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2014年05月30日

サイディングの欠点3(何十年か先のメンテナンスに備える)

こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

先週、今週とサイディングの欠点の話をしてきましたが
今日はその最後です。


今日は当社の宣伝にも聞こえるかもしれないので、気になるようなら
読み進めるのをやめてください。

サイディングは今、日本の住宅の中ではかなりの普及率で使用されています。
(どれぐらい使われているか数字では知りませんが)

街のサイディングの壁の家は多いと思います。
特にアパートなどもそうですね。

で私が、なぜサイディングの家の欠点について書こうかと思ったかというと
過去、自分の家でサイディングを使って大変な目にあっているからです。

と言っても30年ぐらい前なので父が私が結婚して嫁さんを連れて来れるように
離れを建ててくれた時です。

その家が、鉄骨のサイディングの家でした。

当時のサイディングはほんとに質が良くなかったです。
前回、前々回で書いたように劣化にて暴れまくり、下地の木まで
浮かしてダメにしてしまい。雨水は家の中に入り放題でした。

当時、建ててくれた工務店にも事情を説明しましたが、最初は来てくれましたが
あまりに暴れ方がひどいので、そのうちなしのつぶてになりました。
(当時の証拠写真撮っておけばよかったな。)





これはサンプル画像です。サイディングのつなぎ目がよくわかります。


そんなこともあり、自分の建てる家はサイディングはなるべく使いたくはなかったのですが
当時は他にはモルタル左官仕上げなどしかなく、モルタルはモルタルで
ひび割れもしやすかったので、いろいろ思いながらもサイディングを採用してました。

(当時のお施主さんたちには当然、塗り替えとコーキング交換を推奨してます)


そのうち、8年前に今当社で採用しているオーパスのダブル断熱に出会いました。
この工法はサイディングなどパネル式ではなく、ESPという外張断熱にメッシュを
塗りこんでいくという、画期的な工法でした。




太陽の紫外線や雨などにコーキング材が直接さらされるサイディングの工法と違い
コーキングを窓や軒天などに最初に打ち防水してその後、柔軟性のある下地材を
先ほど言ったようにメッシュで塗りこんでいくので、コーキングが外部に露出することが
ありません。

その為、コーキングが太陽や雨にさらされることがないのです。



サディングのようにつなぎ目がありませんし、コーキングも露出していません。






窓周りもコーキングが露出しない

だいたいサイディングの家は10年サイクルで塗り替え、コーキングの劣化が激しい場合
交換が必要になります。

その費用だけでも、塗装工事以外に20万、30万とかかる場合もあります。


家のメンテナンス費用は最初は大事だと思って積立などしていても
いざ、工事が必要な時にちょうどお金がかかる子供の塾代や進学と重なるものです。

ですからなるべく、メンテナンス費用が掛かりにくい建材を選ぶ必要があると思います。

何十年か先の自分たちの家の劣化、可変についても考えて家を選ぶ必要がありますね。












  

Posted by ナチュラルアスカ at 15:53Comments(0)家の劣化メンテナンスの話

2014年05月25日

サイディングの欠点2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

前回外壁材、サイディングのの欠点についての話をしました。
今日はその2回目です。


ただ、誤解してもらいたくないのは、前回でも言いましたが、「この外壁材にはぜったい欠点がない」という
完璧な建材はないという事です。

これさえ使えば絶対は大丈夫はありえない。
太陽の紫外線が確実に家の劣化を進めていきます。

ただ、その時期やメカニズムを知り適切なメンテナンスをすることによって、家を長持ちさせたり
快適に保ったり、地震に抵抗したりします。

特に、地震対しては、過去の淡路大震災が、木造住宅の倒壊が多かったという事を
言われてますが、そのほとんどは古くて現在の耐震基準に合っていなかったか、
構造的な結露による構造材の腐食、メンテナンス不足、メンテナンスをやっていなかった為の
漏水による構造材の腐食もあったのではないかと思う。


