2012年04月04日
やり直しがきかない家づくりだから慎重に、
こんにちはアスカ工務店の遠藤です。
私は工務店をやっているのでいろいろなお客様とお話をします。
特にプランニングにはなるべく時間をかけ聞き取りをしてお客様たちの
理想的な家に少しでも近づけようとします。
でもお引渡しの後、その家に住まわれるのはお施主様です。
お引渡しが終わった後でも
「本当に、あの提案でよかったかな」
という思いは正直あります。
家づくりはご家族にとって将来幸せになる為の一生に一度あるかどうかの大事なイベントです。
そして、このイベントは残念ながらお試しや、やり直しがききません。
ですから家づくりにかかわる全てのハードル(資金計画、土地、建築業者、家のプランニング、)
を慎重にクリアーしていただきたいと思います。
今回、お施主様の声をご紹介します。
アスカ工務店・遠藤様、社員一同様
何時、お世話になっております。
早いもので、引っ越しより1年が経過いたしました。
遅くなりましが、「アスカ工務店について」と「住みごこち報告」をさせていただきます。
〈アスカ工務店について〉 アスカ工務店で良かったこと
・遠藤さんは裏表のない、真面目なユーザー目線の方でした。
・施主の要望やコストダウンにも、納得いくまで取り組んでもらえた。
・資金計画やマイホームを建てる以外のアドバイスもかなりして頂けた。
・プランニング~完成まで、困った時や分からない時の対応も、いつでも
相談できる点が助かりました。
・現場監督をはじめ、社員の方々も、いつも笑顔で接客して頂けた。
・アスカ社員以外の関係者、大工、左官屋、水道屋・・・家づくりに関わる全ての方々が、
完成するまでの間最後まで話を聞いて形にしてきれました。
〈住みごこち報告〉
・木のニオイはいいです。心が落ち着きます。(時間の経過と共に分からなくなりますが)
・無垢の床はヒンヤリしません。真冬の寒さを和らげてくれえます。
・無垢の床はフローリングには無い自然の感触を楽しめます。
・珪藻土塗壁はニオイを消してくれます。(次の日には殆ど残りません)
・珪藻土塗壁は汚れ、キズは付きやすいですが、色以外は塗りパターンと同化して、
意外と分かりにくいです。
・1番良かったところは、断熱。(外の騒音は殆ど聞こえません)
・雨音、風音もかなり分かりにくいです。(そのくらい家の中が静かです。)
・春と秋は何もいりません。薄着で1日中過ごせます。
・夏はエアコン27~28℃設定で、冷えたら扇風機のみで長時間いけます。
・冬はエアコン22~23℃程度。他は小さな電気ヒーター1台のみ。
・冬の結露は殆どないです。気にならない程度。
(冬場、夜中でも室温12~13℃(リビングはもっと高いです。))
・梅雨時の湿度も気にならないです。
・子供達が家にいるのが楽しいと言っています。(良く分かりませんが・・・)
〈補足・来客の声〉
・冬場など、家に入ると暖かい。床が冷たくないと言われています。
・家の中が静かだと。(隣は交通量の多い道路ですが)
・アレルギーの子供も何も気にならないと言われます。
・自然素材ばかりか、可愛いお家と言われています。
最後に、家は1年通して住んでみなければ良いも悪いも分からないかもしれません。
でも実際建てる前は展示場で見るだけですので、分からない事だらけでした。
アスカ工務店で建てて良かったと家族全員言っています。
それは単に、家の性能や価格だけでなく、遠藤さんのプランニングや他のスタッフの
方々と家の家族との関わり1つ1つが積み重なってマイホームが完成したことが
何よりも良かったからです。
土地探しから完成まで、本当にお世話になりました。
これからは、メンテナンスでいろいろアドバイスお願い致します。
2012.2.20 以上
お施主様手書きのお客様の声





私は工務店をやっているのでいろいろなお客様とお話をします。
特にプランニングにはなるべく時間をかけ聞き取りをしてお客様たちの
理想的な家に少しでも近づけようとします。
でもお引渡しの後、その家に住まわれるのはお施主様です。
お引渡しが終わった後でも
「本当に、あの提案でよかったかな」
という思いは正直あります。
家づくりはご家族にとって将来幸せになる為の一生に一度あるかどうかの大事なイベントです。
