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2017年03月30日

いつ家のプランニングをするか?


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

家づくりを進めるペースは人それぞれです。

建替やもうすでに土地を購入されている場合もそうですが、土地から購入して
家を建てる場合、お客様の仕事や子育て、どこに土地を買うかなどによって
違ってくる場合があります。

でもその時ひとつ問題になることがあります。それはいつ家のプランニングをするかです。



一般的には土地が決まってからその土地に合わせてプランニングします。
それも正しいし、私もその順番で進める場合があります。でもこれはお客様がご自分たちに
とって理想に近い土地を早い段階で見つけることが出来たときです。



土地探しにかかる時間は、買う場所によっても違いますが、お客様が土地にどれぐらい
こだわるかで、そしてそれは同時に建てる家にどれだけこだわるかでも変わってきます。
だれでもご自分たちにとっての理想的な家や間取りがあるからです。

間取りはイコール生活スタイルや過ごし方や大げさに言えば人生観による場合もあります。

これだけ大事な家のプランニングですから私の場合は土地が決まる前に土地探しと並行して
進めています。
それは住む方が一生過ごしたい空間と土地を早い段階で知っていただきマッチしたいからです。
そうすれば家の条件が決まるので土地も探しやすと思います。



そしてそれにはもう一つ大事なことがあります。

当たり前といえば当たり前ですが家のプランニングはご家族、特にご夫婦で進めることです。
お二人の気持ちが進む方向を同じにしないとお二人にとって理想的な家にはなりません。

よく家は奥様主導で進めるといいますが、それはご夫婦の家に関する方向性が決まり
詳細に関しては奥様が主導ということです。

土地が決まる前に、プランニングというと何か早計に感じますが、土地を決める前に
ご自分たちが建てたい家を知ることが大事だと思います。





  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:00Comments(0)家のプランニング(間取り)の進め方

2017年03月27日

活断層地震を考えると長野県白馬村の活断層地震の被害を思い出します。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は家の耐震の話をしようと思いましたが、活断層地震を考えると自分が2014年に
長野県白馬村の活断層地震の被害を目の当たりにしてひどく驚きショックを
うけたことを書こうと思います。

長野県神城断層地震(ながのけんかみしろだんそうじしん)

この地震が発生したのは2014年11月22日。
場所は北安曇郡白馬村を震源として発生したマグニチュード6.7の地震でした。
ちょうど勤労感謝の日と休日が重なって連休中だった気がします。

連休の最終日に長野県白馬村に行きました。

当時のレポート

現場の様子です。
住宅や納屋のような家が腰砕けのように倒れていました。








この地震は神城断層という活断層が動いた逆断層型地震でした。

断層地震とはネットより



日本の活断層




おそらく下から突き上げるような地震だったと思います。





当時を思い出すと地震現場の家は古い家が多かった気がします。
北国独特のしっかりした骨組みの家もありました。

なのにこれらの家はことごとく倒壊していました。

ひるがって考えた場合この活断層型の地震は静岡県でも起こる可能性は大です。
特に富士市や富士宮市は「富士川河口断層帯」という断層帯があり
南海、東南海、東海地震など海溝型地震と連動してこの断層が原因の大地震が
おこると言われています。



いずれにせよ、ここ30年ぐらいでこれらの震災級の地震がおきた場合
家をどのように担保させるかは大事ですね。











  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:25Comments(0)家の性能のはなし(耐震編)

