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2015年12月26日

函南町増築工事上棟しました。


こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

先日来から書いている函南町の増築工事から

だいぶ進みました。
幸い天候に恵まれた事と規模が一般的な新築工事と違い小さいので進行が早いです。

まずは上棟。(家の骨組みを組む)



耐震合板を貼った後、防水紙貼り



こうなってくると増築部分と母屋との関係もわかりやすいと思います。




屋根部分も防水工事をします。
今回の防水はFRP防水。
メンテナンスは必要ですが、緩やかな勾配のため雨漏りしやすいことを考慮し
実施しました。



ただ、雨音などが聞こえやすいので屋根の下にポリエチレンフォーム系の
断熱材を入れました。
断熱効果だけでなく、雨音も緩和もしてくれると思います。



その後、増築部分と母屋部分を鉄骨にて結束しました。



専用の柱との結束のため地震時の補強になると思います。
増築部分の規模を考え実施しました。

外回りがほぼ固まったので内部は進むと思います。










  

Posted by ナチュラルアスカ at 15:25Comments(0)函南町増築工事

2015年12月22日

函南町増築の現場より

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は昨日の続きの函南町増築の現場より。

増築をする場所はもともと駐車場のためコンクリートの土間になっています。
駐車場の土間は基礎の土間と違い鉄筋も入っていなことが多く、車だけの
荷重に耐えれればいいのであまり厚くつくってはいません。




その為、構造も強度がわからないので家の荷重を支える保証が無いため
最初に家が乗る場所は全部壊してしまう必要があります。

その後、新築の家と同じように地盤調査をし地盤の強度を確認してから
基礎をつくる必要があります。





これでコンクリートを打ってしまえば独立した増築部分の重さに耐えれる
基礎が出来ます。


基礎ができた後、家を建てる前にやっておくことがあります。

それは既存の母屋と建てる増築の家との連結部分の開口です。

今回必要な開口は母屋からの侵入部分と母屋と増築部分を一体化させる
補強部分の開口です。

家を建ててから開口することも可能ですが、家を建ててしまうと密閉されてしまうので
解体時に大量にでる埃の為現場が汚れてしまうことを避けたかったからです。



この開口作業は解体屋さんに依頼しました。







母屋から増築部部へのアプローチ開口は増築部分がある程度出来てから
開けます。先に開けてしまうと危険だからです。

この作業後増築部分を上棟(家の骨組みを組む)します。





  

Posted by ナチュラルアスカ at 11:23Comments(0)函南町増築工事

2015年12月21日

函南町増築工事

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

当社の場合、新築工事以外にはリフォーム工事や増築改修工事なども
工事しています。今回は増築工事です。

現場は函南町。
当社は富士市ですが長年付き合いのある職人さんからお施主さんを紹介してくれました。

工事前の現状







今建っているこの家は鉄骨の2階建て。
お施主さんのご希望は小学生と中学生の男の子の勉強部屋の拡張です。

6帖間ぐらいの勉強部屋を2部屋、後は友達も呼べる部屋と納戸の4部屋
14坪ほどの増築です。

ただ、先ほど書いたように既存が鉄骨で今度新規で建てるのは木造のため
問題がいくつかあります。

一番問題なのはもし、大きな地震が発生した場合揺れが違う、鉄骨造と木造を
どのように結束するか?

一般的にはエキスパンションジョイントと言って増築や異構造の結束の場合
地震が起きた場合緩和部分を作ってお互いに干渉しないようにします。

今回はその部分を作りながらどのように耐震補強するかです。

二番目はやはり雨漏りですね。
結束部分はどうしても雨漏りがしやすいので、どのように
雨対策するかです。

三番目は鉄骨の構造と木造では階高(2階の床の高さ)違うのでどのように
(階段等で)高さ関係を持つかです。

いずれにせよ、一つ一つ解決していきたいと思います。



完成イメージぱーす

白い部分が増築部分






  

Posted by ナチュラルアスカ at 18:11Comments(0)函南町増築工事

2015年12月19日

富士市柚木の現場では上棟(家の骨組みを組む)しました。


こんにちはアスカ工務店遠藤です。


先日ですが富士市柚木の現場では上棟(家の骨組みを組む)がありました。







この日は朝から晴天。
冬の寒空ではありましたが、風もなく上棟にはうってつけでした。








上棟の後は恒例の上棟式お施主様が当社の職人、出入り業者、の
労をねぎらってくれ、お弁当を用意してくれました。

当社の場合、お施主様と当社の職人、仕入れ業者との顔合わせとして
上棟式をとりおこなっています。

家の工事に参加させていただく事を通してお施主様との人生の出会いを
感謝して、各職人がいろいろな仕事を通して精一杯
お返していくための心構えを持ってもらうために開催しています。