そして、このイベントは残念ながらお試しや、やり直しがききません。
ですから家づくりにかかわる全てのハードル(資金計画、土地、建築業者、家のプランニング、)
を慎重にクリアーしていただきたいと思います。
今回、お施主様の声をご紹介します。
アスカ工務店・遠藤様、社員一同様
何時、お世話になっております。
早いもので、引っ越しより1年が経過いたしました。
遅くなりましが、「アスカ工務店について」と「住みごこち報告」をさせていただきます。
〈アスカ工務店について〉 アスカ工務店で良かったこと
・遠藤さんは裏表のない、真面目なユーザー目線の方でした。
・施主の要望やコストダウンにも、納得いくまで取り組んでもらえた。
・資金計画やマイホームを建てる以外のアドバイスもかなりして頂けた。
・プランニング~完成まで、困った時や分からない時の対応も、いつでも
相談できる点が助かりました。
・現場監督をはじめ、社員の方々も、いつも笑顔で接客して頂けた。
・アスカ社員以外の関係者、大工、左官屋、水道屋・・・家づくりに関わる全ての方々が、
完成するまでの間最後まで話を聞いて形にしてきれました。
〈住みごこち報告〉
・木のニオイはいいです。心が落ち着きます。(時間の経過と共に分からなくなりますが)
・無垢の床はヒンヤリしません。真冬の寒さを和らげてくれえます。
・無垢の床はフローリングには無い自然の感触を楽しめます。
・珪藻土塗壁はニオイを消してくれます。(次の日には殆ど残りません)
・珪藻土塗壁は汚れ、キズは付きやすいですが、色以外は塗りパターンと同化して、
意外と分かりにくいです。
・1番良かったところは、断熱。(外の騒音は殆ど聞こえません)
・雨音、風音もかなり分かりにくいです。(そのくらい家の中が静かです。)
・春と秋は何もいりません。薄着で1日中過ごせます。
・夏はエアコン27~28℃設定で、冷えたら扇風機のみで長時間いけます。
・冬はエアコン22~23℃程度。他は小さな電気ヒーター1台のみ。
・冬の結露は殆どないです。気にならない程度。
(冬場、夜中でも室温12~13℃(リビングはもっと高いです。))
・梅雨時の湿度も気にならないです。
・子供達が家にいるのが楽しいと言っています。(良く分かりませんが・・・)
〈補足・来客の声〉
・冬場など、家に入ると暖かい。床が冷たくないと言われています。
・家の中が静かだと。(隣は交通量の多い道路ですが)
・アレルギーの子供も何も気にならないと言われます。
・自然素材ばかりか、可愛いお家と言われています。
最後に、家は1年通して住んでみなければ良いも悪いも分からないかもしれません。
でも実際建てる前は展示場で見るだけですので、分からない事だらけでした。
アスカ工務店で建てて良かったと家族全員言っています。
それは単に、家の性能や価格だけでなく、遠藤さんのプランニングや他のスタッフの
方々と家の家族との関わり1つ1つが積み重なってマイホームが完成したことが
何よりも良かったからです。
土地探しから完成まで、本当にお世話になりました。
これからは、メンテナンスでいろいろアドバイスお願い致します。
2012.2.20 以上
お施主様手書きのお客様の声





2012年02月17日
いい家を作るための強い意志と行動(お客様の声)
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
よく私は家は物ではないと当社の従業員や取引業者や職人さんたちに
事あるたびに言っています。
確かに家は、材料など物の集合体なので、それ自体は物です。
でも「ここに住んでもらう、ご家族が安全にそして将来幸せになってもらいたい」
という工事中の職人さんたちの魂が込められています。
そして何よりも「いい家がほしい」という、お施主様たちの強い意志と
それを実現させるための大変な行動力の結果がご家族にとっての家です。
それはもう単なる物ではないですね。
お引渡しが終わったお施主様の声をご紹介します。
富士市北松野 S様邸
完成した家を見て、想像以上の家が出来たと感謝しています。
完成するまではひとつひとつの事を確認したり、最初に思っていた事も後になって
変更をお願いしたりする事もあり、
アスカ工務店さんも大変だったと思います。