まずはサイディングの欠点2は、サイディング本体の欠点。

サイディングは前回も言いましたが、木質系、繊維系など窯業系があります。
(金属系もありますが今回は窯業系でいきます。)

この窯業系は、新品の時にはコーティングがしてありしっかり守られています。
ここも一つポイントなんだけど、表はコーティングしてあるけど裏はさほどしてない。

このコーティングの保証期間はメーカーによって2年だったり5年だったり、10年だったりしてます。
詳しくはサイディングメーカーのホームページで調べてください。

年数はいいのですが、最低でも住宅ローンを完済する35年以上は持たせたいのに
メーカーの保証期間はせいぜいそんな期間です。

では後は、どうしたらいいのかというと、お施主さんたちの個々のメンテナンスが
必要になります。

でもそれをやっていないと、当然サイディングは紫外線による劣化、前回のような
コーキング劣化などによって漏水になったり、サイディングに大きなそりが生じたりします。

劣化のサインはまずはチョーキング現象

写真のように手で触ると白くチョークのように付きます。
これは表面のコーティング剤が紫外線と雨で流れてしまい、中のカラーの部分の
塗料が露出したじょうたいです。





この状態をほっておくと、水がどんどんサイディングに浸透します。

前回のおさらいのコーキングの劣化と反りによる
コーキングやサイディングの割れ





(反ると釘が浮いてくる)




そして寒暖の温度差でも反りやすいし、先程も言いましたが、サイディングの裏は
さほど塗装してないので、漏水により水分を含んでサイディングは伸びたりちじんだりして
反ったり、浮いたりしていまいます。

伸びたりちじんだりすると釘やビスは伸びたりしないのでだんだん浮いてきてしまい、
最後は壁への保持力がなくなります。

地震で剥離する恐れもあります。

こうなってしまったら、ビスによる、補強も応急処置としてはいいのですが、
一度、保持力を失うと後、何年もつかの話になってしまいます。

そうなったら後は全体を張替しかないかな。








  

Posted by ナチュラルアスカ at 17:41Comments(0)家のリフォーム、リノベーション

2014年05月21日

サイディングの欠点1?

こんにちはアスカ工務店遠藤です。


最近、外壁の塗装工事を頼まれました。

工事前



築年数は約20年ぐらい、外壁材はサイディングと言って一般的な外壁材です。
サイディングは窯業系と金属系などがありますが、ご依頼いただいたのは窯業系です。

この家の状態を見ていて私がはるか昔に書いたブログを思い出しました。
それはサイディングの欠点についてです。

一般的によくつかわれているサイディングですが、大きな欠点が二つあります。

一つ目はサイディングとサイディングを繋いでいるコーキングの劣化と
二つ目はサイディング本体の劣化です。


ただどんな建材も何かしらの欠点があると思いますが、サイディングの欠点は
しっかりメンテナンスをしないと顕著に出てしまいます。


1.コーキングの劣化

まず、サイディングは板同士の合わせ目や窓などの開口部にはコーキングという
ボンドのような糊のような、柔らかいつなぎを充てんします。

コーキング(この現場は当社の物なのでサイディングではないですがコーキング材は同じです)





で、このコーキングは打たれてからずっと露出状態になります。
そうすると紫外線とかでだんだん劣化が進んでいきます。
特に北面以外の南、西、東は太陽にあたる時間が長いので劣化が進みやすいです。



10年以内にメンテナンスの塗装をかければいいのですが、それを怠るとどんどん劣化が進み
コーキング自体がひび割れてきてしまいます。





コーキングにひびが入いるとそこから雨などの水がどんどん家の中に入ってきます。
入った水はだんだん中の材木などを腐らしてしまいます。

10年ぐらいならサイディングの板はまだ劣化はそんなに進んでいませんが
コーキングは粘性がなくなってしまうので打ち直しが必要になります。

コーキングの劣化によるひび割れがサイディングの欠点1です。


サイディング欠点2は次回にします。
















  

