2017年03月30日
いつ家のプランニングをするか?
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
家づくりを進めるペースは人それぞれです。
建替やもうすでに土地を購入されている場合もそうですが、土地から購入して
家を建てる場合、お客様の仕事や子育て、どこに土地を買うかなどによって
違ってくる場合があります。
でもその時ひとつ問題になることがあります。それはいつ家のプランニングをするかです。

一般的には土地が決まってからその土地に合わせてプランニングします。
それも正しいし、私もその順番で進める場合があります。でもこれはお客様がご自分たちに
とって理想に近い土地を早い段階で見つけることが出来たときです。

土地探しにかかる時間は、買う場所によっても違いますが、お客様が土地にどれぐらい
こだわるかで、そしてそれは同時に建てる家にどれだけこだわるかでも変わってきます。
だれでもご自分たちにとっての理想的な家や間取りがあるからです。
間取りはイコール生活スタイルや過ごし方や大げさに言えば人生観による場合もあります。
これだけ大事な家のプランニングですから私の場合は土地が決まる前に土地探しと並行して
進めています。
それは住む方が一生過ごしたい空間と土地を早い段階で知っていただきマッチしたいからです。
そうすれば家の条件が決まるので土地も探しやすと思います。

そしてそれにはもう一つ大事なことがあります。
当たり前といえば当たり前ですが家のプランニングはご家族、特にご夫婦で進めることです。
お二人の気持ちが進む方向を同じにしないとお二人にとって理想的な家にはなりません。
よく家は奥様主導で進めるといいますが、それはご夫婦の家に関する方向性が決まり
詳細に関しては奥様が主導ということです。
土地が決まる前に、プランニングというと何か早計に感じますが、土地を決める前に
ご自分たちが建てたい家を知ることが大事だと思います。

2017年01月13日
「家のプランニング(間取り)の進め方」12 図面を使った打ち合わせの進め方
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
「家のプランニング(間取り)の進め方」を書いてきました。
最初1/100分の一の平面図面から始まり、部屋の配置などおおまかな事が
決まったら図面の倍率を1/50に拡大します。
それと同時に部屋を東西南北輪切りにして書く展開図を書くと部屋の状態が
分かりやすくなり、実際に生活している感覚で打ち合わせが出来、
図面を進めることが出来ます。
後は必要に応じて造作家具の詳細図面などを書いていくと
よりリアルに図面の内容が分かりやすくなると思います。
今書いたことを実際に1/50平面図からシュミレーションします。
まずは1/50の平面図から
今回赤く囲われた部分の打ち合わせをしました。

展開図

造作家具詳細図

まずは平面図の打ち合わせ
この部分はキッチンのバックヤード部分で電子レンジ、炊飯ジャー、ポット、
トースターなどを置きますが、食器棚や料理の下ごしらえなどもする場所です。
主にここにおく器具の配置を打ち合わせします。
(赤ペンがお施主様との打ち合わせ後の変更場所です。)

展開図、及び家具詳細図の打ち合わせ

このではコンセントの位置の確認をしています。
実際の完成後は




キッチンや洗面所は特に奥様が日常的によく使う場所です。
詳細な図面での打ち合わせが住んだ後の使いやすさに反映します。
「家のプランニング(間取り)の進め方」を書いてきました。
最初1/100分の一の平面図面から始まり、部屋の配置などおおまかな事が
決まったら図面の倍率を1/50に拡大します。
それと同時に部屋を東西南北輪切りにして書く展開図を書くと部屋の状態が
分かりやすくなり、実際に生活している感覚で打ち合わせが出来、
図面を進めることが出来ます。
後は必要に応じて造作家具の詳細図面などを書いていくと
よりリアルに図面の内容が分かりやすくなると思います。
今書いたことを実際に1/50平面図からシュミレーションします。
まずは1/50の平面図から
今回赤く囲われた部分の打ち合わせをしました。

展開図

造作家具詳細図

まずは平面図の打ち合わせ
この部分はキッチンのバックヤード部分で電子レンジ、炊飯ジャー、ポット、
トースターなどを置きますが、食器棚や料理の下ごしらえなどもする場所です。
主にここにおく器具の配置を打ち合わせします。
(赤ペンがお施主様との打ち合わせ後の変更場所です。)
展開図、及び家具詳細図の打ち合わせ

