2015年10月22日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック木構造編
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
10月もはや後半、月日が経つのは早いものです。
今、私はもう50歳を過ぎたので健康維持のために朝ウォーキングをしています。
そろそろ朝起きるのが寒く辛くなってきました。
まだ、長袖Tシャツ1枚で歩いていますが、これからはもっと厚着になっていくと思います。
ひと冬越えることができるのか?
さて、今日は「これからの家に求められる大事な性能とは?」というテーマの中のスペック編の
2回目家の構造の「木造在来工法」の話をしたいと思います。
では最初になぜ「ナチュラルアスカの家」は木造在来工法なのか?
建物の構造には木造在来工法をはじめ、ツーバイフォー構造、鉄骨造、RC(コンクリート構造)
などがあります。
ただ、これらの構造を決めるためにはまずは規模的な意味があります。
一般的にビルや大きな公共の建物は鉄骨造やコンクリート構造の建物が多いです。


それは、大空間がつくれる事と階数を高くすることができるからです。
たくさんの不特定多数の人が利用するこれらの建物は鉄骨造やコンクリート造が適しています。
では住宅の場合はどうかというと、1階に広い部屋や駐車場がほしいとか、
4階以上欲しい場合は鉄骨造やコンクリート造にします。
後は意匠性、デザイン的な理由や建てる人の個人的な好みもありますね。
そして、コスト的な理由もあります。
鉄骨造やコンクリート造は使う材料や施工の仕方が木構造に比べてどうしても
高くなりがちです。
大きなマンションなら面積が広いだけ坪単価は下がりますが、住宅となると
同じ機能を考えた場合木造在来工法よりはどうしても割高になります。
では同じ木造の仲間のツーバイフォーならいいかというと、基本的には
住宅にも適しているしコスト的にも問題ないと思います。
ただ当社の場合はツーバイ工法を推奨してはいませんし、施工していません。
その理由は、木造在来工法は日本の気候に一番適していると思うからです。
木造在来工法とは日本の古来からある伝統的な工法です。
日本古来からの建築工法とは神社、仏閣などが代表されますが、最近の住宅などの
建物はその構造をもっと簡素化しながらも耐震性をあげる工夫がされています。

基本的に基礎から上には材木である、土台、柱、梁、筋交、小屋組などで
構成され、耐震性を上げるために筋交いはもちろん、構造用合板や補強金物で
補強されています。
木造在来工法の基本的な構造

最近では制振装置や免震装置などを付ける場合もあります。
(これらについては別の機会に説明します。)
木造在来工法は日本古来の神社、仏閣が培ってきた技術を踏襲しています。
日本の気候は高温多湿、(最近は熱中症になるぐらい高温ですが)春の長雨
梅雨、夏の台風、秋の長雨、など 建物にとってはあまりいい条件ではありません。
そして、地震が多く、何十年に一回、何百年に一回の大震災。
日本の住宅はこの辺りの過去の試練を乗り越えて来ました。
そして、もちろん大震災対策も重要ですが、でもこれらの良くない
条件の中でも一番実生活に影響する問題は、日本の気候、高温多湿対策では
ないかと思います。
高温多湿という日本の気候の条件の中でいかに家を長持ちさせ、傷めないかが住宅を
建てる上で重要なことだと思います。
今日は当社のナチュラルアスカの家の木構造のスペック(仕様)を書こうとして
その前段階の「住宅の構造」の話が長くなりました。
次回この続きを書きます。

富士市中里
10月もはや後半、月日が経つのは早いものです。
今、私はもう50歳を過ぎたので健康維持のために朝ウォーキングをしています。
そろそろ朝起きるのが寒く辛くなってきました。
まだ、長袖Tシャツ1枚で歩いていますが、これからはもっと厚着になっていくと思います。
ひと冬越えることができるのか?
さて、今日は「これからの家に求められる大事な性能とは?」というテーマの中のスペック編の
2回目家の構造の「木造在来工法」の話をしたいと思います。
では最初になぜ「ナチュラルアスカの家」は木造在来工法なのか?
建物の構造には木造在来工法をはじめ、ツーバイフォー構造、鉄骨造、RC(コンクリート構造)
などがあります。
ただ、これらの構造を決めるためにはまずは規模的な意味があります。
一般的にビルや大きな公共の建物は鉄骨造やコンクリート構造の建物が多いです。


それは、大空間がつくれる事と階数を高くすることができるからです。
たくさんの不特定多数の人が利用するこれらの建物は鉄骨造やコンクリート造が適しています。
では住宅の場合はどうかというと、1階に広い部屋や駐車場がほしいとか、
4階以上欲しい場合は鉄骨造やコンクリート造にします。
後は意匠性、デザイン的な理由や建てる人の個人的な好みもありますね。
そして、コスト的な理由もあります。
鉄骨造やコンクリート造は使う材料や施工の仕方が木構造に比べてどうしても
高くなりがちです。
大きなマンションなら面積が広いだけ坪単価は下がりますが、住宅となると
同じ機能を考えた場合木造在来工法よりはどうしても割高になります。
では同じ木造の仲間のツーバイフォーならいいかというと、基本的には
住宅にも適しているしコスト的にも問題ないと思います。
ただ当社の場合はツーバイ工法を推奨してはいませんし、施工していません。
その理由は、木造在来工法は日本の気候に一番適していると思うからです。
木造在来工法とは日本の古来からある伝統的な工法です。
日本古来からの建築工法とは神社、仏閣などが代表されますが、最近の住宅などの
建物はその構造をもっと簡素化しながらも耐震性をあげる工夫がされています。