2017年03月26日

「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」耐震工事のポイント

こんにちはアスカ工務店遠藤です。


今日は「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」より耐震工事に関わる部分を書こうと思います。


新築工事、リフォーム改修工事、リノベーション工事に関わらず工事の内容を
耐震などに重きをおいた場合、大事なことは「どのように家を補強するか?」です。

ただ基本は躯体である木造住宅であれば土台や柱や梁、桁などをどのように
補強するかです。

今回の三島市大宮町の家はとても幸いなことにこれら骨組みを残し壁などを剥がす工事に
なったので比較的やりやすい工事になりました。

骨組みだけ残った現場



耐震工事の基本はこれらの骨組みの柱、梁、桁、などをどのように緊結して地震に
対抗させるかになります。

そのために有効なのは金物補強です。
金物補強とは耐震金物で柱と梁や梁同士、桁と柱などをビスで緊結させます。







そして金物だけでなく構造用合板などを使って梁、柱などを一体化させる
補強法もあります。

この事例の構造用合板はダイケン「ダイライトMU」





この家の場合は制振装置も併用しました。



家の耐震化工事は断熱工事と並んで住むご家族の将来に向けて重要な工事です。
今回の工事はこの二つの工事を同時にやってくれました。

もう少し進めば家全体の仕上げ工事も見えてくると思います。












  

Posted by ナチュラルアスカ at 10:29Comments(0)性能向上リフォーム(三島市大宮町)

2017年03月25日

今日本は地震世紀に入っている

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「地震に強い家づくり」の話を書こうか思います。

まずはこのテーマの教科書にしている「地震に強い家づくり」中から




教科書では「地震の世紀がやってきた」と書いてあります。
2000年に入ってから大きな地震が世界的に増えてきたらしいです。

この本にも書いてありますがアメリカに世界の地震の観測をしている「USGS」という
調査会社があるそうです。

そのホームページの中に過去からの地震発生階数をグラフにしたものがあります。



この棒グラフは1900年から2008年までの大地震を表しています。
このブラフから言えることは2000年に入ってから巨大地震が世界的に増えていることが
わかります。

拡大すると



確かに地震は2000年頃から増えています。

この地震の中には1923年の関東大震災や1995年阪神淡路大震災、2011年
東日本大震災、2016年の熊本地震や鳥取地震も入っています。

昔の記録は技術的に今程高度でなく、乗っていない記録もあるかもしれません。
それにしても2000年からの地震の数は以前の数の20倍らしいです。

このデータから言えることは2000年より地震が頻発する世紀に入ったと言えます。

そしてこれもデータからですが、日本は世界の活火山の約7%があるそうです。

平成22年度版内閣府防災白書



後、マグニチュード以上の世界の地震のなんと20.5%が日本で発生しているらしいです。




これらのデータから日本は地震大国であり今は地震世紀に入っているいえます。

耐震に重きをおく家づくりを意識してすることが事がとても大切だと思います。










  

Posted by ナチュラルアスカ at 20:48Comments(0)家の性能のはなし(耐震編)

2017年03月24日

最近耳にする省エネ住宅「ベルス」評価とは?

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

住宅の省エネ住宅については国が力をいれて推進しています。

具体的には経済産業省が推進する「ZEH(ゼッチ)」や国土交通省が推進する
「ゼロ・エネルギー住宅」や「長期優良住宅」がそうですね。

最近良く耳にする言葉に「BELS」という言葉があります。
「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称で、「ベルス」と読みます。

BELSとは同じ計算法に則って住宅の一次エネルギー消費量を算定します。
消費者にとって、省エネ性能というモノサシで建物の「燃費」を横並びに比較できるメリットがあります。

家電品の省エネラベルと似たようなものです。



ネット情報より説明すると

BELSは、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン
(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つ。
新築と既存建物の双方を対象に、一次エネルギー消費量をもとにBELS実施機関が
省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。住宅性能評価・表示協会が
制度運営している。


となりますが、簡単に言えば

住宅(建物)の省エネ性能を第三者機関により客観的に共通の表示方法で審査し
分かりやすいように性能値を星の数によって表す認証制度となります。

その評価基準は
「一次エネルギー消費量の基準値からの削減率、一次エネルギー消費量基準や
外皮基準への適合可否」で表されます。

まだよく分かりづらいですが、超簡単に言えば審査して五つ星の多い家が消費エネルギーの
削減率が高い、要は省エネ住宅だといえます。


そしてこの審査は一軒一軒の家で実施します。

ちなみに当社の家は





実施してから二軒とも☆五つです。










  

Posted by ナチュラルアスカ at 07:40Comments(0)家の性能の話(断熱編)