Posted by ナチュラルアスカ at 21:19Comments(0)連絡事項

2014年05月19日

日本のエネルギー自給率が6%



こんにちはアスカ工務店遠藤です。


今日の産経新聞一面を見ていたら気になる記事が載っていたので書いてみようかな?
と思いました。




新聞の内容は震災後原子力発電所が再稼働されづに止まり続け、日本のエネルギー自給率が
震災前の19.9%から6%に落ち込んでしまったという経済産業省の「エネルギー白書」の内容の
一部を載せたものです。

あまり興味がないと読み飛ばしてしまいそうですが、この内容はとても重要な事だと思います。

これからますますエネルギーの価格が上がる可能性があるという事。

特にガソリンや天然ガス、それらに影響される電気代など。
新聞を読み進めていくと震災前に比べ電気代が家庭向けで2割、企業向けで3割上昇するという事も
書いてありました。

(でも反面最近の節電ブームで電力消費量が8%減少したという事ですが。)

これを自分の仕事である建築に関することで問題を考えていくと、これからの家は
確実に省エネ住宅ではならないという事だと思います。

(エネルギーに頼らなくても一定の室温を維持できる家)

一次エネルギー消費をできるだけ減らした家が必要になります。
もちろん部屋の環境の快適さは維持しての話ですが。

という事は断熱性の悪い、スカスカ、ペラペラの家に住むことは
大変なリスクを伴う事になると思います。

今はまだいいですが、これからエネルギーの価格が上がっていき
生活費の中での比重が大きくなったらとうてい現在のエネルギー消費の家は
維持できなくなるかもしれません。

家の性能の温熱性能の良し悪しはこれから先の生活水準にも影響されると
思います。



高性能断熱材セルロースファイバー





  

Posted by ナチュラルアスカ at 09:34Comments(0)省エネ住宅って何?

2014年05月18日

中古住宅を選びリノベーションして長く住むという選択


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

新築ではなく中古住宅を選びリノベーションして長く住むという選択




少し前ではあまりお客様たちのご要望には入ってこなかったのですが
最近では中古住宅を買ってリーフォーム又はリノベーションして
住みたいという方が数か多くないですがいます。

土地から家を一軒建てるというとどうしても普段の生活に多少負担になる。
でも低価格の建売住宅は自分たちに合わない。

であれば、お手頃の中古住宅があれば買って、自分なりにリフォームした方が
いいという考えだと思います。


ただ、中古住宅を選ぶためにはメリットとデメリットをよく理解してから
選ぶ必要があります。
そして、何よりも適正な物件。


中古住宅を選ぶメリットは

1.資金的な負担が軽い:購入価格が安い分、当然、住宅ローンの負担が少ない。

2.土地の価格で家がついてくる。
 (築20年以上の家は価値がないという日本の基準による。)

3.建売等と違い中古住宅を購入しリフォームをすることで自分たちの
 生活スタイルに合った住まいで暮らすことができます。

4.中古住宅の場合、どのような状態なのか、不具合があったのか
 なかったのかを生で見てから購入することができる。

5.不動産価値が上がるのは難しいが下がりにくい。



中古住宅を選ぶデメリットは

1.古いので家本来の性能が分かりにくい。(耐震、躯体の劣化、断熱性)

2.設備等の耐久年数が分かりにくい。(給排水、電気、ガス等)

3.自分たちに合った間取りの制約が出る。

4.どれぐらいのリフォームが必要か分かりづらい。(価格、規模)

5.住宅ローンを組む場合の金融機関の承認が物件価値により決まる。


というのは簡単なんですが、結局のところ、場所、価格、築年数、検査、現状の把握
リフォーム又はリノベーションの計画の適正化。  などなど

クリアーしなければならないことが多すぎる。

後は、リフォーム前物件を選ぶかリフォーム後物件を選ぶかですね。


又、機会があったらこの件書きます。



  

Posted by ナチュラルアスカ at 13:53Comments(0)

