スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2015年09月30日

「これから家に求められる性能とは」健康編3

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

前回は暑い夏が熱気が寒い冬は冷気が家のいたるところから入ってくると
いう話をしました。


夏の暑い日の屋根は瓦、ガルバニュウム合板ともかなり熱くなります。
60℃又はそれ以上になる場合もあります。

その熱い熱がまともに2階の部屋に入ってくることはありません。
屋根断熱(瓦など屋根にそって断熱する工法)、天井断熱(天井の上に断熱する方法)
によって2階の天井からある程度緩和されて熱は入ってきますが、
断熱方法や断熱材の種類によってその効果はまちまちです。

最初に書きましたが夏の午後は暑くて2階にはとてもいられないという家は
断熱性能がかなり低いと思われます。

それは2階に限らず1階の部屋でも同じことです。

こうなってしまってはいくらエアコンをフル回転しても全然涼しくなりません。
最近、高齢者の方が部屋の中で熱中症にかかって倒れるというのは
このような理由からかもしれません。

家の断熱性能は部屋の快適さだけでなく、住む方の健康面にも
影響を与えます、

最初に自分が「これから家に求められる価値(性能)とは」3の部分で
「家族の健康」を第一位に上げたのもこの理由からです。

そして、ここで付け加えたいのですが家から夏や冬に熱気や冷気が入る
場所は家の屋根、外壁、基礎だけではありません。

キッチンや部屋の換気扇、又は隙間風などによる場合も多いです。

換気扇の熱損失


すき間風 (専門用語でC値といいます)



特に隙間風については要注意。
これについては又詳しく話します。



富士宮市泉町(2世帯)







  

2015年09月29日

「これから家に求められる性能とは」健康編2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

昔、本から習ったのですが鎌倉時代の徒然草を編さんした歌人の吉田兼好という方が
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。」
と言い。日本の家の建て方は夏を基準にしてきました。

日本の風土は今も昔も高温多湿。
夏の暑さを凌ぐために南側の窓を目一杯大きくし、風通しを良くしました。
今は建て替えましたが私の親が建てた自宅は大きな窓の上に欄間まであり
夏は全窓開け放して風を通していました。

今、あちこちで建てられている家でも別にこの言葉を真に受けているとは思いいませんが
南側の窓は掃き出し窓といって床から高さ2mぐらいにして南から
光をたくさん入れているプランは多いと思います。

ただ、この考えは間違ってはいませんが実際にプランする場合は
その程度によると思います。

前回このブログで、断熱材は夏は暑い外気、冬は寒い外気を遮断して
家の中を温度差がないように室温を調整してくれているという話をしました。

そして、外部の熱や冷気が入ってくるルートというのは
壁だけではありせん。家が外に面している場所全てになります。

参考イラスト




断熱住宅.com

このイラストでも分かるように外部からの熱や冷気は家のいたるところから入ってきます。
私は外壁に充填する断熱の話をしていくつもりですが、夏などは外壁よりむしろ窓からの熱の
侵入が多いことがイラストを見ていただくと理解できると思います。
(サッシュの断熱性能についてはおいおいお伝えしていきます。)

最初、吉田兼好の徒然草「家の作りやうは、夏をむねとすべし。」という話を
引き合いに出しました。

これは日本は高温多湿で風の通しを重視することを意味しますが
実際窓からの侵入熱や冷気を考えると熱中症が多発している現在その考えは
今の環境にあった家への性能の配慮は必要だと思います。

断熱など家の性能の話は又お伝えしていきます。


静岡市千代田


地球温暖化問題








  

2015年09月28日

「これから家に求められる性能とは」健康編1

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

「これから家に求められる性能とは」という話をスタートしました。

ただ、ここで家の性能の話として断熱材の話や耐震の話をしても専門的に
なりすぎてなかなか分かりにくいと思います。
(専門的な話もしてきますが)

なので、少しでもわかりやすくするために家の性能にこだわると
ご自分たちの生活や将来にどんなメリットがあるのかという話からします。
そのほうが、実際に家を建てて住んでから実感が湧くのではないかと思います。

まず、メリットをいくつかの体系分けしてみます。

まずは表題から
「これから家に求められる性能とは」と言いましたが性能の部分を
価値と言い換えてみます。

「これから家に求められる価値(性能)とは」

そして、価値という意味を5つに分けてみます。

1.家族の健康

2.省エネ

3.家の耐久性

4.耐震性

5.資産


これからこの5つの話をしていきます。
でもこの5つの話は別々の話ではなくお互いに絡み合っているので
一つの話でいくつも出てくる場合もあります。

ではひとつ目の家族の健康について

みなさんは、これから家を建てるという方は今はアパートなどに住んでいると思いますし
建て替えの方はおそらくですがかなり年数がたった家に住んでいると思います。

これらの住まいに住んでいてこんなことを思ったことはありませんか?

