2016年08月24日
「全国公衆衛生関連学協会連絡協議会(全公連)」の主催のシンポジウム 「住環境と健康」に出席しました。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
「全国公衆衛生関連学協会連絡協議会(全公連)」の主催のシンポジウム
「住環境と健康」に出席しました。
私は全国公衆衛生関連学協会という団体は初めて今回知りました。
シンポジウムのお知らせは当社が加盟している「健康省エネ住宅を推進する国民会議」から
の紹介で知りました。
そしてこのシンポジウムの開催の意味合いは暑い夏、寒い冬の部屋の断熱性能や換気などの
環境が人体にどのように影響されるか?
特に高齢者や子供など環境に体が左右されやすい世代でどのような影響が
すぐに又は将来出てくるかなどを研究者の長年のデータにより立証する場でした。
今回は医療、看護、介護、建築、各関連の教育機関や大学の研究者など
各方面の専門家の方がみえていたのでいろいろな意見が出て
提案や問題点が浮き彫りになって聞いていて納得出来ました。




専門家の方の意見として住宅だけでなく、特に幼稚園や小学校などの学校の建物の
環境もこれからは問題にしていくべきという考えには共感出来ました。
確かに公立の学校な夏暑くて冬寒い、今は気候変動によりより環境がよくなく
熱中症になりやすいのではないかと思います。
今回の会場は東大医学部
建物が古いですが威厳がありますね。


「全国公衆衛生関連学協会連絡協議会(全公連)」の主催のシンポジウム
「住環境と健康」に出席しました。
私は全国公衆衛生関連学協会という団体は初めて今回知りました。
シンポジウムのお知らせは当社が加盟している「健康省エネ住宅を推進する国民会議」から
の紹介で知りました。
そしてこのシンポジウムの開催の意味合いは暑い夏、寒い冬の部屋の断熱性能や換気などの
環境が人体にどのように影響されるか?
特に高齢者や子供など環境に体が左右されやすい世代でどのような影響が
すぐに又は将来出てくるかなどを研究者の長年のデータにより立証する場でした。
今回は医療、看護、介護、建築、各関連の教育機関や大学の研究者など
各方面の専門家の方がみえていたのでいろいろな意見が出て
提案や問題点が浮き彫りになって聞いていて納得出来ました。




専門家の方の意見として住宅だけでなく、特に幼稚園や小学校などの学校の建物の
環境もこれからは問題にしていくべきという考えには共感出来ました。
確かに公立の学校な夏暑くて冬寒い、今は気候変動によりより環境がよくなく
熱中症になりやすいのではないかと思います。
今回の会場は東大医学部
建物が古いですが威厳がありますね。


2016年05月17日
「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」のシンポジュウムで気になった事
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は昨日書いた「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」のシンポジュウムの話題について
気になった部分を書こうと思います。
この「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」では、住環境が人の健康へに
影響を与えるということから、これから建てられる新築住宅の断熱性能や
すでに建っている既存住宅の断熱性能を上げるための改修を
進めていくことにより、住環境をより改善して人の健康を守っていこうという
社団法人です。
当社がその趣旨に賛同してシンポジュウムに参加しました。


海外からはゲストとしてイングランドの公衆衛生庁の専門家の方が2人参加していました。
英国では日本より寒い国になるため住環境の悪さはそのまま人の病気や死亡のつながってしまうため
戸建住宅はもちろん賃貸住宅でも家の性能に関しては厳格らしく法律で罰則まであるそうです。
そんな事例の話はとても興味深かったです。
(イングランドの公衆衛生庁のかたの話は同時通訳で聞きました。)
このシンポジュウムの中で興味深い話が幾つかありました。
一つは断熱性能が低い家に住み続けると高血圧症になるという話です。

表だと分かりにくいかもしれませんが、居間の平均室温が11.2℃の低断熱家と
居間の平均室温が14.7℃の高断熱の家では住み続けた場合、40歳台ぐらいから
高血圧者になる割合が1.6倍あるということです。
二つ目は静岡県は脳疾患や心疾患での死亡増加率が日本全国でも高い方