基本的に基礎から上には材木である、土台、柱、梁、筋交、小屋組などで
構成され、耐震性を上げるために筋交いはもちろん、構造用合板や補強金物で
補強されています。
木造在来工法の基本的な構造

最近では制振装置や免震装置などを付ける場合もあります。
(これらについては別の機会に説明します。)
木造在来工法は日本古来の神社、仏閣が培ってきた技術を踏襲しています。
日本の気候は高温多湿、(最近は熱中症になるぐらい高温ですが)春の長雨
梅雨、夏の台風、秋の長雨、など 建物にとってはあまりいい条件ではありません。
そして、地震が多く、何十年に一回、何百年に一回の大震災。
日本の住宅はこの辺りの過去の試練を乗り越えて来ました。
そして、もちろん大震災対策も重要ですが、でもこれらの良くない
条件の中でも一番実生活に影響する問題は、日本の気候、高温多湿対策では
ないかと思います。
高温多湿という日本の気候の条件の中でいかに家を長持ちさせ、傷めないかが住宅を
建てる上で重要なことだと思います。
今日は当社のナチュラルアスカの家の木構造のスペック(仕様)を書こうとして
その前段階の「住宅の構造」の話が長くなりました。
次回この続きを書きます。

富士市中里
2015年10月17日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」基本スペック地盤調査、基礎編
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
「これからの家に求められる大事な性能とは?」というテーマで
いろいろ書いてます。
自分としては、2020年に義務化される「改正省エネ住宅」へ向けての
家の性能を「これから家に求められる大事な性能」と位置づけて
考えようと思ってましたが、それと同時に当社のナチュラルアスカの家の
基本スペックもお知らせしようと思います。
基本スペックとは基礎や躯体などから内装や設備など家の内容です。
この内容は当社ホームページや請求される資料の中で公開されていますが
確認の意味でお知らせします。
まずは基本スペック(仕様)の意義とは
選ぶ工法や素材としては一般的に標準的で、住宅を構成する各要素として、
性能とコストのバランスを考えて吟味しました。
地盤調査

地盤調査はスウェーデン式サウンディング方式という工法で全棟行います。
この調査は土地に直径3cmほどの先が尖った鉄の棒を挿し、その鉄の棒を
ゆっくり機械が押していきその抵抗値で地盤の硬さや性質を調べます。
地盤の強度は家を建ててから安心して住むために重要な所です。
地盤調査の結果によっては地盤改良工事が必要になります。
基礎工事
基礎工事は文字通り家の基礎です。
その強度と施工精度によって家の強さが決まるといっても過言では
ありません。

基礎工事でもっとも大事な工程が鉄筋工事です。
鉄筋は住宅基礎の場合9mmと13mmの太さの物を使うように
建築基準法にて組み方の決まりがあります。
当社の場合は写真のように13mmの太さの鉄筋のみを使い、
土間の部分、立ち上がりの部分とも20cm間隔で鉄筋を組みます。
一般的な基礎鉄筋(建築基準法通り)


鉄筋が組み上がったところで検査(当社の場合JIO)を受けます。

コンクリート打設


検査に合格した後、コンクリートを打設します。
下の写真は立ち上がりの部分に埋め込むアンカーボルト
これにも決まりがあります。


コンクリートが固まって型枠を外した後、出来上がりの寸法を測ります。

基礎が完成するといよいよ上棟(家の骨組みを組む)です。

富士市今泉
「これからの家に求められる大事な性能とは?」というテーマで
いろいろ書いてます。
自分としては、2020年に義務化される「改正省エネ住宅」へ向けての
家の性能を「これから家に求められる大事な性能」と位置づけて
考えようと思ってましたが、それと同時に当社のナチュラルアスカの家の
基本スペックもお知らせしようと思います。
基本スペックとは基礎や躯体などから内装や設備など家の内容です。
この内容は当社ホームページや請求される資料の中で公開されていますが
確認の意味でお知らせします。
まずは基本スペック(仕様)の意義とは
選ぶ工法や素材としては一般的に標準的で、住宅を構成する各要素として、
性能とコストのバランスを考えて吟味しました。
地盤調査

地盤調査はスウェーデン式サウンディング方式という工法で全棟行います。
この調査は土地に直径3cmほどの先が尖った鉄の棒を挿し、その鉄の棒を
ゆっくり機械が押していきその抵抗値で地盤の硬さや性質を調べます。
地盤の強度は家を建ててから安心して住むために重要な所です。
地盤調査の結果によっては地盤改良工事が必要になります。
基礎工事
基礎工事は文字通り家の基礎です。
その強度と施工精度によって家の強さが決まるといっても過言では
ありません。