1.当たり前ですが冬は寒く石油ストーブをガンガンかけている。こたつから出たくない。
 夏は特に2階はとても暑い。

2.冬、夏に限らづ結露がひどい。

3.冬は寒くてお風呂やトイレにいくのがおっくうだ。

4.冬になると必ず風邪をひく。

5.エアコンをつけているのに足元が寒い。


これらのことがもし今あるとしたらそれは今の家の環境が原因かも知れません。

そしてその環境を悪くしている原因の一つは家の断熱性能が起因していることが多いです。

冬、石油ストーブをガンガンつけているのに寒い。反対に夏、大型のエアコンを
回しっぱなしなのに全然涼しくならない。

これはなぜかというとせっかくストーブで部屋の空気が暖かくなってもせっかくエアコンで
空気が冷えても家の外から冬は冷気が夏は熱風が部屋の中に入ってくるからです。

そして、それを家の外側の壁(外壁)で一生懸命止めてくれているのが断熱材です。
断熱材の家への働き(採用することのメリット)は他にもありますが、大きな役割が
この家の中の環境を住みやすく守っていることです。

次回はもっとこの話を進めます。


富士市三ツ沢


ウール断熱材








  

2015年09月27日

「これから家に求められる性能とは」はじめに2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

昨日は家を「夢の箱」と言いました。

夢の箱のなかには住むご家族のライフスタイル、こだわり、趣味、インテリア、設備など
がたくさん詰まっています。

それはもちろん、頭のなかの理想だけでは実現しませんね。
長い時間の自分たちの家に対する思いや希望などを家を設計してもらう
設計さんやコーディネートさんに伝えてそれを形にしていきます。

自分も経験していますが、その時間はとても楽しい時間です。
お施主さんたちとその打ち合わせをして図面や仕上表を完成させていく
こんなに楽しく充実した時間はないです。

でも、この作業は家という箱の中のことです。
自分がこれからお話することは箱の外の話です。

どんな、自分たちの理想の家を建てても箱自体の性能がこれから
自分たちが何十年と生活していくにあたって過ごしやすだろうか?

具体的に言いえば

1.夏も冬もあまりお部屋の寒暖の差が少なく快適に過ごせるだろうか?

2.年間の光熱費はどのぐらいに抑えられるだろうか?

3.大きな地震が来ても耐えれるのだろうか?

4.10年後20年後のメンテナンス費用はどのぐらいかかるのだろうか?

5.自分たちが高齢になっても生活するにあたって健康面も経済面も
 問題ない家なのだろうか?


などが、家に実際に住んでから感じる家の性能の部分です。

でも、これらの家の性能は建ててから何年後かにリフォームとかで
改善することはとても難しく、費用もかなりかかります。

家を建てる前に聞いて理解していただき、実際の家づくりに活かして
いただきたいと思います。

前置きが長くなりました。
次回から具体的な家の性能の話を書きたいと思います。


富士宮市小泉


グラスウール断熱施工中



  

2015年09月26日

「これからの家に求められる大事な性能とは?」はじめに

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は昨日の続きです。

「これからの家に求められる大事な性能とは?」という話をします。

昨日はある高齢のご夫婦のお客様の話の話から家の性能の
話しをしていきました。

ただここで私が考えるこれからの家に求められる家の内容について
勘違いしてもらいたくないことがあります。

それは、家の構造や断熱や仕様などを優先するあまり、間取りや家のデザインや
内装の仕様などなどをなおざりにするわけではないということです。

うまく伝わるかどうかですが、家というものを例えば、ご家族が実現したい「夢の箱」と
考えた場合、箱の部分は、ご家族が生活をしていく為に将来何がおきても、
安心して暮らせるように、丈夫で快適で過ごしやい環境にし、箱の中身は
住む方の考えやライフスタイル、趣味嗜好に合ったご自分たちの理想の間取りや
内装や設備にしていけばいいのではないかという考えです。