年をはさみ、工事は進みます。

いい年になりそうです。


  

Posted by ナチュラルアスカ at 15:26Comments(0)

2015年12月18日

基礎工事完了の作業について

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

富士市柚木の現場の続きです。

前回は基礎工事について書きました。
今日は基礎工事完了の作業についてお話します。

基礎工事の後は、上棟(家の骨組みを組む)に向けて土台を組みます。
土台は木造の柱を建てる大事な部分です。

土台は地面に一番近いため防蟻工事(シロアリ対策)をします。
当社の場合の防蟻工事は最近ホウ酸を使っています。

セルロースファイバー


ホウ酸とは当社の標準断熱材「セルロースファイバー」にも約22%ほど混入する薬剤です。



薬剤といっても基本的に人体には影響がありません。
眼科で目を洗顔したりすることに使われます。





このホウ酸を床の構造パネル1枚1枚噴霧していきます。



噴霧完了後、パネルを土台に伏せていきます。



ホウ酸は基本水溶性のため強い雨には流れだす恐れがあるため
雨に当たらないようにシートを掛けます。

この状態で上棟を待ちます。









  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:15Comments(0)

2015年12月17日

富士市柚木の現場上棟ですがその前に


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は富士市柚木の家の上棟ですが、その前に現場の振り返りをしたいと思います。

まずは基礎工事







前の私のブログでも言っていますね。
基礎工事の要はなんといっても鉄筋工事。

鉄筋の量、すなわち強度が基礎の力になります。
建物の重さや地盤の強さに応じて鉄筋を組むことはとても大事です。

この家は長期優良工事の耐震等級3の家。
その基準を満たすために鉄筋量が多くなっています。

鉄筋を組んだ後はGIOの検査を受けました。





鉄筋が組み上がり型枠を組んだ後はコンクリートを打設します。
コンクリートは15センチの枠に入れるためある程度の粘性が必要です。
硬かったりすると枠を外した時に空洞が出来てしまったり
柔らかすぎると中の砂利などの骨材が均等にならなったりします。

納豆のようにある程度の粘性があると砂利などが均等に広がり
コンクリートの強度が安定します。





コンクリートが十分固まった後、型枠を外します。

次回は防蟻工事について書きます。







  

Posted by ナチュラルアスカ at 19:09Comments(0)

2015年12月11日

富士宮市淀師で「ナチュラルアスカの家」の完成現場 見学会を開催しました


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日の話ですが富士宮市淀師で「ナチュラルアスカの家」の完成現場
見学会を開催しました。

見学会の様子











この家は外観は当社の家ではアンティーク風ですが、内装はモダン風に
仕上がっています。

この家を見学されたお客様の感想は





















参考にしてください。




















  

2015年12月03日

今週末富士宮市淀師で完成現場見学会開催します。

こんばんはアスカ工務店遠藤です。

今週末に開催する富士宮市淀市の現場に行ってきました。



まだ玄関ドアは仮のままですね。
大きさは36坪+屋根裏部屋。外観はシンプルな総二階です。


玄関に入ると正面にニッチや収納があります。
正面の扉はスリッパ置場になっています。
右の扉はシューズクロークの入口です。




リビングに入りました。
まだ職人さんが家具の取付けなどをやっています


この家はリビングライニングだけで17帖あります。
ゆったり型の家です。




化粧の柱が何本もあります。
リビングと廊下の間仕切りを意味しデザイン柱も兼ねています。




リビングからキッチンを見ます。
分かりづらいですが、奥がパントリーになっています。
階段下を有効に使っています。






洗面所はお施主様奥様希望の大容量の
工夫された収納になっっています。引き出しに見える部分は収納というより
洗濯物置場になっています。






2階の廊下です。
洗濯物干し場と本棚になっています。
ここは日中は暖かい場所なのでお施主様は本でも読まれるのかな?