2014年05月17日

セルロースファイバー採用


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

富士市神戸の現場では内断熱のセルロースファイバーを充てんしました。







セルロースは最近かなり知ってる人も多く、説明も不要のようですが、
知らない人にとっては

「なんの、こっちゃ」
みたいなことろですね。

自分も良く、当社に来ていただいた方には説明はするけど要は新聞紙のチップ材が
原料でそれにホウ酸を混ぜて防火構造にして新聞紙の吸水効果で部屋の湿度を
一定に保ったり、結露防止になったりと断熱効果の他の付加価値が多いので
当社でも採用しています。

ただ、断熱材も最近種類が多くなり、性能も良くなっています。
だから、自分的には断熱材は何を採用してもいいと思います。

セルロースも断熱材としてはかなり高性能でいいですが、値段が高いという
欠点もあります。(最近は結構普及してきたので少しは値段が下がったかな?)

でも気になることは住む人たちが、断熱材の価値や効果、それからありえる
温度差などの部屋の環境を気にしないで、一生住む家を決めていることです。

断熱材は一回施工してしまえば一生変えられない所です。
その効果を業者さんによく説明してもらって納得してから採用したほうがいいですね。


と言ってもなかなか断熱材の効果など分かりにくいですね。

最近、それを見えるようにしようと思っています。
断熱材の分かりやすい効果は省エネです。

今、家の燃費も車と同じようにわかればいいなと思い計算しています。










  

Posted by ナチュラルアスカ at 15:16Comments(0)今日も現場は進行中

2014年05月16日

家づくりのお金の使い方はメリハリが重要


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日の話ですが、「資金計画セミナー」開催しました。


最近思うけど、家づくりをしている方たちがすごくお金に関してシビアに
なっているように感じます。

家は高額なのでもちろん、慎重にはならざるおえないとは思いますが
それを差し引いてもお金にはシビアかな。(安く上げようとしてる)

でも家づくりにかかるお金は全て安く抑えようとするのは多少
問題あるかなと思います。

当然安い家は耐震性や劣化性や断熱性に劣っている。
特に断熱性にお金をかけないとこれから何十年間と住むにあたって
電気代などランニングコストがかかり過ぎ、トータル的には損していたり

寒い部屋で風邪にかかりやすくて医療費がかかったり、
快適でなくてイライラして家族がうまくいかなかったりするような気がします。

慣れればいいですが、自分としては快適な環境を経験しているので
湿気が多く、寒い環境には慣れたくないです。

いずれにせよ、性能が悪そうな建売住宅やローコスト住宅しか買えない人は別として
どこにお金をしっかり使って家づくりの基礎にするかは大事だと思う。

勉強会に来ていただいたお客様の感想











  

Posted by ナチュラルアスカ at 10:52Comments(0)勉強会

2014年05月15日

富士地区の小学生のサッカーチームの試合の応援会に参加しました


こんにちはアスカ工務店遠藤です。

久々のブログ更新です。

今、当社ホームページの内容を変えていく作業をしています。

最近ご要望が多い、中古住宅再生の事も少しづつですが載せていく予定です。

いろいろな事をいっぺんに考える事ができない性格なので、今そちらに頭が行き
ブログ更新がご無沙汰になってしまっていました。


今日のお話は

すっかり初夏の陽気ですが皆さんお元気ですか?
先日、富士地区の小学生のサッカーチームの試合の応援会に参加しました。






私は自分の子供たちは息子も娘もすでに高校生と大学生になっているので
あまり小学生のサッカー試合など見る機会ありません。
仕事の都合もありあまり長く見ている時間も短かったですが、とても新鮮で
楽しかったです。

特に子供の試合という事でお母さん、お父さんがかなり真剣に応援してました。

私の息子は剣道をやっていて中学生の時には何回か見に行きました。
応援をしているお母さん、お父さんを見てあのころの自分の気持ちになれ
少し興奮しました。

地域の特に子供のイベントへの参加はいいものですね。
子供たちの活躍を見るのももちろんですが、自分自身もリフレッシュ
されました。何かの機会があったら又参加させていただこうと思います。


  

Posted by ナチュラルアスカ at 10:11Comments(0)イベント