なので、安心して何十年という長いご家族の時間を守るための家の箱の部分を
これからお話していきたいと思います。


沼津市西添町


断熱材施工(セルロースファイバー)

そして、今施工している当社の工事中の写真を紹介しながら
説明したいと思います。








  

2015年09月25日

「これからの家に求められる大事な性能とは?」プロローグ

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

9月も後半になりすっかり秋めいてきました。
私は毎朝、ダイエットと健康にために家の近くをウォーキングしていますが
家を出ると肌寒さを感じます。

万歩計で1000歩ぐらい歩いたところで体は暖かくなってきますが
それまでは半袖を長袖にしてくれば良かったと思いながら歩いています。

昼間はさすがにまだ暑く感じますが、寒くなるのは時間の問題。
大げさに言いえば今年も終盤にかかっています。

これから会社の忘年会は何処でやるかとか?
いろいろ年末の話も出てくると思います。
なんかよく言う事ですが年をとると時間がすぎるのが早い。
と、自分のことを人事のように言っていますが、そういいいながら
今年も暮れていくのでしょうね。


という話はいいのですが、今日は最近あった話から思ったことを書こうと
思います。

それはシルバーウィークの最終日。
当社に突然ですが高齢(70歳ぐらいか?)のご夫婦お客様が
いらっしゃいました。

飛び込みのお客様はたまにありますがこのご夫婦はかなり慌てた様子。
お話を聞いた事を簡単にいうと

「最近、ご自分たちの家を建てるために土地を買ったので家の話を聞きたい。」

ということでした。

一通りお客様の家の希望や間取りの話をしましたが、もう建設会社を何社も回られているらしく
自分たちのご希望のプランなども持っていらしたのでプランから考えられる当社の家の
概算の価格などもお話しました。

そして、その後、家の性能についてのお話をしました。

1.断熱性能 
2.耐震性能
3.劣化性能

などです。

ただ、家の間取りや価格に関してはかなりご興味をもっていただきましたが
家の性能に関してはあまりご興味というか、お知りにならなかったようで
私が

「家の省エネ基準が見直され2015年4月に完全施行、2020年に義務化へなります。」

といい、家の性能についてのお話をしようとしてもあまりご興味がないようでした。

私の話の進め方がよくなく、ご理解をいただかなかったと思いますが、
失礼ながらお客様が高齢の為、住んでから過ごしやすいように
家の断熱性能、具体的に言えば

1.部屋の朝昼夜など時間による寒暖の差をなるべく緩和する。

2.居間、廊下、洗面所、トイレなど部屋間の寒暖の差をなるべく緩和する。

3.昼でも夜でも特に冬の部屋の体感で床から冷えが来るとか、エアコンを
 つけた場合でも頭の部分は暖かいけど、足元は寒いなどを緩和する。


などをご説明してご理解いただきたかったです。

家の中で生活してて、これらが改善していないと高齢者の方だけでなく
ストレスになり場合によってはヒートショックなど病気になりやすくなることも考えられます。

後、気になるとしたら使われる建材が原因のシックハウスですね。

よく、建材は国の基準のホルムアルデヒドなどの添加の数値を抑えた
☆☆☆☆(フォースター)を使っていれば大丈夫だといいますが、フォースター建材を床、クロス、家具、カーテンなどたくさんお部屋で使えば
たくさんのホルムアルデヒドを体内に入れることになります。

ましてや高齢の方は失礼ながら若い時とは違い、基礎体力や抵抗力は
低くなってこれらの薬品に敏感に反応してしまうかもしれません。

若い時に同じように家を建てて住んでいた時は何でもなかったというかもしれませんが
古い家ではあらかたの薬品は揮散して影響は少ないと思います。


なので、「家に求められる基本だけれど大事な性能」について
これから書いていこうかと思います。


当社の庭の小さな秋
ただこの写真は去年のもの、もうすぐこうなると思いますが










  

2015年09月15日

富士市岩淵で「ナチュラルアンティーク」の家の完成現場 見学会でした


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日の土日は富士市岩淵で「ナチュラルアンティーク」の家の完成現場
見学会でした。

見学会の様子















この日は朝から秋晴れのように天気がよく見学会に取っては良い環境でした。

見学会にいらしていただいたの感想は





















参考にしていただければと思います。

今週土曜日までこの家の予約見学会をやっているのでご興味がある方が
おといあわせください。

お問い合わせ先は


























  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:00Comments(0)モカちゃんとパパ、ママのかわいい家