ですが、納得出来る家にと親切に対応してくれたと心からお礼を言いたいです。
家は一生物だと思うので、気になることがあれば、聞いたり、納得できるようにした方が
良いと感じました。
他社の完成見学会に行ったりもしましたが、参考になることはあっても、
アスカ工務店で“建てたい”という思いは変わりませんでした。
木の温かみやパイン材等、自分達が思い描いていた通りの材料を使っていたことも決め手になりました。
土地探し等、自分達で探したこと、苦労したものもありました。
予算の範囲内で“ここがいい”でも・・・。その繰り返しがありましたが、
やっとたどり着いた希望の土地。
建築中も細かい部分での確認を行ってくれ、少しづつ建っていく我が家。
外壁、内装を再確認してくれたりと満足のいく対応でした。
家を建てるにあたっては、まず、どのような家を建てたいのかだと思います。
個人個人、好み等違いますので、周りの人に“ここがいい”“あれがいい”も
聞くことは大事だと思いますが、自分が“こう”という意識は大事で、
プラン等考えるうちに、好みで選んだ事が変わっていく事もあるかもしれません。
でも締めて変更は後で後悔が生まれるかもしれませんので、
話をすることを大事にして欲しいです。
家は建つことを夢に思いながら、想像しながらだと思いますが、
実際は家が建って住み始めるとまた違った建築前とは違った感情等も出てきます。
やはり良かったと思えることが嬉しいのですが・・・。
ぜひ、アスカ工務店で建てることをお勧めします。
納得いくまで話をして、希望の家にしてください。
お施主様自筆のお手紙



家づくりは家族の歴史を刻むイベントだと思います。
大変な作業ですが、やり終えた後は自信もついて
ご家族の絆も強くなると思います。
よく私は家は物ではないと当社の従業員や取引業者や職人さんたちに
事あるたびに言っています。
確かに家は、材料など物の集合体なので、それ自体は物です。
でも「ここに住んでもらう、ご家族が安全にそして将来幸せになってもらいたい」
という工事中の職人さんたちの魂が込められています。
そして何よりも「いい家がほしい」という、お施主様たちの強い意志と
それを実現させるための大変な行動力の結果がご家族にとっての家です。
それはもう単なる物ではないですね。
お引渡しが終わったお施主様の声をご紹介します。
富士市北松野 S様邸
完成した家を見て、想像以上の家が出来たと感謝しています。
完成するまではひとつひとつの事を確認したり、最初に思っていた事も後になって
変更をお願いしたりする事もあり、
アスカ工務店さんも大変だったと思います。
ですが、納得出来る家にと親切に対応してくれたと心からお礼を言いたいです。
家は一生物だと思うので、気になることがあれば、聞いたり、納得できるようにした方が
良いと感じました。
他社の完成見学会に行ったりもしましたが、参考になることはあっても、
アスカ工務店で“建てたい”という思いは変わりませんでした。
木の温かみやパイン材等、自分達が思い描いていた通りの材料を使っていたことも決め手になりました。
土地探し等、自分達で探したこと、苦労したものもありました。
予算の範囲内で“ここがいい”でも・・・。その繰り返しがありましたが、
やっとたどり着いた希望の土地。
建築中も細かい部分での確認を行ってくれ、少しづつ建っていく我が家。
外壁、内装を再確認してくれたりと満足のいく対応でした。
家を建てるにあたっては、まず、どのような家を建てたいのかだと思います。
個人個人、好み等違いますので、周りの人に“ここがいい”“あれがいい”も
聞くことは大事だと思いますが、自分が“こう”という意識は大事で、
プラン等考えるうちに、好みで選んだ事が変わっていく事もあるかもしれません。
でも締めて変更は後で後悔が生まれるかもしれませんので、
話をすることを大事にして欲しいです。
家は建つことを夢に思いながら、想像しながらだと思いますが、
実際は家が建って住み始めるとまた違った建築前とは違った感情等も出てきます。
やはり良かったと思えることが嬉しいのですが・・・。
ぜひ、アスカ工務店で建てることをお勧めします。
納得いくまで話をして、希望の家にしてください。
お施主様自筆のお手紙