基礎工事でもっとも大事な工程が鉄筋工事です。
鉄筋は住宅基礎の場合9mmと13mmの太さの物を使うように
建築基準法にて組み方の決まりがあります。
当社の場合は写真のように13mmの太さの鉄筋のみを使い、
土間の部分、立ち上がりの部分とも20cm間隔で鉄筋を組みます。
一般的な基礎鉄筋(建築基準法通り)


鉄筋が組み上がったところで検査(当社の場合JIO)を受けます。

コンクリート打設


検査に合格した後、コンクリートを打設します。
下の写真は立ち上がりの部分に埋め込むアンカーボルト
これにも決まりがあります。


コンクリートが固まって型枠を外した後、出来上がりの寸法を測ります。

基礎が完成するといよいよ上棟(家の骨組みを組む)です。

富士市今泉
2015年10月13日
30年後の自分たちを想定してみる。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
家のプランニングを進めていてご家族に必ず聞くことがあります。
「30年後この家はどう使われると思いますか?」
聞いた方たちはだいたい怪訝そうな顔をします。
「今、これから自分たちにとって新しい家づくりを始めようとしているのに
30年後はわからないよ?」
きっと口には出しませんがそんなお気持ちですね。
当社の場合のお客さんたちは30代40代の方たちが多いので、30年後は
60代~70代でしょうか?
今は小さなお子さんも当然成人されてご家庭を持ち、独立されていますね?
それともご結婚され新しいご家族と同居されているでしょうか?
その時のお客さんたちの反応はいろいろ
将来お子さんご家族との同居を考え、敷地に増築のスペースを考えられて
これから建てる家のプランニングを考える方もいらっしゃるし、
一人っ子の娘さんがいらっしゃるご家族ではお嫁に行くか、独立されるかを
想定して将来はご夫婦二人で住むことを基本とし1階にキッチン、洗面所、お風呂など
はもちろん介護もし易い広めのトイレや寝室をもってくるプランニングを
する場合もあります。
でも大体の方が、これから自分たちの家づくりを始めるのですから、今は小さいお子さんの
子育てや教育などを考えてプランニングすることは当然ですね。
ただ、ちょっと目先を変え30年後の自分たちを想定して
「これから自分たちの家づくりにほんとに必要な物はなんだろう?」
とか
「こう考えたけど、ほんとはこうしたほうが、いいかな?」
など、ちょっと振り返ってもらうにはいいのかな?と思います。

富士市厚原
家のプランニングを進めていてご家族に必ず聞くことがあります。
「30年後この家はどう使われると思いますか?」
聞いた方たちはだいたい怪訝そうな顔をします。
「今、これから自分たちにとって新しい家づくりを始めようとしているのに
30年後はわからないよ?」
きっと口には出しませんがそんなお気持ちですね。
当社の場合のお客さんたちは30代40代の方たちが多いので、30年後は
60代~70代でしょうか?
今は小さなお子さんも当然成人されてご家庭を持ち、独立されていますね?
それともご結婚され新しいご家族と同居されているでしょうか?
その時のお客さんたちの反応はいろいろ
将来お子さんご家族との同居を考え、敷地に増築のスペースを考えられて
これから建てる家のプランニングを考える方もいらっしゃるし、
一人っ子の娘さんがいらっしゃるご家族ではお嫁に行くか、独立されるかを
想定して将来はご夫婦二人で住むことを基本とし1階にキッチン、洗面所、お風呂など
はもちろん介護もし易い広めのトイレや寝室をもってくるプランニングを
する場合もあります。
でも大体の方が、これから自分たちの家づくりを始めるのですから、今は小さいお子さんの
子育てや教育などを考えてプランニングすることは当然ですね。
ただ、ちょっと目先を変え30年後の自分たちを想定して
「これから自分たちの家づくりにほんとに必要な物はなんだろう?」
とか
「こう考えたけど、ほんとはこうしたほうが、いいかな?」
など、ちょっと振り返ってもらうにはいいのかな?と思います。

富士市厚原
2015年10月12日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」省エネ編1-2
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は昨日の続きです。
昨日は富士宮市淀市の現場で工事している「外張り断熱」についてその
施工意味と必要性について書いていて魔法瓶の話に時間を
使いすぎて中途半端になってしまいました。
もし、このブログを先に読まれているようでしたら昨日のブログを確認していただくと
わかりやすいと思います。
「これからの家に求められる大事な性能とは?」省エネ編1
外張り断熱の施工の意味と必要性をわかりやすい事例がありますの
ご紹介します。(この話は前にもご紹介したので記憶している方も
いると思います。)
まずはこの写真から

冬の寒い日です。
場所は当社の建物なので静岡県富士市特別寒い地域ではありません。
近づくと

外壁に白っぽい部分があります。
よく見ると白っぽい部分は乾いていてその他の部分は濡れています。
濡れている原因は朝露と考えられます。
最初私もこの場面に遭遇した時はびっくりしました。
そしてよくよく考えてこの白っぽい筋のようなものは建物の骨組みと分かりました。
建物の骨組みとは(例)