このではコンセントの位置の確認をしています。
実際の完成後は




キッチンや洗面所は特に奥様が日常的によく使う場所です。
詳細な図面での打ち合わせが住んだ後の使いやすさに反映します。
2017年01月10日
「家のプランニング(間取り)の進め11造作家具が住む人らしさを演出する。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は昨日の続きで造作家具図面、造作家具の別の事例を
紹介しようと思います。
造作家具は前回書きましたが造作家具工事、造作家具図面とは建築現場で
家具をつくるということです。
食器棚や洗面台など既製品を採用する場合もありますが、家のイメージや住む方の
使いやすさや趣味嗜好に合わせて設計して現場での手作りで制作します。
前回のブログ(造作家具)
今日の事例は洗面台

この造作洗面台は当社の家の「カーサカリーナ」で標準仕様の物です。
完成後は


造作家具は寸法、素材、デザインなど住む人の好みで制作することが出来ます。
その他の造作洗面台





最近は洗面台の天板の素材を一般家具などに使われるメラミン系にして
キズがつきにくく水にも強い素材にする場合が多くなりました。
長く使うものですから耐久性やお手入れのしやすさも大事だと思います。
今日は昨日の続きで造作家具図面、造作家具の別の事例を
紹介しようと思います。
造作家具は前回書きましたが造作家具工事、造作家具図面とは建築現場で
家具をつくるということです。
食器棚や洗面台など既製品を採用する場合もありますが、家のイメージや住む方の
使いやすさや趣味嗜好に合わせて設計して現場での手作りで制作します。
前回のブログ(造作家具)
今日の事例は洗面台

この造作洗面台は当社の家の「カーサカリーナ」で標準仕様の物です。
完成後は


造作家具は寸法、素材、デザインなど住む人の好みで制作することが出来ます。
その他の造作洗面台





最近は洗面台の天板の素材を一般家具などに使われるメラミン系にして
キズがつきにくく水にも強い素材にする場合が多くなりました。
長く使うものですから耐久性やお手入れのしやすさも大事だと思います。
2017年01月09日
「家のプランニング(間取り)の進め10 造作家具が住む人らしさを演出する。
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
先日来より「家のプランニング(間取り)の進め方」についてのブログを書いています。
今日は造作図面について書こうと思います。
造作家具工事、造作家具図面とは建築現場で家具をつくるということです。
家具というと家具屋さんから買ってくるイメージだと思います。
ダイニングテーブルや食器棚、洋服ダンスなども家具屋さんに売ってます。
造作家具というのはこのような家具とは違い、住む人の要望にあった家具を建築士が
設計し現場の寸法にあった家具を造ることです。
もちろん、そのような家具を家具家さん(町場の家具家さんではなく造作家具専門に
造っている家具家さんですが)に発注して造ってもらうこともできます。
ただ、造作専門の家具家さんは私の経験上かなり高額になりがちです。
その為当社では建築中に現場の大工さんが家具の骨の部分をつくり
建具や引出などは家具家さんで造る方法で造っています。
ただこの場合も建築図面と同様、しっかりした時間をかけた打ち合わせと図面が必要です。
しっかりした打ち合わせとは、使う人に合わせた設計です。
参考はありますが、決まり事がないので設計は使う人の身長に合わせた寸法にしたり
入れる物や普段使うものに合わせて設計します。
そして、使う素材なども使う人の好みや嗜好に合わせて造ることができます。
参考図面

実際の完成した造作家具




造作食器棚です。
既製品ももちろんありますが、お施主様の希望で現場にて制作しました。
家具本体の素材は家の床と合わせたパイン材です。
床はブラウンに着色しましたが、家具はホワイトに着色しました。
カウンター部分はホワイトのモザイクタイルです。
タイルですと目地に汚れが入りやすいですが、目地部分は塗料でコーティーングし
汚れが入りにくくしました。
吊戸棚のガラスは格子のデザインガラスを入れました。
ツマミ部分はオーナー奥様がネットで見つけたデザインノブ。
探す時間も楽しかったでしょうね。
引出し棚は、炊飯器置場。 使う時は引き出します。
違うオーナー宅ですが使い方はこんな感じです。