家づくりは家族の歴史を刻むイベントだと思います。
大変な作業ですが、やり終えた後は自信もついて
ご家族の絆も強くなると思います。
2012年02月10日
ご家族で家づくりを楽しむという事(お客様の声)
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は最近(去年11月)お引渡しを完了したお施主様より家づくりに関係する
メールをいただきましたのでお知らせしたいと思います。
今まで色々なお客様に接してきましたが、家づくりのきっかけはご家族によって
それぞれ違います。
だいたいはお子さんの就学に合わせて家づくりをされる方が多いですが、中には
お子さんの独立に合わせてや会社の定年、ご自身の独立などの第二の人生など。
いろいろな動機があります。
今回のお施主様はそのあたりや、家づくりを進めるにあたってのご自身が注意したことなどを
語っていただいているのでこれから家づくりをするご家族や、今進行中のご家族には
とても参考になると思い、公開させていただきました。
アスカ工務店様
新居に引っ越してから二月余り。ようやく暮らしも落ち着いてきたので、
遅れ馳せながらお手紙いたします。
これまでを振り返ってみたいと思いますが、家を建てようかと漠然と考え始めてから
竣工まで四年ぐらいかかりました。その間、住宅展示場や見学会も数多く行きましたが、
どこに建築をお願いするか決めるのは本当に難しかったです。
どの工務店やハウスメーカーの住宅も文句のつけようのない性能を謳っており、
どこが適当なのか、素人の私にはとても判断できるものではありませんでした。
それでも、ぼちぼち考えていく中で、いくつかの条件が固まっていきました。その条件は、
(1) 地元の工務店にお願いする。
(2) 木造にする。
(3) 調湿性のある材料を使った壁にする。
というものです。
(1)について、私も妻も、そうでない場合の建築を経験していますが、
その際、施工業者との意思疎通に難点を感じたことを共通の意見として持っていました。
全国的に有名な会社に誠意がないというわけではないのでしょうが、
どうしても、会社と施主の間に距離ができてしまうのでしょう。
その点、地元の工務店であれば、同じ地元民として親近感がありますし、
話がしやすいでしょうし、スピーディーに対応してくれるのではないかと思いました。
(2)について、これは私どもの好みです。一時期、ログハウスを建てようかとも考えました。
色々調べていく中でログハウス案は却下しましたが(断熱性能が現在の一般的な家に
比べて劣ると聞きました)、少々未練はありました。
それならばということで、私としては、壁全体を板張りにしたいと思いましたが、
これは妻の好みにより却下されました。
(3)についてですが、できるだけシンプルな構造の家がいいだろうと考えてのことです。
つまり、「ギミックの多いものは壊れやすい」という予断に基づいてみると
(あくまでも素人判断ですが)、壁の室内側を防湿シートで包みこんで換気扇で調湿するという
タイプの家は、換気扇という電気製品を一つ余分に使うことになりますし、外貼断熱の家は
、外壁の外に外壁をつくることになるようなので、その分複雑さが増します。
しかし、壁自体が調湿すれば、強制的に機械で調湿する必要はなくなりますし、
複雑な構造にしなくても壁体内結露しにくくなるだろうと考えたわけです。
となると、断熱材の種類が限定されることになりますが、調湿性のあるものとなると、
セルロースファイバーや羊毛系などが一般的なようでした。
そのような次第で候補となる業者は絞られてきましたが、それでもまだ、
どこに依頼するか決定打を見出せませんでした。
では、なぜアスカ工務店さんに決めたのかというと、アスカさんの出入業者さんの言葉が、
優柔不断な私たちの背中を押ししたのかなと思います。
私たちが初めてアスカさんの見学会に行ったときのことです。
駐車場係をしていた出入業者さんが、「僕はここの社員でもなんでもないですけど、
ここはいいですよ。お勧めです」と話しかけてくれました。口コミ情報は、一般的に
あまり信頼性の高いものだとは思えませんが、特別な内部事情を知ったような、
得した気分になるものなんでしょうね。しかも、業界の方が言うんだから間違いあるまい!
