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2016年10月16日

家のプランニング(間取り)の進め方7 家づくりを進める当社のスタンス

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の7回目です。

1/100縮尺図面を何回となく打ち合わせをして変更訂正をした後、この間取りなら
自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく、問題ないと
思う事が出来たら、平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。

そして、この時にもう一つ大事な書類として資金計画書を提出します。
この資金計画書とは提出させていただいた間取りの家を当社の住宅性能と構造内装仕様で
建てた場合、建築費用、建築諸経費、その他一般諸経費など家づくりの総額がいくら掛かるかという
概算費用が分かる資金計画書です。

(家づくりの為の将来無理のない安全費用は事前のライフプランによってすでに
わかっていると資金計画書の内容がよりリアル感をもってわかります。)


家づくりのためのライフプランとは?

家の間取りも自分たちに合ったものが分かってきて
その間取りの家を建てた場合総額でいくら掛かるかがわかり、ご自分たちの家づくりの目安が見えてきて
納得していただいた場合、当社の場合はこの時点で設計契約を結ばしていただいています。
費用は¥50000円です。


ただこの¥50000円費用はあくまでも将来めでたく住宅建築の契約になった場合は
工事金額の一部として充当します。
どちらかと言うと預り金という考えです。

これからパソコンキャド図面を書いていきますが、1/50縮尺といっても手書き作業です。
自分以外にも専門の一級建築士が書く作業ですから当然手間という人件費がかかります。

その費用としては¥50000円は安いという考えもありますが、これから家づくりという
高額な費用がかかる大変な作業をしていくご家族に初期段階であまり金銭的負担は掛けたくない。
思いがあります。

設計費用の相場的には賛否両論はありますが、当社の場合は現在このスタイルで進めています。


ここで、少し後戻り的解説ですが、1/100縮尺の図面での打ち合わせを間取りが納得するまで
何回でもすると言いましたが、この方法はあくまでも私か、担当一級建築士と家づくりを希望している
ご家族との個別面談で行います。

当社の基本的な打ち合わせスタンスは、提案型です。
お客様からいろいろな家に対する希望を聞き出しながら、その希望に対して
採用メリットとデメリットをこちらで解説するので、自分に合ったものを選んでもらいます。

ただ、その際に建築設計のプロとしての提案もさせていただきます。
一般的な考えと自分なりの考えも織り交ぜますが、あくまでも
最終決定は住む方にしていただきます。

私の考えとしては当社の家づくりのスタンスは家づくりをしていくご家族に寄り添い

「いっしょに考え、ご家族にとって将来まで安心できるいい家を建てようね。」

というスタンスです。

当社の事務所打ち合わせ場所

キッズスペース。 おもちゃやビデオでアニメが見れます。





家の資料、構造サンプルが揃っています。





照明器具色々






今度は1/50縮尺図面をどのように自分たちにあったものとして進めていくかの
話をします。













  

2016年10月14日

家のプランニング(間取り)の進め方6 収納計画、配置計画2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の6回目です。

前回は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の提案図面を
提出するという話をしました。

ただ、話は前後しますが1/100縮尺の図面の打ち合わせの段階で大まかな収納配置計画を考えておくこと。

収納配置計画とは今ある冷蔵庫やテレビ、洗濯機などをこれから新築する家のどこに配置していくか?
今あるアパートなどに置いてある荷物をどこに収納するか?  などです。


その為にはそれらの一覧表をつくり、寸法を測って書いておきます。

詳しくは前回のブログをご確認ください。

そして前回のブログの補足ですが、今ある物だけでなく将来増えるであろう収納物も考えておきます。

それはお子さんの成長に合わせて必要になったりする物もありますし、ご家族の習慣や趣味やこれから
やりたいことなどにもよって変わります。

例えば、ご家族の習慣や趣味とは、定期的にキャンプ行ったり、ご主人の趣味がバイクや自電車に乗ることだったり、
奥様もスポーツ好きだったり、趣味が読書だったり、家計簿を付けることが習慣だったり、いろいろですね。





要は住む方たちの趣味や生活習慣や生活感によってプランニングは変化します。

過去のお施主様の中には今小さいお子さんが小学校や中学校などに造るであろう
工作品や絵などを保管する場所を作ったり、お雛様や五月人形などの保管場所を
作ったりした場合もあります。



そして、この1/100縮尺図面の打ち合わせは、一度きりではなく住むご家族が
自分たち生活にあっていると思うまで何回も書いていきます。

そしてこの間取りなら自分たちがずっと生活するにあたって使い勝手がよく問題ないと
思う事が出来たら、当社の場合は平面図面の倍率を1/100から1/50にあげて提案します。