家の内容は住む方が決めるものです。
出来上がりも楽しみですが、途中の試行錯誤も楽しみの一つです。
先日来より「家のプランニング(間取り)の進め方」についてのブログを書いています。
今日は造作図面について書こうと思います。
造作家具工事、造作家具図面とは建築現場で家具をつくるということです。
家具というと家具屋さんから買ってくるイメージだと思います。
ダイニングテーブルや食器棚、洋服ダンスなども家具屋さんに売ってます。
造作家具というのはこのような家具とは違い、住む人の要望にあった家具を建築士が
設計し現場の寸法にあった家具を造ることです。
もちろん、そのような家具を家具家さん(町場の家具家さんではなく造作家具専門に
造っている家具家さんですが)に発注して造ってもらうこともできます。
ただ、造作専門の家具家さんは私の経験上かなり高額になりがちです。
その為当社では建築中に現場の大工さんが家具の骨の部分をつくり
建具や引出などは家具家さんで造る方法で造っています。
ただこの場合も建築図面と同様、しっかりした時間をかけた打ち合わせと図面が必要です。
しっかりした打ち合わせとは、使う人に合わせた設計です。
参考はありますが、決まり事がないので設計は使う人の身長に合わせた寸法にしたり
入れる物や普段使うものに合わせて設計します。
そして、使う素材なども使う人の好みや嗜好に合わせて造ることができます。
参考図面

実際の完成した造作家具




造作食器棚です。
既製品ももちろんありますが、お施主様の希望で現場にて制作しました。
家具本体の素材は家の床と合わせたパイン材です。
床はブラウンに着色しましたが、家具はホワイトに着色しました。
カウンター部分はホワイトのモザイクタイルです。
タイルですと目地に汚れが入りやすいですが、目地部分は塗料でコーティーングし
汚れが入りにくくしました。
吊戸棚のガラスは格子のデザインガラスを入れました。
ツマミ部分はオーナー奥様がネットで見つけたデザインノブ。
探す時間も楽しかったでしょうね。
引出し棚は、炊飯器置場。 使う時は引き出します。
違うオーナー宅ですが使い方はこんな感じです。

家の内容は住む方が決めるものです。
出来上がりも楽しみですが、途中の試行錯誤も楽しみの一つです。
2017年01月07日
「家のプランニング(間取り)の進め方」9 展開図の重要性
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
昨日は「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書きました。
その中で各部屋を輪切りにして書く展開図で具体的に部屋のつくり
例えば窓の高さ、棚の高さ、洗面台などの設備の位置や高さ、ニッチなどの位置や大きさ
を図面上で確認できる事が重要だと書きました。
この作業がのちのち引っ越して実際に生活する時の間取りの使いやすさなどに
影響すると思います。
展開図の例をもう一つ書きます。
まずは1/50平面図

展開図は

展開図にする場所の平面図詳細図

ダイニング部分です。
このダイニングでのお施主様の希望はリビングから独立したいと言うことでした。
ダイニングは家族が食事を取る場所。
お子さんが女の子三人いらっしゃいますが、空間を広めにとり、リビングからドアを
挟んで別けました。
お客さんなどが急に来てもプライベートが保てるようにしたいという希望でした。
展開図1

実際の完成後の写真
キッチンとの境に収納用の引出を作りました。
入れるものに合わせて大きさを決めデザインはアンティーク調です。
キッチン部分はモザイクタイルで仕上げています。



展開図2

実際の完成後の写真
この棚などの収納部分はお子さんのライドセルや学校の物を入れる場所です。
女の子三人に別々の場所を決めてそこに収納する予定です。
棚の上にはご主人のパソコンえを置きにスライド式の棚はプリンターを置きます。
棚の奥に各コンセントを設置しています。


ななめから見ると全体がわかります。

このように展開図では特に造作家具などと関わりも分かりやすいです。
造作家具については家具詳細図が別に必要になります。
当社の場合、造作家具は費用を抑えるために現場での大工さん工事と
ドアや引出を造る家具やさんとの共同作業です。
家具詳細については別に書きます。
キッチンに入る床をモザイクタイルにしました。
お施主様奥様の発案です。

昨日は「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書きました。
その中で各部屋を輪切りにして書く展開図で具体的に部屋のつくり
例えば窓の高さ、棚の高さ、洗面台などの設備の位置や高さ、ニッチなどの位置や大きさ
を図面上で確認できる事が重要だと書きました。
この作業がのちのち引っ越して実際に生活する時の間取りの使いやすさなどに
影響すると思います。
展開図の例をもう一つ書きます。
まずは1/50平面図

展開図は

展開図にする場所の平面図詳細図

ダイニング部分です。
このダイニングでのお施主様の希望はリビングから独立したいと言うことでした。
ダイニングは家族が食事を取る場所。
お子さんが女の子三人いらっしゃいますが、空間を広めにとり、リビングからドアを
挟んで別けました。
お客さんなどが急に来てもプライベートが保てるようにしたいという希望でした。
展開図1

実際の完成後の写真
キッチンとの境に収納用の引出を作りました。
入れるものに合わせて大きさを決めデザインはアンティーク調です。
キッチン部分はモザイクタイルで仕上げています。