2階に扉付き階段があります。
屋根裏部屋につながっています。
収納場所ですが、お子さんにとっては隠れ家にもなりそうですね









今週の土日の5日6日にこの家の完成現場見学会を開催します。
ご興味ありましたらお気軽にお立ち寄りください。


富士宮市淀師完成現場見学会




















  

2015年12月02日

「これからの家に求められる大事な性能とは?」 基本スペック断熱編の5回目

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「これからの家に求められる大事な性能とは?」
基本スペック断熱編の5回目です。


前回までの話でセルローズファイバーの性能や特性、採用メリットなどを書いてきました。

今回はセルロースファイバーの製品性能だけでなく施工方法が断熱効果を
安定させているという事を書きます。

前回も載せましたがセルロースファイバーの施工の様子です。





袋詰めのセルロースファイバーをほぐし、吹き込み機で壁の中に充填します。
大事なのはこの作業を専門の施工業者がやるということです。

なぜこの部分を強調したいかというと一般的な断熱材「グラスウール」の
施工方法は専門の施工業者ではなく大工さんが施工します。

大工さんがタッカーというホチキスの大型の物を使ってグラスウールを止めます。



大工さんの専門は家の構造部分や内装の仕上げをすることです。
グラスウールなどの断熱材を充填することは内装壁を貼るためについでに
入れる作業になります。

その為、その施工精度により、現場ではいろいろな事が起こります。

1.


 壁の部分はグラスウールの本来の止め方ではないので、外壁の
 下地の部分が出てしまっています。



2.


 天井と内壁の取り合い部分です。ここはグラスウールで蓋をするように
 かぶせる必要があります。



3.


 木造住宅の構造上狭い隙間ができます。そこはグラスウールを詰めることは
 物理的に無理な場合もあります。



4.


 グラスウールは定尺の物を切って入れるので、切り方が短いとこのようになります。


5.


 この場合は、上の太い桁までグラスウールを伸ばす必要があります。
 明らかに施工ミスです。



ここで、誤解のないように言いますが大工さんが手抜きをしていると
言いたいのではありません。
大工さんは請け負った仕事を忠実に仕上げているだけです。

ただ、専門知識が無かったり、工務店側がその重要性を伝えてなかったり
グラスウールのカットがほんの少し短かった場合や本来グラスウールが
入らないので出来なかったりしてる場合が大半だと思います。

ただ、このような断熱材が十分壁内に充填できなかった場合はこの不良箇所から
確実に壁内結露が発生して断熱性能を落としたり最悪の場合は
壁内を腐らしてしまう場合もあります。




セルロースファイバーは専門業者が施工します。

彼らは断熱材の重要性や特性などを教育されてますので、自分たちの施工によって
将来この家がどうなってくかを熟知しています。

引き渡し後、この家はご家族が何十年と生活していきます。
当社は万が一のリスクを少しでも回避するために専門業者により施工される
セルロースファイバー断熱材を基本スペックとしています。




富士市北松野 ナチュラルアンティークに家








  

2015年12月01日

「これからの家に求められる大事な性能とは?」 基本スペック断熱編の4回目

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は「これからの家に求められる大事な性能とは?」
基本スペック断熱編の4回目です。


前回まではセルロースファイバーの特徴や採用するメリットを書いてきました。
今日はその施工方法や断熱効果について書こうと思います。

まずはこんなイラストから



アメリカの人気アニメ「おさるのジョージ」です。

今は高校生の私の息子も保育園時代大ファンでした。
母親から買ってもらったおさるのジョージのマグカップがお気に入りでした。
(つい最近私が洗った時ぶつけてかけさせてしまい今は使っていませんが。
残念 トホホです。)

おさるのジョージのアニメの一場面





なんと冬の寒さよけの為に「セルロースファイバー」を壁に充填しています。
(充填場所が外部ですが、実際は家の中の内壁側から入れます。)

なぜ、このような事を載せたかというと「セルロースファイバー」がアニメになるように
アメリカでは一般的な断熱材と言いたかったからです。


実際の施工はこんな感じです。







袋詰のセルロースファイバーをほぐして、吹込み機により壁の中に充填していきます。



2階の天井の上はこんな感じ。20センチほどの厚さに充填します。


セルロースファーバーの性能は

それではセルロースファイバーの性能はどうでしょう?
断熱材の性能は熱伝導率という数字で表されます。

熱伝導率とは熱の伝わりやすさを表しています。
ですからこの数値が小さければ小さいほど熱は伝わりにくい(断熱性が高い)
と言えます。



この表には住宅に一般的に使われる断熱材の熱伝導率です。
セルロースファイバーは0.038W/mk。
グラスウールなど他の断熱材に比べて熱伝導率が小さい(熱が伝わりにくい)ので
断熱性が高いです。

ここで、セルロースファイバーを採用するメリットをおさらいしたいと思います。
前回のブログより


1.ホウ酸効果により防火性能がある。

2.ホウ酸効果により防虫効果がある。

3.新聞紙のチップが原料の為、調湿効果がありお部屋の余分な湿気を取る。

4.セルロースの充填密度により遮音効果がある。

5.なんといっても断熱効果が高い。


です。

でも施工上のメリットもあります。
それは次回にします。

もしかしたらこれが一番大事かも。



富士市中里ナチュラルアンティークの家(二世帯)