ちょうど表の下から7番目が静岡県です。
静岡県の印象は温暖な地域だと思いますが、そんな静岡県が脳疾患や心疾患での
死亡増加率が日本全国で7番目いうのはちょっとショックでした。
このシンポジュウムはこのようなデータを沢山見せられて家の断熱性能は
暖かい、寒いだけでなく、家族の健康にも大きく関係すると改めて実感しました。
2016年05月16日
「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」のシンポジュウムに 行ってきました
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
先週ですが「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」のシンポジウムに
行ってきました。
一般的に健康要因言い換えれば人が健康を害する大きく分けると要因は
1.生活習慣 50%
2.遺伝要因 20%
3.医原性(病原菌) 10%
4.生活環境 20%
と言われています。(「健康省エネ住宅を推進する国民会議HPより抜粋)
この中で生活習慣や遺伝要因、病原菌にかかるというのは個人個人が気をつけることですが
生活環境は個人が気を付けるというより知らないうちにそのような環境にいたり
知っていても自分では変えれなかったりします。
その環境の一つが住環境。
具体的に言えば、お部屋の暑い、寒い、湿度、などの温熱環境や
家の内装建材からでる薬剤(シックハウス)の人体への影響です。
今回、その問題に国レベルで取り組んでいるシンポジウムでした。



シンポジウムの内容や住環境については専門的になるので自分も理解しながら
又書こうかと思います。
2016年03月10日
JAPAN SHOP(建築、建材展)で行われていた セミナーに参加してきました。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
東京の国際展示場(ビックサイト)で開催されていた、
JAPAN SHOP(建築、建材展)で同時に行われていた
セミナーに参加してきました。
「スマートウェルネス住宅 シティ最前線」
このセミナーは以前私が参加した「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」と
同じ趣旨のセミナーです。
「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」


日本は先進国の中でも日本製品は車、家電、工業製品、それらの技術など
あらゆる部門で世界のトップレベルでありトップシェアを持ち世界に輸出しています。
ただ自分も恥ずかしながら最近見聞きして知ったことが多いのですが
住宅性能に関しては、特に外壁や窓など省エネに関しての性能が
世界の基準から比べるとかなり低いということが分かってきました。
そして、この窓や外壁などの性能(外皮性能)は単なる省エネということだけでなく
性能の善し悪しによって、住む家族が季節による暑い寒いという温熱に関する
過ごしやすさや健康状態にも影響してしまいます。
この「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」はそのような日本の住宅性能が
人体に与える影響を実際の住んでいる家族の健康状態(室温、湿度、血圧など)を日々測定しながら
そこから得られる結果や証拠(エビデンス)を蓄積し、国、地方自治体、大学、医療、
建築などの関係団体が協力して家の性能の向上の役立てていこうという団体です。
セミナーの資料より

スペインやポルトガル、イタリヤなど比較的温暖な国が北欧など寒い国より冬の部屋の環境による
死亡者が多いというデータ。

日本でも北海道や東北などの県より鹿児島や栃木など温暖な県のほうが
冬の部屋の環境による死亡者が多いデータ。
静岡県はなんと全国の県中のワースト7
これらのことは自分たちの家づくりの基本として考えていこうと思います。
東京の国際展示場(ビックサイト)で開催されていた、
JAPAN SHOP(建築、建材展)で同時に行われていた
セミナーに参加してきました。
「スマートウェルネス住宅 シティ最前線」
このセミナーは以前私が参加した「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」と
同じ趣旨のセミナーです。
「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」


日本は先進国の中でも日本製品は車、家電、工業製品、それらの技術など
あらゆる部門で世界のトップレベルでありトップシェアを持ち世界に輸出しています。
ただ自分も恥ずかしながら最近見聞きして知ったことが多いのですが
住宅性能に関しては、特に外壁や窓など省エネに関しての性能が
世界の基準から比べるとかなり低いということが分かってきました。
そして、この窓や外壁などの性能(外皮性能)は単なる省エネということだけでなく
性能の善し悪しによって、住む家族が季節による暑い寒いという温熱に関する
過ごしやすさや健康状態にも影響してしまいます。
この「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」はそのような日本の住宅性能が
人体に与える影響を実際の住んでいる家族の健康状態(室温、湿度、血圧など)を日々測定しながら
そこから得られる結果や証拠(エビデンス)を蓄積し、国、地方自治体、大学、医療、
建築などの関係団体が協力して家の性能の向上の役立てていこうという団体です。
セミナーの資料より