展開図2

実際の完成後の写真
この棚などの収納部分はお子さんのライドセルや学校の物を入れる場所です。
女の子三人に別々の場所を決めてそこに収納する予定です。
棚の上にはご主人のパソコンえを置きにスライド式の棚はプリンターを置きます。
棚の奥に各コンセントを設置しています。


ななめから見ると全体がわかります。

このように展開図では特に造作家具などと関わりも分かりやすいです。
造作家具については家具詳細図が別に必要になります。
当社の場合、造作家具は費用を抑えるために現場での大工さん工事と
ドアや引出を造る家具やさんとの共同作業です。
家具詳細については別に書きます。
キッチンに入る床をモザイクタイルにしました。
お施主様奥様の発案です。

2017年01月06日
「家のプランニング(間取り)の進め方」8 展開図の重要性
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は以前進めていたブログで途中で中断していたタイトルのものが
あるので、その続きを書こうと思います。
それは「家のプランニング(間取り)の進め方」です。
去年の中頃より中断していました。
自分としては家づくりを進める上で「家づくりライフプラン」「資金計画」の
資金の次に大事な項目だと思っていますので、続けたいと思います。
前回までは何回も打ち合わせして書き直して吟味した1/100の縮尺のプランを
倍率を1/50に上げより詳しく細部まで書き込み検討するという話を書いたと思います。
そしてその際、平面図だけでなく展開図も併用して書いていきます。
この展開図はそれぞれの部屋を輪切りにして東西南北書いていきます。
分かりづらいので例を書きます。
玄関部分の平面図です。

拡大してみます。

この家の玄関は玄関ドアを開けて入るとすぐ右にシューズクロークがあります。
シューズクロークとはオープンになりがちな家族の靴を別部屋のように仕切ります。
仕切ることでお客さんなどが玄関から入ると靴が見えなく乱雑になりがちな玄関先が
スッキリ見せることが出来ます。
仕切り先の玄関クロークでは大容量の棚あるので、たくさんの靴が収納できます。
コート掛けなどとも併用できますし、工夫次第で靴以外の物も収納可能です。
展開図で書くと

拡大すると。 まずは詳細平面図

展開図1

完成後の実際の写真は



展開図2

完成後の実際の写真は


部屋を輪切りにした展開図を書く事のメリットは?(必要性は?)
各方向の高さ(窓や入口、棚など)や空間の広さや奥行きなどがかなり実際に近いものが
分かるので、完成後、引っ越しして実生活に入った場合に想像していた事などの
食い違いが生じにくい。
(ここは想像と違った~ などが少ない。)
自分たちが想像している空間と平面図や展開図とのすり合わせは時間がかかりますが
理想とする家を完成させるためにぜひ完成させていただきたいです。
今日は以前進めていたブログで途中で中断していたタイトルのものが
あるので、その続きを書こうと思います。
それは「家のプランニング(間取り)の進め方」です。
去年の中頃より中断していました。
自分としては家づくりを進める上で「家づくりライフプラン」「資金計画」の
資金の次に大事な項目だと思っていますので、続けたいと思います。
前回までは何回も打ち合わせして書き直して吟味した1/100の縮尺のプランを
倍率を1/50に上げより詳しく細部まで書き込み検討するという話を書いたと思います。
そしてその際、平面図だけでなく展開図も併用して書いていきます。
この展開図はそれぞれの部屋を輪切りにして東西南北書いていきます。
分かりづらいので例を書きます。
玄関部分の平面図です。

拡大してみます。

この家の玄関は玄関ドアを開けて入るとすぐ右にシューズクロークがあります。
シューズクロークとはオープンになりがちな家族の靴を別部屋のように仕切ります。
仕切ることでお客さんなどが玄関から入ると靴が見えなく乱雑になりがちな玄関先が
スッキリ見せることが出来ます。
仕切り先の玄関クロークでは大容量の棚あるので、たくさんの靴が収納できます。
コート掛けなどとも併用できますし、工夫次第で靴以外の物も収納可能です。
展開図で書くと