建物の骨組みとは柱や梁、筋交いなどまさに木造の住宅の構造を構成している
ものです。
ではなぜ、骨組みの部分がまるでレントゲン写真のように白っぽく
見えてしまっているのでしょうか。
結論から言いましょう。
ここから建物の内部の熱が外部に逃げてしまっているからです。
建物内部の熱が外部に逃げているから断熱材がある部分は熱がそこで止まって
朝露で濡れているのにこの部分は建物内部から逃げてきた熱により
乾いて白く見えているのです。
この事象は、今まで理屈として外張断熱の必要性をお客さんたちに説明を
してきた自分としては、実際に自分の会社の建物で実感することが出来て
驚きといっしょに外張り断熱の必要性に確信がもてた事例でした。
今までは確かに家の断熱性能を高めるために外張り断熱は効果的とは
思っていましたが、内心はこの静岡という比較的温暖な地域で必要だろうか?
という疑問も全く無いわけではありませんでした。
ただ、今までお引き渡ししてきた当社のオーナーさんたちから
「冬、暖かくて暖房費がかからないよ。」
「暑い夏の日は涼しく快適。」
などの声により外張り断熱を進めてよかったな。と思っていました。
これからも、この事象を元にお客さんたちに
外張り断熱を進めていこうと思っています。



富士市厚原
今日は昨日の続きです。
昨日は富士宮市淀市の現場で工事している「外張り断熱」についてその
施工意味と必要性について書いていて魔法瓶の話に時間を
使いすぎて中途半端になってしまいました。
もし、このブログを先に読まれているようでしたら昨日のブログを確認していただくと
わかりやすいと思います。
「これからの家に求められる大事な性能とは?」省エネ編1
外張り断熱の施工の意味と必要性をわかりやすい事例がありますの
ご紹介します。(この話は前にもご紹介したので記憶している方も
いると思います。)
まずはこの写真から

冬の寒い日です。
場所は当社の建物なので静岡県富士市特別寒い地域ではありません。
近づくと

外壁に白っぽい部分があります。
よく見ると白っぽい部分は乾いていてその他の部分は濡れています。
濡れている原因は朝露と考えられます。
最初私もこの場面に遭遇した時はびっくりしました。
そしてよくよく考えてこの白っぽい筋のようなものは建物の骨組みと分かりました。
建物の骨組みとは(例)

建物の骨組みとは柱や梁、筋交いなどまさに木造の住宅の構造を構成している
ものです。
ではなぜ、骨組みの部分がまるでレントゲン写真のように白っぽく
見えてしまっているのでしょうか。
結論から言いましょう。
ここから建物の内部の熱が外部に逃げてしまっているからです。
建物内部の熱が外部に逃げているから断熱材がある部分は熱がそこで止まって
朝露で濡れているのにこの部分は建物内部から逃げてきた熱により
乾いて白く見えているのです。
この事象は、今まで理屈として外張断熱の必要性をお客さんたちに説明を
してきた自分としては、実際に自分の会社の建物で実感することが出来て
驚きといっしょに外張り断熱の必要性に確信がもてた事例でした。
今までは確かに家の断熱性能を高めるために外張り断熱は効果的とは
思っていましたが、内心はこの静岡という比較的温暖な地域で必要だろうか?
という疑問も全く無いわけではありませんでした。
ただ、今までお引き渡ししてきた当社のオーナーさんたちから
「冬、暖かくて暖房費がかからないよ。」
「暑い夏の日は涼しく快適。」
などの声により外張り断熱を進めてよかったな。と思っていました。
これからも、この事象を元にお客さんたちに
外張り断熱を進めていこうと思っています。



富士市厚原
2015年10月11日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」省エネ編1
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
少し前ですが、富士宮市淀市の現場では外張り断熱を大工さんが貼っていました。



当社の場合、断熱材としては内壁内の「セルローファイバー」の他に外部から
外張り断熱を貼ります。
外張り断熱の材質としたら「ビーズ法ポリスチレンフォーム」です。
商品としてはオーパスのフォルテボードを標準仕様としています。
内壁内のセルロースファイバーと合わせてダブル断熱工法とよんでいます。
セルロースファイバーについてはいろいろなネット情報で紹介されています。
私としても当社がセルロースファイバーを何故当社の家の標準仕様として
採用してるかを合わせておいおい説明していこうと思います。
今日はこの富士宮市淀市の現場で工事している「外張り断熱」についてその
施工意味と必要性について話したいと思います。
よく、外張り断熱についての表現については
「魔法瓶のように外からすっぽり包んで冬の寒さや夏の暑さが外から
侵入しないようにお部屋の環境を快適に保つ」
というような言い方で表現しています。
この魔法瓶という言い方がなんとも昭和風で自分としては気に入っていていますが、
外張り断熱の説明としては分かるようで分かりづらいような気がして
特に最近の若いお客さんたちに「魔法瓶ってなんですか?」と反対に聞かれてしまいそうで
最近はこのフレーズは使っていません。
(魔法瓶とは自分の記憶では小学生や中学生ぐらいの時にタイガーとか
象印の水筒などをテレビでしきりに魔法瓶と言っていました。今でもアマゾンなどの
検索ワードでは魔法瓶で検索できました。)
象印 ガラス魔法瓶 2.2L エレガントローズ AB-TW22-FX