2017年03月21日

今進行状況にある現場の見学をしてもらいました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

伊豆の国市北江間の現場は大工さんの工事が半分ほど終わっていました。
今日は施主様の希望もあり今進行状況にある現場の見学をしてもらいました。

当社の場合間取りの打ち合わせになるべく時間をかけてもらっています。

建築図面は我々建築士にとっては日常的に接していて
当然図面を見れば内容は理解できますが、家づくりが初めてのお施主様にとっては
分かりにくい場合があります。

なので間取りにはなるべく時間をとっていますが、それでも間取り図面と現場との
感じ方の違いがあると思いますので、希望により工事途中で現場を見学してもらっています。


家のプランニングについては過去のブログで1~12回で書いてますのでよければ
覗いてください。


家のプランニング(間取り)の進め方 家のプランニングの発想は家族の思いから

現場見学







後2ヶ月ほどで仕上がる予定です。

完成が楽しみです。





  

Posted by ナチュラルアスカ at 08:08Comments(0)伊豆国市北江間バイクガレージのある家

2017年03月19日

地震に強い家づくり

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

家を新築する場合やリフォームする場合、どうしてもクリアーにしておきたい事が
あります。 それは家の性能の話。


家の性能というといろいろあります。

私もこのブログの中でよく書きますが、

1.耐震性能 

2.断熱性能 

3.室内環境(換気、湿度、
ホルムアルデヒドなどのシックハウス対策 など) 

4.劣化対策(将来的なメンテナンスしやすさなど)


などがあります。
そしてよく話題にのることは、耐震性能や断熱性能ですね。

ただ、最近話題にのるこれらの性能は正直言いますが、私も含めて5年10年前は
言い方悪いですがなんとなく性能で家を建てていたと思います。


なんとなく性能とは何の基準もなく適当にやっていたのではありません。
基準はやはり「建築基準法」という法律。

この法律に則り家を建てていましたし、今も当然そうです。

ただ最近家づくりの環境が変わっています。
特に断熱性能に関してかなり明確な基準が出来ていました。

断熱性能では国の方で「長期優良住宅による断熱基準」、ZEH(ゼッチ基準)など。

ただ耐震性能に関しては大きな改正としては1986年の新耐震基準と2000年に
改正された金物補強や壁のバランスなどを考慮した2000年基準がありますが
その後大きな基準法の改正はないようです。

そしてこれらの建築基準法の改正ですが大地震が起こるたびに改正されています。
1981年は1978年の宮城沖地震、2000年基準は1995年阪神淡路大震災です。



住宅雑誌からとった熊本地震の写真



自分が現地に行ってとった長野地震の写真

でも最近の地震でとても大きな事件といってもいいくらいの大きくつらい地震が起きました。
ご存知の東日本大震災と熊本地震です。

でもこれらの震災級の地震がおきても建築基準法は大きな改正はされていません。
国も法律改正にはそれなりの基準はあると思いますが、あれだけの大きな被害が
あったので自衛の為にも耐震についてはなんらかの対策を立てなければ
ならないと感じました。

前置きが長くなりましたが耐震について書こうと思います。
そしてわかりやすくするために最近あるセミナーで手に入れた本を教科書にします。



地震に強い家づくり

内容を参考にしながら書きます。







  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:55Comments(0)家の性能のはなし(耐震編)

2017年03月18日

「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」の二期工事進捗状況。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

久々のブログ投稿。
何かに集中するとそれしか見えなくなる癖がたびたび起こった結果です。
言い訳はそこそこに。

まずは今進行中の「性能向上リフォーム(三島市大宮町)」の二期工事の様子から

一期工事が完了した後、二期工事にかかりました。
この工事の完了時の目的は「家の性能向上リフォーム」
特に上げたい性能は耐震性能と断熱性能、劣化対策。

まずは解体工事

家の耐震性能を上げるためにはいろいろ方法がありますが、今回は
既存の外壁を剥がし骨組み状態(スケルトン)にして、下地に耐震用の構造用合板を張ります。

既存の外壁はモルタルと言って壁の種類の中ではかなり重量があるため、これを剥がし家自体の
自重を軽くすることは地震時にかかる家への負荷を減らすため、これだけでも耐震化になります。