拡大すると。 まずは詳細平面図

展開図1

完成後の実際の写真は



展開図2

完成後の実際の写真は


部屋を輪切りにした展開図を書く事のメリットは?(必要性は?)
各方向の高さ(窓や入口、棚など)や空間の広さや奥行きなどがかなり実際に近いものが
分かるので、完成後、引っ越しして実生活に入った場合に想像していた事などの
食い違いが生じにくい。
(ここは想像と違った~ などが少ない。)
自分たちが想像している空間と平面図や展開図とのすり合わせは時間がかかりますが
理想とする家を完成させるためにぜひ完成させていただきたいです。
2016年10月16日
家のプランニング(間取り)の進め方7 家づくりを進める当社のスタンス
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の7回目です。
1/100縮尺図面を何回となく打ち合わせをして変更訂正をした後、この間取りなら
自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく、問題ないと
思う事が出来たら、平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。
そして、この時にもう一つ大事な書類として資金計画書を提出します。
この資金計画書とは提出させていただいた間取りの家を当社の住宅性能と構造内装仕様で
建てた場合、建築費用、建築諸経費、その他一般諸経費など家づくりの総額がいくら掛かるかという
概算費用が分かる資金計画書です。
(家づくりの為の将来無理のない安全費用は事前のライフプランによってすでに
わかっていると資金計画書の内容がよりリアル感をもってわかります。)
家づくりのためのライフプランとは?
家の間取りも自分たちに合ったものが分かってきて
その間取りの家を建てた場合総額でいくら掛かるかがわかり、ご自分たちの家づくりの目安が見えてきて
納得していただいた場合、当社の場合はこの時点で設計契約を結ばしていただいています。
費用は¥50000円です。
ただこの¥50000円費用はあくまでも将来めでたく住宅建築の契約になった場合は
工事金額の一部として充当します。
どちらかと言うと預り金という考えです。
これからパソコンキャド図面を書いていきますが、1/50縮尺といっても手書き作業です。
自分以外にも専門の一級建築士が書く作業ですから当然手間という人件費がかかります。
その費用としては¥50000円は安いという考えもありますが、これから家づくりという
高額な費用がかかる大変な作業をしていくご家族に初期段階であまり金銭的負担は掛けたくない。
思いがあります。
設計費用の相場的には賛否両論はありますが、当社の場合は現在このスタイルで進めています。
ここで、少し後戻り的解説ですが、1/100縮尺の図面での打ち合わせを間取りが納得するまで
何回でもすると言いましたが、この方法はあくまでも私か、担当一級建築士と家づくりを希望している
ご家族との個別面談で行います。
当社の基本的な打ち合わせスタンスは、提案型です。
お客様からいろいろな家に対する希望を聞き出しながら、その希望に対して
採用メリットとデメリットをこちらで解説するので、自分に合ったものを選んでもらいます。
ただ、その際に建築設計のプロとしての提案もさせていただきます。
一般的な考えと自分なりの考えも織り交ぜますが、あくまでも
最終決定は住む方にしていただきます。
私の考えとしては当社の家づくりのスタンスは家づくりをしていくご家族に寄り添い
「いっしょに考え、ご家族にとって将来まで安心できるいい家を建てようね。」
というスタンスです。
当社の事務所打ち合わせ場所
キッズスペース。 おもちゃやビデオでアニメが見れます。


家の資料、構造サンプルが揃っています。


照明器具色々


今度は1/50縮尺図面をどのように自分たちにあったものとして進めていくかの
話をします。
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の7回目です。
1/100縮尺図面を何回となく打ち合わせをして変更訂正をした後、この間取りなら
自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく、問題ないと
思う事が出来たら、平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。
そして、この時にもう一つ大事な書類として資金計画書を提出します。
この資金計画書とは提出させていただいた間取りの家を当社の住宅性能と構造内装仕様で
建てた場合、建築費用、建築諸経費、その他一般諸経費など家づくりの総額がいくら掛かるかという
概算費用が分かる資金計画書です。
(家づくりの為の将来無理のない安全費用は事前のライフプランによってすでに
わかっていると資金計画書の内容がよりリアル感をもってわかります。)
家づくりのためのライフプランとは?
家の間取りも自分たちに合ったものが分かってきて
その間取りの家を建てた場合総額でいくら掛かるかがわかり、ご自分たちの家づくりの目安が見えてきて
納得していただいた場合、当社の場合はこの時点で設計契約を結ばしていただいています。
費用は¥50000円です。
ただこの¥50000円費用はあくまでも将来めでたく住宅建築の契約になった場合は
工事金額の一部として充当します。
どちらかと言うと預り金という考えです。
これからパソコンキャド図面を書いていきますが、1/50縮尺といっても手書き作業です。
自分以外にも専門の一級建築士が書く作業ですから当然手間という人件費がかかります。
その費用としては¥50000円は安いという考えもありますが、これから家づくりという
高額な費用がかかる大変な作業をしていくご家族に初期段階であまり金銭的負担は掛けたくない。
思いがあります。
設計費用の相場的には賛否両論はありますが、当社の場合は現在このスタイルで進めています。
ここで、少し後戻り的解説ですが、1/100縮尺の図面での打ち合わせを間取りが納得するまで
何回でもすると言いましたが、この方法はあくまでも私か、担当一級建築士と家づくりを希望している
ご家族との個別面談で行います。
当社の基本的な打ち合わせスタンスは、提案型です。
お客様からいろいろな家に対する希望を聞き出しながら、その希望に対して
採用メリットとデメリットをこちらで解説するので、自分に合ったものを選んでもらいます。
ただ、その際に建築設計のプロとしての提案もさせていただきます。
一般的な考えと自分なりの考えも織り交ぜますが、あくまでも
最終決定は住む方にしていただきます。
私の考えとしては当社の家づくりのスタンスは家づくりをしていくご家族に寄り添い
「いっしょに考え、ご家族にとって将来まで安心できるいい家を建てようね。」
というスタンスです。
当社の事務所打ち合わせ場所
キッズスペース。 おもちゃやビデオでアニメが見れます。


