。

次回床下の状態の中を覗いてみたいと思います。

床下にはこんな装備で入ります。(写真は私です。)














  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:27Comments(0)性能向上リフォーム

2016年09月08日

断熱向上リフォームをしました4(富士市北松野)

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

日は以前工事した「断熱向上リフォーム」の完成後の効果を書こうと思います。

この話は最初から読まないとわかりづらいので以前のブログを載せます。

断熱向上リフォームをしました1(富士市北松野)

断熱向上リフォームをしました2(富士市北松野)

断熱向上リフォームをしました3(富士市北松野)

断熱向上リフォームを過去3回に分けて書きました。

この断熱工事の実際の効果はどうかというと、断熱材を入れたところと入れないところの
温度差を例に書こうかと思います。


まず、今回この工事でどのあたりに断熱材を入れたかというと吹抜けの天井部分です。



今回断熱材を入れてない場所を斜線で書いてみました。
斜線部分が断熱工事をしていなく、外壁面の部分です。



後の白い天井部分は断熱材を入れた部分です。
その部分を実際の写真と赤外線カメラでとった写真と比較してみます。
(赤色が濃い部分は温度が高く、黄色からブルーに変わっていくに従い温度は下がっていきます。)

写真①

同じ部分の写真ですが赤丸の部分は断熱材を新たに入れた場所なので
赤外線カメラのポイント温度は31.4℃ですが、新たに断熱材を入れていない部分は
34.5℃になっています。





写真②

この場所も断熱材を新たに入れた場所な32.2℃、入れていない場所は36.2℃です。





写真③ 

断熱入29.4℃ 入れていない部分34℃





写真④

断熱入29℃  入れていない部分34.6℃





断熱材を新たに入れた場所と入れない場所では4℃から5℃温度の差があることが
わかります。

この結果より断熱改修工事はお部屋の温度環境がかなり改善されたことがわかります。

そして、これは改修工事ですが、同じ断熱性能がある断熱材を新築工事時に
充填すればもっと効果的に快適な室内温度環境になると思います。
















  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:46Comments(0)性能向上リフォーム