とまあ、こんな調子でアスカさんへの信頼感は揺るぎないものとなり、
何となくアスカさんにお願いしようという流れになっていきました。
そして、足繁く見学会に通っているうちに、「ぼちぼち潮時か」と思い
プランニングをお願いすることになりました。
それからは、週に一回、あるいは二週に一回くらいの頻度で打合せを重ねましたが、
何しろ妻が「じっくり考える」というか「じっくり迷う」人なので、牛歩の如き進み具合になってしまいました。
でも、そんな私たちにも、急かすことなく辛抱強くお付き合いいただき有難うございました。また、最初は大人しく打合せに付き合っていた娘が、段々慣れてくるにつれて、社長さんや清水さんになれなれしくまとわりつくようになりましたが、仲良くしてくれて有難うございました。
こうして、ついに家が建ってしまいました(家を持っていることが、未だに非現実的に感じられます)。
あれやこれや迷っている時間も楽しいものでしたから、もう少し遅く建ててもよかったのですが、
これも「時機」ということなのでしょう。特に後悔はありません。
住み始めて二ヶ月経っての感想ですが、特に不満はありません。
木の香はやはりいいものですし、パインの無垢材や珪藻土の塗り壁も
目に良いと言うといいでしょうか。
特に、朝日が部屋に差し込んできたときの床や壁はとても素晴らしい表情をします。
この風合は、ビニールクロスや合板では出ないんじゃないでしょうか。
一つ問題を挙げるなら「寒さ」でした(解決済)。
とはいえ、これは強調しておきますが、家の性能の問題ではありません。
むしろ、低めの室温でも不思議と寒さが柔らかく感じられるのですが、
これは家の性能のお蔭でしょう。
私たちの家は、もともと敷地南側の隣家がかなり近接しているので、
朝夕しか日が差し込みません。また、広い空間が欲しかったので、
家の中の仕切りが少なくなっています。
したがって、ある程度の寒さにはなるだろうと覚悟していました。
実際に住んでみると、やはりスペースがオープン過ぎて暖房効率が悪いと思いましたので、
最近、一部カーテンで間仕切りしました。そうしたところ、見違えるように暖房が効くようになりました。
それほど寒くない日なら、二十畳以上のスペースが小さなヒーター一つで十分間に合っています。
以上が、現在までの顛末となります。これから家を建てようという方の
参考になる点が少しでもあれば幸いです。あと、私たちはオプション工事をかなり頼んだと思いますが、
予想以上に安く上がったことを付け加えておきます。
最後になりましたが、社長さんはじめスタッフの皆様、
長々と私たちの家づくりにお付き合いいただき本当に有難うございました。
家を建てる過程は、本当に楽しいものでした。
じゃあ、もう一軒!と、はしご酒のようにはいかないところが残念ですが、これからも何かありましたら、
よろしくお願いします。頼りにしています。貴社のますますのご発展を念じつつ、筆を擱きます。



家づくりは家族の歴史を刻むイベントだと思います。
進めていくと、悩みは多いですが楽しく、そして完成しても、思い出に残るような
家づくりになってもらうといいですね。
今日は最近(去年11月)お引渡しを完了したお施主様より家づくりに関係する
メールをいただきましたのでお知らせしたいと思います。
今まで色々なお客様に接してきましたが、家づくりのきっかけはご家族によって
それぞれ違います。
だいたいはお子さんの就学に合わせて家づくりをされる方が多いですが、中には
お子さんの独立に合わせてや会社の定年、ご自身の独立などの第二の人生など。
いろいろな動機があります。
今回のお施主様はそのあたりや、家づくりを進めるにあたってのご自身が注意したことなどを
語っていただいているのでこれから家づくりをするご家族や、今進行中のご家族には
とても参考になると思い、公開させていただきました。
アスカ工務店様
新居に引っ越してから二月余り。ようやく暮らしも落ち着いてきたので、
遅れ馳せながらお手紙いたします。
これまでを振り返ってみたいと思いますが、家を建てようかと漠然と考え始めてから
竣工まで四年ぐらいかかりました。その間、住宅展示場や見学会も数多く行きましたが、
どこに建築をお願いするか決めるのは本当に難しかったです。
どの工務店やハウスメーカーの住宅も文句のつけようのない性能を謳っており、
どこが適当なのか、素人の私にはとても判断できるものではありませんでした。
それでも、ぼちぼち考えていく中で、いくつかの条件が固まっていきました。その条件は、
(1) 地元の工務店にお願いする。
(2) 木造にする。
(3) 調湿性のある材料を使った壁にする。
というものです。
(1)について、私も妻も、そうでない場合の建築を経験していますが、
その際、施工業者との意思疎通に難点を感じたことを共通の意見として持っていました。
全国的に有名な会社に誠意がないというわけではないのでしょうが、
どうしても、会社と施主の間に距離ができてしまうのでしょう。
その点、地元の工務店であれば、同じ地元民として親近感がありますし、