家の資料、構造サンプルが揃っています。


照明器具色々


今度は1/50縮尺図面をどのように自分たちにあったものとして進めていくかの
話をします。
2016年10月14日
家のプランニング(間取り)の進め方6 収納計画、配置計画2
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の6回目です。
前回は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の提案図面を
提出するという話をしました。
ただ、話は前後しますが1/100縮尺の図面の打ち合わせの段階で大まかな収納配置計画を考えておくこと。
収納配置計画とは今ある冷蔵庫やテレビ、洗濯機などをこれから新築する家のどこに配置していくか?
今あるアパートなどに置いてある荷物をどこに収納するか? などです。
その為にはそれらの一覧表をつくり、寸法を測って書いておきます。
詳しくは前回のブログをご確認ください。
そして前回のブログの補足ですが、今ある物だけでなく将来増えるであろう収納物も考えておきます。
それはお子さんの成長に合わせて必要になったりする物もありますし、ご家族の習慣や趣味やこれから
やりたいことなどにもよって変わります。
例えば、ご家族の習慣や趣味とは、定期的にキャンプ行ったり、ご主人の趣味がバイクや自電車に乗ることだったり、
奥様もスポーツ好きだったり、趣味が読書だったり、家計簿を付けることが習慣だったり、いろいろですね。


要は住む方たちの趣味や生活習慣や生活感によってプランニングは変化します。
過去のお施主様の中には今小さいお子さんが小学校や中学校などに造るであろう
工作品や絵などを保管する場所を作ったり、お雛様や五月人形などの保管場所を
作ったりした場合もあります。

そして、この1/100縮尺図面の打ち合わせは、一度きりではなく住むご家族が
自分たち生活にあっていると思うまで何回も書いていきます。
そしてこの間取りなら自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく問題ないと
思う事が出来たら、当社の場合は平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。



図面の倍率を1/100から1/50に上げると大きさが変わるだけなく、詳細な部分まで
分かりやすくなります。
それともう一つ大事な図面を同時進行で進めます。
それは展開図です。
トイレの展開図

玄関の展開図

展開図は部屋を一部屋一部屋輪切りにして各東西南北の方向に横から見た図面です。
この図面を書くメリットは1/50の平面図同様詳細に渡って細かく打ち合わせが出来る事です。
具体的には又書きます。
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の6回目です。
前回は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の提案図面を
提出するという話をしました。
ただ、話は前後しますが1/100縮尺の図面の打ち合わせの段階で大まかな収納配置計画を考えておくこと。
収納配置計画とは今ある冷蔵庫やテレビ、洗濯機などをこれから新築する家のどこに配置していくか?
今あるアパートなどに置いてある荷物をどこに収納するか? などです。
その為にはそれらの一覧表をつくり、寸法を測って書いておきます。
詳しくは前回のブログをご確認ください。
そして前回のブログの補足ですが、今ある物だけでなく将来増えるであろう収納物も考えておきます。
それはお子さんの成長に合わせて必要になったりする物もありますし、ご家族の習慣や趣味やこれから
やりたいことなどにもよって変わります。
例えば、ご家族の習慣や趣味とは、定期的にキャンプ行ったり、ご主人の趣味がバイクや自電車に乗ることだったり、
奥様もスポーツ好きだったり、趣味が読書だったり、家計簿を付けることが習慣だったり、いろいろですね。


要は住む方たちの趣味や生活習慣や生活感によってプランニングは変化します。
過去のお施主様の中には今小さいお子さんが小学校や中学校などに造るであろう
工作品や絵などを保管する場所を作ったり、お雛様や五月人形などの保管場所を
作ったりした場合もあります。