魔法瓶の話はいいのですが、外張り断熱が外部からすっぽり家を囲む意味では
よく言い当てています。

ではなぜ、外から家をすっぽり包むことが家の断熱にとって有効なのでしょうか?
少し魔法瓶にこだわり過ぎ前置きが長くなりました。
続きは次回詳しく書きます。

富士市今泉
少し前ですが、富士宮市淀市の現場では外張り断熱を大工さんが貼っていました。



当社の場合、断熱材としては内壁内の「セルローファイバー」の他に外部から
外張り断熱を貼ります。
外張り断熱の材質としたら「ビーズ法ポリスチレンフォーム」です。
商品としてはオーパスのフォルテボードを標準仕様としています。
内壁内のセルロースファイバーと合わせてダブル断熱工法とよんでいます。
セルロースファイバーについてはいろいろなネット情報で紹介されています。
私としても当社がセルロースファイバーを何故当社の家の標準仕様として
採用してるかを合わせておいおい説明していこうと思います。
今日はこの富士宮市淀市の現場で工事している「外張り断熱」についてその
施工意味と必要性について話したいと思います。
よく、外張り断熱についての表現については
「魔法瓶のように外からすっぽり包んで冬の寒さや夏の暑さが外から
侵入しないようにお部屋の環境を快適に保つ」
というような言い方で表現しています。
この魔法瓶という言い方がなんとも昭和風で自分としては気に入っていていますが、
外張り断熱の説明としては分かるようで分かりづらいような気がして
特に最近の若いお客さんたちに「魔法瓶ってなんですか?」と反対に聞かれてしまいそうで
最近はこのフレーズは使っていません。
(魔法瓶とは自分の記憶では小学生や中学生ぐらいの時にタイガーとか
象印の水筒などをテレビでしきりに魔法瓶と言っていました。今でもアマゾンなどの
検索ワードでは魔法瓶で検索できました。)
象印 ガラス魔法瓶 2.2L エレガントローズ AB-TW22-FX

魔法瓶の話はいいのですが、外張り断熱が外部からすっぽり家を囲む意味では
よく言い当てています。

ではなぜ、外から家をすっぽり包むことが家の断熱にとって有効なのでしょうか?
少し魔法瓶にこだわり過ぎ前置きが長くなりました。
続きは次回詳しく書きます。

富士市今泉
2015年10月08日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」健康編7
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
「これからの家に求められる大事な性能(価値)とは?」と題して話を続けてきました。
そして、以前のブログで家の性能(価値)という意味を5つに分けてみました。
1.家族の健康
2.省エネ
3.家の耐久性
4.耐震性
5.資産
で今まで「家族の健康」について話してきましたが、今回で健康については
一区切りしたいと思います。
ただ、前にも書きましたが先に書いた家の性能(価値は)の5つの話は別々の
話ではなくお互いに絡み合っているので他の話で家族の健康の話はしたいと思います。
今日は断熱性能の原因で起こる結露によるガビやダニ、による人体への健康被害と
同じく結露による家の躯体部分の腐れ、又はそれから発生するシロアリ被害の
話です。
この写真どう思いますか?

美味しそうなビールです。
もし私のブログを仕事終わりに読んでくれている人はこの写真を見て
「早く家に帰って夕食前にビールといくか」
と思うかもしれませんし、もし朝方であれば
「ダメだよ~ビールなんて、夕食が待ちどおしくて仕事やる気なくなる」
と思うかもしれません。(朝このブログを書いている自分もそう思います。)
冗談はさておきビールの周りに沢山の水滴、これはご存知結露です。
この結露は清々しく、美味しいビールを演出してますが、家にとっての結露は
大変厄介で問題になります。

これは窓の結露、よく梅雨時期によく出ますし、冬でもストーブをたくと出てきます。
でもこの結露は窓枠を濡らしシミは付けますが、うっとしければ拭けばいいし
いつの間にか消えます。
そして、本当に厄介で家にも致命傷の原因になる結露は「壁内結露」
要は壁の中にジンワリ出来てしまう結露です。
これは知らないうちに家の壁の中にカビをはらし、蝕み、腐らせます。

日経ホームビルダー
そして、この原因の殆どは、家の断熱性能と断熱材の選択、断熱施工ミスによっても
発生します。
万が一こうなってしまったら、カビてしまった壁内からの胞子や悪臭により
住んでいる家族の健康に影響がでるかもしれません。
そして継続的な壁内の湿気により、内部の柱や土台、梁などを腐らし
その腐ってしまった部分でシロアリを発生して家の構造をボロボロに
してしまうかもしれません。

住宅のお風呂改修時の解体現場。壁内結露により柱や窓台が腐っている。

内部のグラスウール断熱材がカビにより真っ黒に変色。
なぜ、こうなってしまうか?とどうしたら良いか?は又書きますが、
家の性能の良し悪しは快適さや家族の健康を蝕むだけでなく
家の構造の強度も落としかねないということをわかっていただければと
思います。

富士市大渕
「これからの家に求められる大事な性能(価値)とは?」と題して話を続けてきました。
そして、以前のブログで家の性能(価値)という意味を5つに分けてみました。
1.家族の健康
2.省エネ
3.家の耐久性
4.耐震性
5.資産
で今まで「家族の健康」について話してきましたが、今回で健康については
一区切りしたいと思います。
ただ、前にも書きましたが先に書いた家の性能(価値は)の5つの話は別々の
話ではなくお互いに絡み合っているので他の話で家族の健康の話はしたいと思います。
今日は断熱性能の原因で起こる結露によるガビやダニ、による人体への健康被害と
同じく結露による家の躯体部分の腐れ、又はそれから発生するシロアリ被害の
話です。
この写真どう思いますか?