図面の倍率を1/100から1/50に上げると大きさが変わるだけなく、詳細な部分まで
分かりやすくなります。

それともう一つ大事な図面を同時進行で進めます。
それは展開図です。


トイレの展開図



玄関の展開図




展開図は部屋を一部屋一部屋輪切りにして各東西南北の方向に横から見た図面です。

この図面を書くメリットは1/50の平面図同様詳細に渡って細かく打ち合わせが出来る事です。
具体的には又書きます。







  

2016年10月08日

家のプランニング(間取り)の進め方5 収納計画

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も「家のプランニング(間取り)の進め方」の5回目です。

昨日は「住みたい生活したい家」の要望を聞き取り後、1/100縮尺の図面を提出するところまで
書きました。

この図面は要望を聞きながら土地に対する家の配置や部屋の配置、生活動線、家事動線などを
私なりに解釈し、それに家のデサインや耐震性を考えながら書いたものです。

その図面を提出後、お客様より意見を聞いていきます。
ただ、ここでこの時点で考えておきたい大事な事があります。

それは収納計画です。

収納計画とは今持っっているもの、家ができた後引越し後に増えていくであろうもの
自分たちがとっておきたいもの、生活以外趣味などで増えていくものなどを考え
家のどの場所に置くのかを決めることです。

ただまだ縮尺が1/100の図面では分かりづらいですが、この時点でおおよそ見当つけておかないと
図面が進んだ段階で考えると必要な収納が収まらなくなってしまいます。

なので、この時点でお客様には今お持ちの生活用具などの一覧を作ってもらいます。
生活用具とはテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電品から今お持ちで家が出来てからも
持ち込みたいもの例えばテーブルや家具類など。

家が出来たら買い替えたいものも考えてもらいます。

一覧表で



丁寧にイラスト書いていただいたお施主様もいました。



詳しく説明していただきました。





これらの物を実際にどこに入れるかを一緒に考えながらプランを進めていきます。
この収納計画はプランニングの初期段階で行う大事な作業です。



お施主様お子様が書いたイラス









  

2016年10月07日

家のプランニング(間取り)の進め方4 聞き取りから1/100縮尺図面提出

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日も前回「家のプランニング(間取り)の進め方」についての話を書こうと思います。

前回はこれから家のプランを進めていく方たちに自分たちがどんな家に住んで
生活していきたいかという事を聞き取るという話を書きました。

その際、家を建てたい誰もかが、最初からはっきり
「私はこんな家に住みたいです。」
というような要望が出るとは限りません。

ですから、最初は自分が気になっっている家が載っている雑誌や本、インターネット上の画像などを
集めたりしてもらいながら進めていきます。

そして、それをしながら家の配置のこと、自分たちが生活しやすい生活動線、家事動線などを
聞いていきます。

これらの話は基本的にご夫婦の意見を取り入れて行きますが、結構ご夫婦の意見の違いが
出やすいところでもあります。

夫婦と言っても結婚する前は生まれた環境、育った環境が違いますから
意見が違うのは当然といえば当然です。

ただこれから自分たちが一生住む家を建てるのですからお互いにどうしてもそうありたい所は
主張していただき、そうでないところは譲り合いながら進めていきます。

前置きが長くなりましたが、聞き取りをさせていただき、それを図面化し次回の打ち合わせ時に
提出します。

提出図面

これは平面図といいます。
家の縮尺を1/100にして書いてあります。
家の土地に対する配置や部屋の配置、キッチンやお風呂など生活設備の配置などを書き入れます。



立面図です。
平面図と同じ1/100の縮尺で家を東西南北から見た形が書いてあります。



鳥瞰図です。
読んで字のごとし鳥が空から家を覗き込んだように見ることが出来ます。



外観パースです。
家を立体的にそこにあるように見ることが出来ます。



だいたいこのような図面を最初提出していきます。
でもここで注意していただきたいのは、この図面はあくまでも初回の聞き取りを聞いて
私なりの解釈で書いたものです。

当然、図面の内容は部屋どうしの距離感、生活動線、家事動線、耐震構造など
プロとしての考えを入れてのプランです。

ただ、これがそのまま、実際に住むかたの住みやすさになるかどうかは
別問題です。

それはこれからの打ち合わせと、意見交換により訂正をしていきます。
自分としてもこれがベストとは思っていません。

プラン提出後お客様より意見や感想は?