そして、この1/100縮尺図面の打ち合わせは、一度きりではなく住むご家族が
自分たち生活にあっていると思うまで何回も書いていきます。
そしてこの間取りなら自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく問題ないと
思う事が出来たら、当社の場合は平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。



図面の倍率を1/100から1/50に上げると大きさが変わるだけなく、詳細な部分まで
分かりやすくなります。
それともう一つ大事な図面を同時進行で進めます。
それは展開図です。
トイレの展開図

玄関の展開図

展開図は部屋を一部屋一部屋輪切りにして各東西南北の方向に横から見た図面です。
この図面を書くメリットは1/50の平面図同様詳細に渡って細かく打ち合わせが出来る事です。
具体的には又書きます。
2016年10月08日
家のプランニング(間取り)の進め方5 収納計画
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の5回目です。
昨日は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の図面を提出するところまで
書きました。
この図面は要望を聞きながら土地に対する家の配置や部屋の配置、生活動線、家事動線などを
私なりに解釈し、それに家のデサインや耐震性を考えながら書いたものです。
その図面を提出後、お客様より意見を聞いていきます。
ただ、ここでこの時点で考えておきたい大事な事があります。
それは収納計画です。
収納計画とは今持っっているもの、家ができた後引越し後に増えていくであろうもの
自分たちがとっておきたいもの、生活以外趣味などで増えていくものなどを考え
家のどの場所に置くのかを決めることです。
ただまだ縮尺が1/100の図面では分かりづらいですが、この時点でおおよそ見当つけておかないと
図面が進んだ段階で考えると必要な収納が収まらなくなってしまいます。
なので、この時点でお客様には今お持ちの生活用具などの一覧を作ってもらいます。
生活用具とはテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電品から今お持ちで家が出来てからも
持ち込みたいもの例えばテーブルや家具類など。
家が出来たら買い替えたいものも考えてもらいます。
一覧表で

丁寧にイラスト書いていただいたお施主様もいました。

詳しく説明していただきました。


これらの物を実際にどこに入れるかを一緒に考えながらプランを進めていきます。
この収納計画はプランニングの初期段階で行う大事な作業です。

お施主様お子様が書いたイラスト
今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の5回目です。
昨日は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の図面を提出するところまで
書きました。
この図面は要望を聞きながら土地に対する家の配置や部屋の配置、生活動線、家事動線などを
私なりに解釈し、それに家のデサインや耐震性を考えながら書いたものです。
その図面を提出後、お客様より意見を聞いていきます。
ただ、ここでこの時点で考えておきたい大事な事があります。
それは収納計画です。
収納計画とは今持っっているもの、家ができた後引越し後に増えていくであろうもの
自分たちがとっておきたいもの、生活以外趣味などで増えていくものなどを考え
家のどの場所に置くのかを決めることです。
ただまだ縮尺が1/100の図面では分かりづらいですが、この時点でおおよそ見当つけておかないと
図面が進んだ段階で考えると必要な収納が収まらなくなってしまいます。
なので、この時点でお客様には今お持ちの生活用具などの一覧を作ってもらいます。
生活用具とはテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電品から今お持ちで家が出来てからも
持ち込みたいもの例えばテーブルや家具類など。
家が出来たら買い替えたいものも考えてもらいます。
一覧表で

丁寧にイラスト書いていただいたお施主様もいました。

詳しく説明していただきました。


これらの物を実際にどこに入れるかを一緒に考えながらプランを進めていきます。
この収納計画はプランニングの初期段階で行う大事な作業です。

お施主様お子様が書いたイラスト
2016年10月07日
家のプランニング(間取り)の進め方4 聞き取りから1/100縮尺図面提出
こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日も前回「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書こうと思います。
前回はこれから家のプランを進めていく方たちに自分たちがどんな家に住んで
生活していきたいかという事を聞き取るという話を書きました。
その際、家を建てたい誰もかが、最初からはっきり
「私はこんな家に住みたいです。」
というような要望が出るとは限りません。
ですから、最初は自分が気になっっている家が載っている雑誌や本、インターネット上の画像などを
集めたりしてもらいながら進めていきます。
そして、それをしながら家の配置のこと、自分たちが生活しやすい生活動線、家事動線などを
聞いていきます。
これらの話は基本的にご夫婦の意見を取り入れて行きますが、結構ご夫婦の意見の違いが
出やすいところでもあります。
夫婦と言っても結婚する前は生まれた環境、育った環境が違いますから
意見が違うのは当然といえば当然です。
ただこれから自分たちが一生住む家を建てるのですからお互いにどうしてもそうありたい所は
主張していただき、そうでないところは譲り合いながら進めていきます。
前置きが長くなりましたが、聞き取りをさせていただき、それを図面化し次回の打ち合わせ時に
提出します。
提出図面
これは平面図といいます。
家の縮尺を1/100にして書いてあります。
家の土地に対する配置や部屋の配置、キッチンやお風呂など生活設備の配置などを書き入れます。