美味しそうなビールです。
もし私のブログを仕事終わりに読んでくれている人はこの写真を見て
「早く家に帰って夕食前にビールといくか」
と思うかもしれませんし、もし朝方であれば
「ダメだよ~ビールなんて、夕食が待ちどおしくて仕事やる気なくなる」
と思うかもしれません。(朝このブログを書いている自分もそう思います。)
冗談はさておきビールの周りに沢山の水滴、これはご存知結露です。
この結露は清々しく、美味しいビールを演出してますが、家にとっての結露は
大変厄介で問題になります。

これは窓の結露、よく梅雨時期によく出ますし、冬でもストーブをたくと出てきます。
でもこの結露は窓枠を濡らしシミは付けますが、うっとしければ拭けばいいし
いつの間にか消えます。
そして、本当に厄介で家にも致命傷の原因になる結露は「壁内結露」
要は壁の中にジンワリ出来てしまう結露です。
これは知らないうちに家の壁の中にカビをはらし、蝕み、腐らせます。

日経ホームビルダー
そして、この原因の殆どは、家の断熱性能と断熱材の選択、断熱施工ミスによっても
発生します。
万が一こうなってしまったら、カビてしまった壁内からの胞子や悪臭により
住んでいる家族の健康に影響がでるかもしれません。
そして継続的な壁内の湿気により、内部の柱や土台、梁などを腐らし
その腐ってしまった部分でシロアリを発生して家の構造をボロボロに
してしまうかもしれません。

住宅のお風呂改修時の解体現場。壁内結露により柱や窓台が腐っている。

内部のグラスウール断熱材がカビにより真っ黒に変色。
なぜ、こうなってしまうか?とどうしたら良いか?は又書きますが、
家の性能の良し悪しは快適さや家族の健康を蝕むだけでなく
家の構造の強度も落としかねないということをわかっていただければと
思います。

富士市大渕
2015年10月07日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」健康編6
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
昨日の話の中で、ドクターの
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
というご意見にはハッとして考えさせられたという話をしました。
生活習慣要因ということは食生活や運動不足などと同じように断熱性能の悪い家に
住み続けると体が特に血管へのダメージを習慣的に与えるということになり高血圧を
進行させる要因になるということです。
平たく言えば断熱性能が悪い家に住むと寿命が縮まるとういことにもつながります。
確かうる覚えですが、ドイツでは賃貸住宅だったか?
法律で冬の家の温熱性能を室内の平均温度が18℃以上になるように設計されていて
法律でも規定されているとあるセミナーで聞いたことがあります。
その法律を守らないと不適格住宅になって人に賃貸住宅として貸すことができない。
それほど、ドイツを始め世界では住宅の性能が人に健康的影響を及ぼすと
認識してるということです。
そして、今まで家の断熱性能の人への影響は直接的には室温の高低差による
夏は熱い外気や冬の寒い外気の影響を断熱材で緩和し、病気にならずに快適に
過ごすという考えで書いてきました。
ただ、家が人の健康へ影響をおよぼす要因は「温熱環境による快適さ」だけではありません。
大きく括るれば、家の断熱性能なのですが、断熱性能が悪い、又は断熱材の選択、施工ミス
などによって人の健康に影響する要因があります。
それは特に断熱性能が原因で起こる結露によるガビやダニ、による人体への健康被害と
同じく結露による家の躯体部分の腐れ、又はそれから発生するシロアリ被害です。
次回はその辺りの話を書きます。

今回私が読んだ参考書籍


富士市神谷
昨日の話の中で、ドクターの
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
というご意見にはハッとして考えさせられたという話をしました。
生活習慣要因ということは食生活や運動不足などと同じように断熱性能の悪い家に
住み続けると体が特に血管へのダメージを習慣的に与えるということになり高血圧を
進行させる要因になるということです。
平たく言えば断熱性能が悪い家に住むと寿命が縮まるとういことにもつながります。
確かうる覚えですが、ドイツでは賃貸住宅だったか?
法律で冬の家の温熱性能を室内の平均温度が18℃以上になるように設計されていて
法律でも規定されているとあるセミナーで聞いたことがあります。
その法律を守らないと不適格住宅になって人に賃貸住宅として貸すことができない。
それほど、ドイツを始め世界では住宅の性能が人に健康的影響を及ぼすと
認識してるということです。
そして、今まで家の断熱性能の人への影響は直接的には室温の高低差による
夏は熱い外気や冬の寒い外気の影響を断熱材で緩和し、病気にならずに快適に
過ごすという考えで書いてきました。
ただ、家が人の健康へ影響をおよぼす要因は「温熱環境による快適さ」だけではありません。
大きく括るれば、家の断熱性能なのですが、断熱性能が悪い、又は断熱材の選択、施工ミス
などによって人の健康に影響する要因があります。
それは特に断熱性能が原因で起こる結露によるガビやダニ、による人体への健康被害と
同じく結露による家の躯体部分の腐れ、又はそれから発生するシロアリ被害です。
次回はその辺りの話を書きます。