これは図面提出後、お客様からの要望が図面に書いていただいたもののコピーです。





文章で書いてもらったものです。
赤いXは打ち合わせ時に解決した項目です。







要は何を言いたいのかというと家は建ててから一生、家族の生活の基盤となり
安全にそして安心して住んでいただくものです。

プランも住む方たちと一緒に考えて
自分たちの生活スタイルに合ったものにしてもらいたいと思っています。


又、プランニングについては書いていきます。



お施主様お子様が書いたイラスト











  

2016年10月05日

家のプランニング(間取り)の進め方3 住みたい家の資料を集める

こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

以前書いて止まっていましたが、家のプランニング(間取り)の進め方の続きを書きたいと思います。

以前書いた「家のプランニング(間取り)の進め方」
以前のブログを読んでいただくとこれからの内容が分かりやすいです。

「家のプランニング(間取り)の進め方1」

「家のプランニング(間取り)の進め方2」

前回、お施主様からご提供いただいた資料を参考にしながら家のプランニングを進める
という話を書きました。

ただ、お客様の中には、家の事を考える事など当然初めてのことなので
何をどう集めたり見たりすることが分かりづらい方たちもいます。


そうした場合は最初のプランニングの聞き取りは当社の過去のお施主様たちの
家の写真やプランニングなどを具体的に見てもらいながら進めることもあります。


当社の場合は、前にも書いたかもしれませんが、実際に家を建てられるお施主様の
年齢、家族構成、年収などがかなり似ているご家族も多いので、参考までにそのような
家の写真やプランニングなどもお見せします。

そうすると、具体的に自分たちと同世代のご家族から自分たちとの共通点や
考えに共感するところもみつかってくるようで、今度は自分たちに置き換えた場合の
考えなどが分かるようです。



その後、自分たちが住んで生活したい家の聞き取りをします。

そしてお客様には断片的でいいので自分たちが住みたい家の希望を言っていだいたり
書いてきていただきます。

希望は断片的でいいです。
そのジグソーパズルのような希望をつないで実際の絵にするのは自分たち建築のプロの仕事です。


これは実際にお施主様にいただいたものですが、下のようにご要望と画像を
組み合わせて書いていただくと分かりやすいですね。











このようなご要望の聞き取りをさせていただいた後、聞き取りを参考にした
参考プランを次回の打ち合わせ時までに作成して提示します。





次回はこれらの説明をします。











  

2016年10月03日

三島市沢地の現場に行きました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

三島市沢地の現場に行きました。

沢地の現場はまだ、外回りと内部の下地工事の最中です。

バルコニーでは防水工事をしていました。
当社の場合FRP防水です。(ボートの素材にも使われる)

FRPは繊維強化プラスチックで、ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチック、
という意味です。FRPは強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、
波板、自動車、屋根材等として広く使用されています。





FRP防水後、サッシュや防水テープを貼り付けます。
この順番を間違えると将来的に雨漏りの原因になります。

内部では

内装では断熱材のセルロースファイバーを充填するための下地の壁は不織布を
天井は気密シートを貼っていました。

なぜ、不織布と気密シートを貼り分けたというと壁は外壁面で気密をとっていますが
天井は勾配天井のため外部からの気密がとりにくい為内部でとりました。

気密の関しては分かりにくいと思いますので別の機会で書きます。



同じく気密をとるためのウレタン充填です。
柱の付け根など隙間風が入りやすい場所はこれで一本一本潰していきます。




家の気密性能を上げると何がいいかというと簡単に言えば、隙間風が入らなく
家の断熱効力を上げることが出来るということと、換気性能も上がると言うことです。

詳しくは別の機会に又書きます。













  

Posted by ナチュラルアスカ at 16:44Comments(0)三島市沢地完全二世帯の家

2016年10月01日

富士市厚原の家でお施主様へのお引渡をしました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先週の日曜日ですが富士市厚原の家でお施主様へのお引渡をしました。









お引き渡しは施主様にとっても当社にとってもうれしいイベントです。

ただ長い間、工事でずっと管理していた家を渡すのは、ホッとするのと同時に
寂しさも感じます。
(自分はまだ経験ないですが娘を嫁に出す感じか?少しおおげさか?)

この日は工事に携わった職人さんや業者さん、設備のメーカーさんなどが
取扱設備と管理の仕方をお施主様に説明しながらお引渡します。


とはいってもこれからが本当のこの家の管理とメンテナンスです。
一回目のメンテナンス検査は半年後です。
「家に何か問題が出たらすぐに呼んでください。」




お施主様お引き渡し記念撮影









  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:45Comments(0)家族のだんらんを大事にする家