立面図です。
平面図と同じ1/100の縮尺で家を東西南北から見た形が書いてあります。

鳥瞰図です。
読んで字のごとし鳥が空から家を覗き込んだように見ることが出来ます。

外観パースです。
家を立体的にそこにあるように見ることが出来ます。

だいたいこのような図面を最初提出していきます。
でもここで注意していただきたいのは、この図面はあくまでも初回の聞き取りを聞いて
私なりの解釈で書いたものです。
当然、図面の内容は部屋どうしの距離感、生活動線、家事動線、耐震構造など
プロとしての考えを入れてのプランです。
ただ、これがそのまま、実際に住むかたの住みやすさになるかどうかは
別問題です。
それはこれからの打ち合わせと、意見交換により訂正をしていきます。
自分としてもこれがベストとは思っていません。
プラン提出後お客様より意見や感想は?
これは図面提出後、お客様からの要望が図面に書いていただいたもののコピーです。


文章で書いてもらったものです。
赤いXは打ち合わせ時に解決した項目です。



要は何を言いたいのかというと家は建ててから一生、家族の生活の基盤となり
安全にそして安心して住んでいただくものです。
プランも住む方たちと一緒に考えて
自分たちの生活スタイルに合ったものにしてもらいたいと思っています。
又、プランニングについては書いていきます。

お施主様お子様が書いたイラスト
今日も前回「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書こうと思います。
前回はこれから家のプランを進めていく方たちに自分たちがどんな家に住んで
生活していきたいかという事を聞き取るという話を書きました。
その際、家を建てたい誰もかが、最初からはっきり
「私はこんな家に住みたいです。」
というような要望が出るとは限りません。
ですから、最初は自分が気になっっている家が載っている雑誌や本、インターネット上の画像などを
集めたりしてもらいながら進めていきます。
そして、それをしながら家の配置のこと、自分たちが生活しやすい生活動線、家事動線などを
聞いていきます。
これらの話は基本的にご夫婦の意見を取り入れて行きますが、結構ご夫婦の意見の違いが
出やすいところでもあります。
夫婦と言っても結婚する前は生まれた環境、育った環境が違いますから
意見が違うのは当然といえば当然です。
ただこれから自分たちが一生住む家を建てるのですからお互いにどうしてもそうありたい所は
主張していただき、そうでないところは譲り合いながら進めていきます。
前置きが長くなりましたが、聞き取りをさせていただき、それを図面化し次回の打ち合わせ時に
提出します。
提出図面
これは平面図といいます。
家の縮尺を1/100にして書いてあります。
家の土地に対する配置や部屋の配置、キッチンやお風呂など生活設備の配置などを書き入れます。

立面図です。
平面図と同じ1/100の縮尺で家を東西南北から見た形が書いてあります。

鳥瞰図です。
読んで字のごとし鳥が空から家を覗き込んだように見ることが出来ます。

外観パースです。
家を立体的にそこにあるように見ることが出来ます。

だいたいこのような図面を最初提出していきます。
でもここで注意していただきたいのは、この図面はあくまでも初回の聞き取りを聞いて
私なりの解釈で書いたものです。
当然、図面の内容は部屋どうしの距離感、生活動線、家事動線、耐震構造など
プロとしての考えを入れてのプランです。
ただ、これがそのまま、実際に住むかたの住みやすさになるかどうかは
別問題です。
それはこれからの打ち合わせと、意見交換により訂正をしていきます。
自分としてもこれがベストとは思っていません。
プラン提出後お客様より意見や感想は?
これは図面提出後、お客様からの要望が図面に書いていただいたもののコピーです。


文章で書いてもらったものです。
赤いXは打ち合わせ時に解決した項目です。



要は何を言いたいのかというと家は建ててから一生、家族の生活の基盤となり
安全にそして安心して住んでいただくものです。
プランも住む方たちと一緒に考えて
自分たちの生活スタイルに合ったものにしてもらいたいと思っています。
又、プランニングについては書いていきます。
お施主様お子様が書いたイラスト