今回私が読んだ参考書籍


富士市神谷
2015年10月06日
「これからの家に求められる大事な性能とは?」健康編5
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
最近、ある住宅と病気に関する本を読んでいてハットすることが
ありましたので書こうと思います。
もちろんこの本を書かれているのは現役のお医者さんです。
その本にはこう書かれていました。
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
ということです。
一般的に生活習慣要因というと食生活や運動、喫煙、飲酒、過労などが考えられと思います。
自分としてもこの言葉は非常にドキッとする言葉であります。
人間ドックを毎年やっていますが血液検査の結果、コレステロールが基準値より高いとか
何々が高いとか?低いとかは?
自分もそれなりの年になっているので非常に気になります。
あまり良くない検査の結果の原因は飲酒だったり運動不足だったり、カロリーの高い物を
食べている結果だったりと、それらは、自分の日頃の生活習慣に起因している場合が
決して少なく無いと思われます。
日頃、そんな意味で生活習慣について考えていたのでこの本にある
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
という考えは言い換えれば
「良くない住環境に住んでいると健康を害するかもしれないよ。」
という警告にも聞こえてきますし、事実そうなのでしょう。
このドクターは心臓外科医なのでこの本の中では動脈硬化について書かれていました。
動脈硬化は40歳代より始まり70歳代では95%がなっていそうです。

そして、動脈硬化によって発生する病気は高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中だそうです。
これらの病気は全て血管に関わっています。
そして血管は温度に非常に影響されやすい臓器だそうです。
誰もが経験すると思いますが、温度が低いと血管が収縮し血液がながれにくくなり
顔が青白くなり、逆に温度が高いと血管は拡張したくさんの血液が流れ顔は赤くなります。
室温が23℃から25℃なら平均血圧と変わりませんが、室温が下がると
血管が収縮し血圧が上昇します。
断熱性能があまり良くない家だと、寒い夜、居間から廊下へ廊下からトイレや
お風呂へと温度差が高い部屋間の移動をして血管へのダメージを習慣的に
与えていると高血圧を進行させる要因の一つになるそうです。
そして、寒い夜の入浴は心筋梗塞や脳卒中など原因にもなります。
ヒートショックですね。

今回、この本から家の温熱環境が人の健康に非常に影響することを
教えていただきました。
ますます、家を提供している者として先々までの生活するご家族への責任を感じます。
ヒートショックなど住環境に関わる健康についての話は又書こうと思います。

長泉町
最近、ある住宅と病気に関する本を読んでいてハットすることが
ありましたので書こうと思います。
もちろんこの本を書かれているのは現役のお医者さんです。
その本にはこう書かれていました。
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
ということです。
一般的に生活習慣要因というと食生活や運動、喫煙、飲酒、過労などが考えられと思います。
自分としてもこの言葉は非常にドキッとする言葉であります。
人間ドックを毎年やっていますが血液検査の結果、コレステロールが基準値より高いとか
何々が高いとか?低いとかは?
自分もそれなりの年になっているので非常に気になります。
あまり良くない検査の結果の原因は飲酒だったり運動不足だったり、カロリーの高い物を
食べている結果だったりと、それらは、自分の日頃の生活習慣に起因している場合が
決して少なく無いと思われます。
日頃、そんな意味で生活習慣について考えていたのでこの本にある
「住宅環境の良し悪しは生活習慣要因の一つである。」
という考えは言い換えれば
「良くない住環境に住んでいると健康を害するかもしれないよ。」
という警告にも聞こえてきますし、事実そうなのでしょう。
このドクターは心臓外科医なのでこの本の中では動脈硬化について書かれていました。
動脈硬化は40歳代より始まり70歳代では95%がなっていそうです。

そして、動脈硬化によって発生する病気は高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中だそうです。
これらの病気は全て血管に関わっています。
そして血管は温度に非常に影響されやすい臓器だそうです。
誰もが経験すると思いますが、温度が低いと血管が収縮し血液がながれにくくなり
顔が青白くなり、逆に温度が高いと血管は拡張したくさんの血液が流れ顔は赤くなります。
室温が23℃から25℃なら平均血圧と変わりませんが、室温が下がると
血管が収縮し血圧が上昇します。
断熱性能があまり良くない家だと、寒い夜、居間から廊下へ廊下からトイレや
お風呂へと温度差が高い部屋間の移動をして血管へのダメージを習慣的に
与えていると高血圧を進行させる要因の一つになるそうです。
そして、寒い夜の入浴は心筋梗塞や脳卒中など原因にもなります。
ヒートショックですね。

今回、この本から家の温熱環境が人の健康に非常に影響することを
教えていただきました。
ますます、家を提供している者として先々までの生活するご家族への責任を感じます。
ヒートショックなど住環境に関わる健康についての話は又書こうと思います。