話がしやすいでしょうし、スピーディーに対応してくれるのではないかと思いました。
(2)について、これは私どもの好みです。一時期、ログハウスを建てようかとも考えました。
色々調べていく中でログハウス案は却下しましたが(断熱性能が現在の一般的な家に
比べて劣ると聞きました)、少々未練はありました。
それならばということで、私としては、壁全体を板張りにしたいと思いましたが、
これは妻の好みにより却下されました。
(3)についてですが、できるだけシンプルな構造の家がいいだろうと考えてのことです。
つまり、「ギミックの多いものは壊れやすい」という予断に基づいてみると
(あくまでも素人判断ですが)、壁の室内側を防湿シートで包みこんで換気扇で調湿するという
タイプの家は、換気扇という電気製品を一つ余分に使うことになりますし、外貼断熱の家は
、外壁の外に外壁をつくることになるようなので、その分複雑さが増します。
しかし、壁自体が調湿すれば、強制的に機械で調湿する必要はなくなりますし、
複雑な構造にしなくても壁体内結露しにくくなるだろうと考えたわけです。
となると、断熱材の種類が限定されることになりますが、調湿性のあるものとなると、
セルロースファイバーや羊毛系などが一般的なようでした。
そのような次第で候補となる業者は絞られてきましたが、それでもまだ、
どこに依頼するか決定打を見出せませんでした。
では、なぜアスカ工務店さんに決めたのかというと、アスカさんの出入業者さんの言葉が、
優柔不断な私たちの背中を押ししたのかなと思います。
私たちが初めてアスカさんの見学会に行ったときのことです。
駐車場係をしていた出入業者さんが、「僕はここの社員でもなんでもないですけど、
ここはいいですよ。お勧めです」と話しかけてくれました。口コミ情報は、一般的に
あまり信頼性の高いものだとは思えませんが、特別な内部事情を知ったような、
得した気分になるものなんでしょうね。しかも、業界の方が言うんだから間違いあるまい!
とまあ、こんな調子でアスカさんへの信頼感は揺るぎないものとなり、
何となくアスカさんにお願いしようという流れになっていきました。
そして、足繁く見学会に通っているうちに、「ぼちぼち潮時か」と思い
プランニングをお願いすることになりました。
それからは、週に一回、あるいは二週に一回くらいの頻度で打合せを重ねましたが、
何しろ妻が「じっくり考える」というか「じっくり迷う」人なので、牛歩の如き進み具合になってしまいました。
でも、そんな私たちにも、急かすことなく辛抱強くお付き合いいただき有難うございました。また、最初は大人しく打合せに付き合っていた娘が、段々慣れてくるにつれて、社長さんや清水さんになれなれしくまとわりつくようになりましたが、仲良くしてくれて有難うございました。
こうして、ついに家が建ってしまいました(家を持っていることが、未だに非現実的に感じられます)。
あれやこれや迷っている時間も楽しいものでしたから、もう少し遅く建ててもよかったのですが、
これも「時機」ということなのでしょう。特に後悔はありません。
住み始めて二ヶ月経っての感想ですが、特に不満はありません。
木の香はやはりいいものですし、パインの無垢材や珪藻土の塗り壁も
目に良いと言うといいでしょうか。
特に、朝日が部屋に差し込んできたときの床や壁はとても素晴らしい表情をします。
この風合は、ビニールクロスや合板では出ないんじゃないでしょうか。
一つ問題を挙げるなら「寒さ」でした(解決済)。
とはいえ、これは強調しておきますが、家の性能の問題ではありません。
むしろ、低めの室温でも不思議と寒さが柔らかく感じられるのですが、
これは家の性能のお蔭でしょう。
私たちの家は、もともと敷地南側の隣家がかなり近接しているので、
朝夕しか日が差し込みません。また、広い空間が欲しかったので、
家の中の仕切りが少なくなっています。
したがって、ある程度の寒さにはなるだろうと覚悟していました。
実際に住んでみると、やはりスペースがオープン過ぎて暖房効率が悪いと思いましたので、
最近、一部カーテンで間仕切りしました。そうしたところ、見違えるように暖房が効くようになりました。
それほど寒くない日なら、二十畳以上のスペースが小さなヒーター一つで十分間に合っています。
以上が、現在までの顛末となります。これから家を建てようという方の
参考になる点が少しでもあれば幸いです。あと、私たちはオプション工事をかなり頼んだと思いますが、
予想以上に安く上がったことを付け加えておきます。
最後になりましたが、社長さんはじめスタッフの皆様、
長々と私たちの家づくりにお付き合いいただき本当に有難うございました。
家を建てる過程は、本当に楽しいものでした。
じゃあ、もう一軒!と、はしご酒のようにはいかないところが残念ですが、これからも何かありましたら、
よろしくお願いします。頼りにしています。貴社のますますのご発展を念じつつ、筆を擱きます。



家づくりは家族の歴史を刻むイベントだと思います。
進めていくと、悩みは多いですが楽しく、そして完成しても、思い出に残るような
家づくりになってもらうといいですね。