スペインやポルトガル、イタリヤなど比較的温暖な国が北欧など寒い国より冬の部屋の環境による
死亡者が多いというデータ。

日本でも北海道や東北などの県より鹿児島や栃木など温暖な県のほうが
冬の部屋の環境による死亡者が多いデータ。
静岡県はなんと全国の県中のワースト7
これらのことは自分たちの家づくりの基本として考えていこうと思います。
2016年03月05日
室内温度差が「ヒートショック」の原因
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
3月に入って少し朝が2月に比べれば過ごしやすくなったような気がします。
2月の時は朝布団から出るのがすごく寒くておっくうでしたが
最近ではそんなに気にならなくなったような気がします。
話が飛躍しますが、寝室の布団から出て廊下へそしてトイレやお風呂に入ろうと
洗面脱衣室に入る場合、「ヒートショック」の事が気になります。
ヒートショック

布団から20℃以上の温度差があると血圧が急上昇し、特に脳や心臓の血管に
何か症状がある場合は、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こしやすいということです。
この症状による死亡者数はよく交通事故死亡者数と比較されます。

なぜ、こんなヒートショックなど日常気をつければ起こらなそうな事が
起こるかというとまずは日本人が寒さに対して無頓着じゃないかと思います。
日本人独特の我慢の文化。
寒さを我慢したり反対に熱いお風呂に入ったり
子供の頃、冬に親に寒いといえば布団をかぶって寝なさい。
と言われたり電気コタツに首だけ入って寝たりしていました。
いろいろな人から冬の室内環境の話を聞くとだいたいが「寒かった」と言います。
リビングなどはエアコンやストーブなどで温められても
廊下や洗面脱衣室やお風呂はひどく寒かった記憶があります。
もしこのような環境に子供の頃から受けていたら気付かないうちに
心臓や脳の血管に何らかのダメージを受けていくかもしれません。
(自分は専門外なので推測ですが)
この室内温度差が「ヒートショック」の原因だと思います。
なので、家の中の室温を部屋ごとに測ってみることにしました。


自動計測温度計をリビング、寝室、洗面脱衣室にしばらく置いて各居室の
温度変化を計測してみます。
ホントはもっと寒い1月2月からやりたかったですが思いついたのが最近でした。
あることがキッカケでやってみます。
結果が出たら又発表します。
3月に入って少し朝が2月に比べれば過ごしやすくなったような気がします。
2月の時は朝布団から出るのがすごく寒くておっくうでしたが
最近ではそんなに気にならなくなったような気がします。
話が飛躍しますが、寝室の布団から出て廊下へそしてトイレやお風呂に入ろうと
洗面脱衣室に入る場合、「ヒートショック」の事が気になります。
ヒートショック

布団から20℃以上の温度差があると血圧が急上昇し、特に脳や心臓の血管に
何か症状がある場合は、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こしやすいということです。
この症状による死亡者数はよく交通事故死亡者数と比較されます。

なぜ、こんなヒートショックなど日常気をつければ起こらなそうな事が
起こるかというとまずは日本人が寒さに対して無頓着じゃないかと思います。
日本人独特の我慢の文化。
寒さを我慢したり反対に熱いお風呂に入ったり
子供の頃、冬に親に寒いといえば布団をかぶって寝なさい。
と言われたり電気コタツに首だけ入って寝たりしていました。
いろいろな人から冬の室内環境の話を聞くとだいたいが「寒かった」と言います。
リビングなどはエアコンやストーブなどで温められても
廊下や洗面脱衣室やお風呂はひどく寒かった記憶があります。
もしこのような環境に子供の頃から受けていたら気付かないうちに
心臓や脳の血管に何らかのダメージを受けていくかもしれません。
(自分は専門外なので推測ですが)
この室内温度差が「ヒートショック」の原因だと思います。
なので、家の中の室温を部屋ごとに測ってみることにしました。


自動計測温度計をリビング、寝室、洗面脱衣室にしばらく置いて各居室の
温度変化を計測してみます。
ホントはもっと寒い1月2月からやりたかったですが思いついたのが最近でした。
あることがキッカケでやってみます。
結果が出たら又発表します。