長泉町
2015年10月05日
富士宮市淀市の家の工事の進行状況を 見てきました
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
少し前の現場の振り返りですが、富士宮市淀市の家の工事の進行状況を
見てきました。
まだ、外部は外張り断熱を大工さんが貼っていました。
(外張り断熱の工事進行状況は又お知らせします。)
今日は屋根の状態をお知らせします。
現場の瓦屋根の様子


丁度、屋根の一番高い場所の棟の部分を職人さんがやっていました。
当社の屋根は瓦屋根が標準仕様になります。
瓦というと和風のイメージを連想する方も多いと思いますが、家の外観が洋風なので
カパラスKS40というスペイン瓦風の瓦を採用しています。
この瓦の特徴を言うと
粘土瓦の仲間の陶器瓦です。
詳しい説明はネット上の情報に任せますが
屋根の種類と選び方
採用の理由は断熱性、遮音性、耐久性、ほぼフリーメンテナンス、
デザイン性の幅が広がりがある。
一つ一つ言えば
1.断熱性は夏の太陽直射による、屋根からの2階の部屋への
温度上昇がスレートやガルバニューム合板、などに比べて緩和される。
2.遮音性では雨音などの音が聞こえにくい。
3.耐久性が高く、基本的に地震や台風などによる壊れなど外的要素以外の
交換は必要なし。
4.3.と同じ理由で基本的にメンテナンスフリー。
あるとしたら30年後ぐらいに棟の部分の漆喰が剥がれ時に詰替が必要。
5.いろいろな色があるのでデザイン性の幅が広がる。
考えられるデメリットとしてはスレートやガルバニューム合板など板金系と
比べると重いので地震の影響を受け易いといいますが、
屋根の構造は重さによって屋根の強度は補強されるという対策方法を取るので
デメリットとはいえないと思います。
そして施工時に瓦同士がかみ合う構造を持っていて
一枚一枚ビスで止めるため地震対策はもちろん最近激しい台風など風災
対策にもなっています。(防災瓦といいます)
最初の下の写真は屋根の棟部分の換気口です。
これが屋根に溜まった夏の熱い空気を外へ出して2階の部屋の天井部分からの
熱の侵入を緩和します。
完成後は


富士市鈴川カーサカリーナ
少し前の現場の振り返りですが、富士宮市淀市の家の工事の進行状況を
見てきました。
まだ、外部は外張り断熱を大工さんが貼っていました。
(外張り断熱の工事進行状況は又お知らせします。)
今日は屋根の状態をお知らせします。
現場の瓦屋根の様子


丁度、屋根の一番高い場所の棟の部分を職人さんがやっていました。
当社の屋根は瓦屋根が標準仕様になります。
瓦というと和風のイメージを連想する方も多いと思いますが、家の外観が洋風なので
カパラスKS40というスペイン瓦風の瓦を採用しています。
この瓦の特徴を言うと
粘土瓦の仲間の陶器瓦です。
詳しい説明はネット上の情報に任せますが
屋根の種類と選び方
採用の理由は断熱性、遮音性、耐久性、ほぼフリーメンテナンス、
デザイン性の幅が広がりがある。
一つ一つ言えば
1.断熱性は夏の太陽直射による、屋根からの2階の部屋への
温度上昇がスレートやガルバニューム合板、などに比べて緩和される。
2.遮音性では雨音などの音が聞こえにくい。
3.耐久性が高く、基本的に地震や台風などによる壊れなど外的要素以外の
交換は必要なし。
4.3.と同じ理由で基本的にメンテナンスフリー。
あるとしたら30年後ぐらいに棟の部分の漆喰が剥がれ時に詰替が必要。
5.いろいろな色があるのでデザイン性の幅が広がる。
考えられるデメリットとしてはスレートやガルバニューム合板など板金系と
比べると重いので地震の影響を受け易いといいますが、
屋根の構造は重さによって屋根の強度は補強されるという対策方法を取るので
デメリットとはいえないと思います。
そして施工時に瓦同士がかみ合う構造を持っていて
一枚一枚ビスで止めるため地震対策はもちろん最近激しい台風など風災
対策にもなっています。(防災瓦といいます)
最初の下の写真は屋根の棟部分の換気口です。
これが屋根に溜まった夏の熱い空気を外へ出して2階の部屋の天井部分からの
熱の侵入を緩和します。
完成後は


富士市鈴川カーサカリーナ
2015年10月04日
富士市岩淵の家ではお引渡しと各設備の 取り扱い説明をしました
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
少し前の話ですが、富士市岩淵の家ではお引渡しと各設備の
取り扱い説明をしました。





今回シルバーウィークと引き渡しが重なってしまったため
業者からの取り扱い説明はシルバー・ウィーク後になりました。
完成した家のお引き渡しはお施主様にとっても楽しみなものですが
私たち工務店にとても楽しみで嬉しいものです。
この日はお施主様ご家族とこの家に関わった各業者、職人が
家の取扱説明や注意点などをお伝えしています。
いつもは何気なしに使っている器具や設備にもちゃんとした
使い方があります。それを一つ一つお知らせしていきます。
お引渡し後家族の新しい門出はここから始まります。
家づくりの経験は家族にこれからの人生の自信を築き
深い絆をもたらしたはずです。
家のお引き渡しは終わりましたが、これからが当社が家のメンテナンスで
この家を守っていくことになります。