家の部屋側から断熱材を充填するので、内壁も全て撤去します。



外壁、内壁とも撤去完了しました。
骨組みになりいよいよ大工さんが入って内装を仕上げていきます。













  

2017年03月06日

性能向上リフォーム(富士市岩本)完成後 ビフォアー アフター2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は先日の続き、性能向上リフォーム(富士市岩本)完成後 ビフォアー アフターを
書きます。

一応前回までは

前回はキッチンのリフォームとリビングダイニングの2重サッシュのアフター部分を
書きましたが、今回はキッチン、リビングダイニングから廊下から洗面所、トイレへの
段差をなくしバリアフリーに変えた場所のビフォアー、アフターです。


キッチン、リビングダイニングから廊下へ

ビフォアー

キッチン、リビングダイニングから廊下に出る場所はドアしたに
沓摺がついていました。

沓摺りは廊下からの寒い空気を止める働きがあります。
ただ、最近はシックハウスを考え、お部屋を24時間換気を常とするので
沓摺を付けない場合が多いです。



アフター

今回の工事ではこの沓摺を取りました。



古いフローリングの上に新しいフローリングを重ね張りしました。

トイレ、洗面所入口も

ビフォアー





この部分は沓摺りの意味もありますが、特にトイレの入口は以前はスリッパを
ここでトイレ用と履き替える為にワザと5cmぐらいの段差を付けスリッパが
ぶつからないようにしていました。

ただ最近ではそれよりもバリアフリーにする意味で段差無しにしています。

アフター





後、収納についてのアフターは

食器棚とは別に電子レンジやトースター、パン焼き器などをまとめて置ける
造作家具(現場で大工さんが造る家具)を現場の寸法に合わせて造りました。



角度を変えるとゴミ箱置場や調味料入れなども別の造作家具で造りました。



後、勝手口を付けた部分を一部土間にしました。
この場所は、ご主人様が趣味で作っている採れたての土の付いた野菜を
仮に置くための場所です。



今回工事も無事完成しました。
又何か家のことでお困りありましたらお知らせください。

お施主様ご夫婦


























  

Posted by ナチュラルアスカ at 18:17Comments(0)家のリフォーム、リノベーション

2017年03月04日

性能向上リフォーム(富士市岩本)完成後 ビフォアー アフター

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

富士市岩本「性能向上リフォーム(富士市岩本)」の工事が完成したので
工事前、工事後でお知らせしたいと思います。


まずはお施主様の今回の工事に関するご要望を振り返ると

1.古くなったキッチンを交換したい。

2.今は子供たちも独立して夫婦二人のため奥様の家事のしやすさを優先して
 キッチンの間取り自体を変えたい。

3.キッチン、リビング、トイレ、洗面の床をバリアフリーにしたい。

4.キッチン、リビングは一番使う部屋なのでサッシュを2重サッシュにして
 断熱効果を上げたい。断熱効果を上げることで南面のリビングが夏の暑さで
 室温が上がる事を抑えたい。


でした。

もともとの現状は

昭和のキッチンにありがちな壁付タイプ
奥様は常にご家族と背中合わせに料理していました。



工事後です。

壁付きのI型キッチンからL型に変更。
作業スペースを広げ料理に必要な電子レンジやトースター、パン焼き器
などを窓側に近づけ手の届く場所に集約しました。



実際の調理用具などをセットすると



キッチンバックヤード部分です。



工事後です。



実際の調理用具などをセットすると

この部分は以前からお使いの食器棚と冷蔵庫を置きました。



リビングです。



工事後です。

夏の直射の太陽光と冬の熱の外への逃げ出しを緩和するために窓は全て
2重サッシュとしました。



生活してから




別の角度から



工事後



生活後は



後、床はキッチン、リビングダイニング、廊下、トイレ、洗面所は全て段差にない
バリアフリーにしました。

次回そのあたりお知らせします。



















  

Posted by ナチュラルアスカ at 08:56Comments(0)家のリフォーム、リノベーション