2015年09月09日

富士宮市淀師で 上棟をしました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先週の土曜日ですが富士宮市淀師で「ナチュラルアンティークの家」
上棟(家の骨組を建てる)をしました。

この日は季節代わりの長雨を丁度避けた晴天の日でした。

現場では






上棟は「建て方」とか「建前」とも言われ、家の骨組みを組みます。
当社の場合この作業は1日ないし2日で完了します。

お施主様の中には今まで基礎しかない状態だった場所に突然、家が
建つので驚かれる方が多いです。

基礎の段階ではあまり家の大きさまで分かりづらいですが
実際に上棟をするとだいたいのお施主様が思ったより大きい家と感じるようです。


上棟式

家の骨組みを建てた後は上棟式を行います。

当社の場合、この式はもちろん工事の安全祈願としては行うのですが
主にはお施主様とこの工事に携わる
大工さんなど職人さんや各業者さんとの顔合わせという意味合いで
行っています。

工事はこれから完成まで4ヶ月ほどかかります。

実際に工事に関わる職人さんや業者さんの顔を知っていれば
親近感も沸きますし、現場で何か聞きたいことを気軽に聞けると思います。









上棟式ではお施主様が今日の工事に関わった業者さんたちにねぎらいの
お弁当を配っていただきました。

工事期間は約4ヶ月、完成が楽しみです。




  

Posted by ナチュラルアスカ at 10:47Comments(0)のりもの大好き坊やとパパ・ママの家

2015年09月05日

富士市岩淵の現場では完成に向けて外構工事が進んでいます

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

富士市岩淵の現場では完成に向けて外構工事が進んでいます。

外構工事





丁度車を置く場所のコンクリートを打設したところでした。
ブロックを積んだ場所はポストやドアホンや表札を付けるためのモニュメント。
外壁とお揃いのタイルと壁材で仕上げます。





アプローチ部分は自然石とレンガを組み合わせてつくりました。
仕上がるとレンガの赤と自然石のホワイトが映えてくれると思います。

過去のお施主様事例






もうすぐ仕上がります。
出来上がりが楽しみです。

この家の完成見学会を来週の土日の12日13日で開催します。

詳しくは







  

Posted by ナチュラルアスカ at 15:11Comments(0)モカちゃんとパパ、ママのかわいい家

2015年09月02日

富士市岩淵の「ナチュラルアスカの家」が 完成しました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は今月の12日13日に開催する富士市岩淵の「ナチュラルアスカの家」が
完成しましたので見てきました。


雨の日の夕方だったので写真が少し暗めに写っていますが、
お施主様ご希望のアンティーク風の感じには似合っているかなと思います。

完成後





玄関に入ってすぐ目につくのはオリジナルの階段手摺。
これはお施主様の希望するデザインで図面をおこし職人さんに
作ってもらいました。
職人さんが叩いたハンマーの後がそのまま残っていてアンティーク風の
いい味を出しています。

アイアン手摺のいきさつは





リビングダイニングの床はお施主様のイメージに合わせてブラウン調に着色。

ガラスブロックやタイルを貼ったニッチ、アールの壁など。
柔らかい照明の灯りが漆喰の壁に反射して優しい影をつくっています。







やはり、お施主様が選んだ「アンティークのステンドガラス」をはめた廊下を
通るとオリジナルの洗面台のある洗面所へ。

タイルであしらわれた洗面台を見ると「手入れが大変」と思われがちですが
ここはお施主様奥様の世界なのでそれはそれでいいのです。

家の価値観は住む方が決めること。
生活が楽しめれば。





洗面所の隣は先程のアンティークステンドグラスのある廊下を通ってキッチンへ

木製キッチンに合わせたオリジナルのバックヤードの食器棚兼、作業台。
ここで何を料理するかはお施主様の楽しみですね。





トイレの手洗もタイルで。

窓の下枠がエイジング加工(わざときにキズを付けて使い込まれたように味をつける)
は1階の窓枠に施しました。

完成したこの家の見学会は9月12日13日

詳しくは

この家は見ための内装だけではないのです。
構造や性能も次世代省エネに合わせた高性能です。
















  

Posted by ナチュラルアスカ at 12:10Comments(0)モカちゃんとパパ、ママのかわいい家